© 産経新聞社 ホンダがダブル表彰台!フェルスタッペン2勝目&クビアト3位/ドイツGP
F1世界選手権第11戦ドイツGP決勝(28日、ホッケンハイムリンク=1周4・574キロ×64周)レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(21)=オランダ=が、第9戦オーストリアGP以来となる今季2勝目、通算7勝目を挙げた。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアト(25)=ロシア=が3位に入り、ホンダ勢がダブル表彰台を飾った。トロロッソのアレクサンダー・アルボン(23)=タイ=が6位、レッドブルのピエール・ガスリー(23)=フランス=は14位だった。
今季初となった雨のレースで、フェルスタッペンが魅せた。2番手スタートも失敗し、4番手に順位を落としたが、粘り強くレースを続けた。フェラーリのシャルル・ルクレール(21)=モナコ=がクラッシュし、セーフティーが導入されると、素早くピットイン。首位だったメルセデスのルイス・ハミルトン(34)=英国=がコースオフし、ノーズ交換に手間取る間に先頭に立つと、追撃を振り切った。
トロロッソ勢も大健闘だった。予選はクビアトが14番手、アルボンが17番手に沈んだが、天候が目まぐるしく変わった決勝では安定した走りを披露。ここまで10戦9勝と無敵だったメルセデス勢がミスを連発する中、クビアトが表彰台に立ち、大波乱のレースで最高の結果を残した。