女子ゴルフ・渋野日向子(20)の「シンデレラストーリー」に、反響が広がっている。メジャー最終戦・AIG全英女子オープンを制した際に身につけていたウェアの提供元には、5日になって問い合わせが相次ぎ、一部が完売した。

 ウェアを提供したのは、若者に人気があるセレクトショップのビームス(本社・東京都)。「ビームスゴルフ」は2011年にスタートしたブランドで、渋野とは今年5月から契約している。

 今回の大会に向け、ビームス側で「すてきな笑顔と明るいキャラクターに合わせてスタイリングをした」(広報担当者)。春夏コレクションからトップス、パンツ、ソックスを様々に提案。その中から渋野が今大会4日間の組み合わせを選んだ。

 ログイン前の続き白地にロゴなどが入った最終日に着用していたポロシャツは、5日朝になって店舗に問い合わせが殺到。午後までに完売になり、再入荷の予定はないという。

 設楽洋社長は「優勝おめでとうございます。技術の素晴らしさはもちろんですが、彼女の極上の笑顔とお客様に対するホスピタリティーは我々ビームス全スタッフの鑑(かがみ)です。ありがとう!」と広報を通じてコメントを寄せた。