こう暑いと森に行きたくなる。 暑くなくても、年がら年中、いつも森に行きたいのですが・・・
今朝、寝起きでぼ~っとしながら「珍しく新聞でも読むか・・・」と新聞に手を伸ばしたところ、月1で発行されてる「日経マガジン」の表紙に目がとまった。
「森と水の旅特集」 おぉ~、素晴らしい特集
ほとんどのページが深い緑と、川の涼しげなせせらぎの写真で埋め尽くされている。 眺めてるだけでα波が出てきそう 信州あたりの森がたくさん載っている様子。
私の心のふるさとである、祖母の街の気候は、信州に似ている。 県北の高原地帯
だから学生時代、初めて追分を訪ねたときから信州には心惹かれます 信州の追分あたり、野辺山あたりも、心のふるさとです。
小海線って、好きだなぁ こんなかわいい名前の路線、他にあるのかな・・・
追分といえば、立原道造。
学生時代に立原道造の詩に出会って、1冊の詩集をたびたびめくり、そのうちの1篇の詩を暗誦できるまで覚えたことがある。 でも、今、その詩の題名すら思い出せない
今度、図書館で借りてこよう。 どんな気持ちで、自分がその詩を詠んでいたか、思い出せるでしょうか・・・
信州とは関係ないのですが、森といえば、この映画。(日経マガジンにも載っている)
「風の又三郎」 ( 1989年『風の又三郎 ガラスのマント』 )
又三郎が風になって、空をかけめぐるという場面・・・ だったと思うのですが、又三郎の目線で (上空から) 広いひろ~い、どこまでも広い、緑の草原の上空をひたすら駆けていく場面だけは、本当にはっきり覚えてる
スクリーンで観ておいてよかった、と今しみじみ、思うのです。
又三郎役の少年、透明感にあふれるたたずまいで、本物の又三郎みたいだった。 ガラスのマントをはおっているようで・・・
「となりのトトロ」 これはビデオをもう何回観たか。 (子どもが1歳の頃にビデオを買って、常にふたりで観ています) ネコバスで五月がメイをさがして、空を駆け回るのは又三郎のシーンと重なる。
河瀬直美監督の 「殯の森」
むせかえるような深い森が見られそうなので、ぜひともスクリーンで観たい。 とても魅かれるのです
きっと、10年後20年後あたりに、「あぁ、スクリーンで観ておいてよかった」と思うだろうな
http://www.mogarinomori.com/
森だとか里山だとかの風景の写真を見ていつも思うのは、遠くの山は青々としている。 緑ではなくて本当に蒼い色。 祖母の家の裏手の窓から眺める景色もそうです。
遠くの山々は、うっそうと蒼く、目の前は一面の、軽やかな緑。
深いブルーと明るいグリーンは一番心にしみる、癒しの色だと思った今日なのでした