GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

森と水の旅

2007-07-01 | 徒然なること

こう暑いと森に行きたくなる。   暑くなくても、年がら年中、いつも森に行きたいのですが・・・

今朝、寝起きでぼ~っとしながら「珍しく新聞でも読むか・・・」と新聞に手を伸ばしたところ、月1で発行されてる「日経マガジン」の表紙に目がとまった。   

「森と水の旅特集」   おぉ~、素晴らしい特集

ほとんどのページが深い緑と、川の涼しげなせせらぎの写真で埋め尽くされている。  眺めてるだけでα波が出てきそう    信州あたりの森がたくさん載っている様子。

 

私の心のふるさとである、祖母の街の気候は、信州に似ている。  県北の高原地帯

だから学生時代、初めて追分を訪ねたときから信州には心惹かれます   信州の追分あたり、野辺山あたりも、心のふるさとです。

小海線って、好きだなぁ  こんなかわいい名前の路線、他にあるのかな・・・

 

追分といえば、立原道造。

学生時代に立原道造の詩に出会って、1冊の詩集をたびたびめくり、そのうちの1篇の詩を暗誦できるまで覚えたことがある。  でも、今、その詩の題名すら思い出せない 

今度、図書館で借りてこよう。  どんな気持ちで、自分がその詩を詠んでいたか、思い出せるでしょうか・・・

 

信州とは関係ないのですが、森といえば、この映画。(日経マガジンにも載っている)

 

「風の又三郎」 ( 1989年『風の又三郎 ガラスのマント』 )  

又三郎が風になって、空をかけめぐるという場面・・・ だったと思うのですが、又三郎の目線で (上空から) 広いひろ~い、どこまでも広い、緑の草原の上空をひたすら駆けていく場面だけは、本当にはっきり覚えてる

スクリーンで観ておいてよかった、と今しみじみ、思うのです。  

又三郎役の少年、透明感にあふれるたたずまいで、本物の又三郎みたいだった。  ガラスのマントをはおっているようで・・・

 

「となりのトトロ」 これはビデオをもう何回観たか。 (子どもが1歳の頃にビデオを買って、常にふたりで観ています)   ネコバスで五月がメイをさがして、空を駆け回るのは又三郎のシーンと重なる。 

 

河瀬直美監督の 「殯の森」 

むせかえるような深い森が見られそうなので、ぜひともスクリーンで観たい。   とても魅かれるのです   

きっと、10年後20年後あたりに、「あぁ、スクリーンで観ておいてよかった」と思うだろうな

 

    

 http://www.mogarinomori.com/

 

森だとか里山だとかの風景の写真を見ていつも思うのは、遠くの山は青々としている。  緑ではなくて本当に蒼い色。    祖母の家の裏手の窓から眺める景色もそうです。

遠くの山々は、うっそうと蒼く、目の前は一面の、軽やかな緑。   

深いブルーと明るいグリーンは一番心にしみる、癒しの色だと思った今日なのでした

 

                

コメント (4)