GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

今日気づいたこと

2007-07-05 | 徒然なること

      今朝、久しぶりの爽やかな空のもと、ポインセチアの葉っぱもきらきら

 

晩ご飯のあと、子どもが、DSを一生懸命やっている顔があんまり面白くて、お腹が痛くなるほど、笑ってしまった。

はしが転がってもおかしい年頃って感じで、子どもの眉間にしわがきゅっと寄るたびに、「ちょっと~、お願いだからやめてください~」と言いながら、げらげら笑ってしまう。

なんで、こんなに笑ってんの・・?自分。   ちょっと考えてみる。

人ってとても、単純なものなんだなぁ。

  

今日お昼に友達と会って、思いもよらぬことを話してしまった。   

聞いてもらうにしても、これは、かなり話し込んできた頃に、終盤に、もってくる話だろう・・・ってことをいきなり、喋り始めてしまった自分に戸惑いつつ、訥々と喋り続けている。

パスタに全く手をつけず、喋り続けてしまった

友達も、私には思いもよらぬことを話してくれながら、私の話をじっくり聞いてくれた

 

このことで、心のどこか一部分のつまりがとれたのですねぇ

それで、さっき、子どもがゲームをしながら、眉間にしわを寄せただけで、ずーっと笑い転げていたのかぁ。

 

もちろん、ほんの数時間の中で、あらいざらい、なにもかもを聞いてもらえたわけではないけれど、ほんの少しでも、何かをはきだしてしまうことで、なにかどこかがふっとゆるんで軽くなる

今日のちょっとした発見です

 

なんだか、もっと、書きたいことがあるような気がするのですが、とても充実した1日を過ごしたせいか、心地よい眠気におそわれており・・・

 

また明日からがんばろう

明日も晴れるようですね 

                   

          今朝、8時の青空

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冷蔵庫にパイナップルパイ

2007-07-04 | 絵本読み聞かせなど

    ひまわりの黄色は元気になれる

 

この2週間ほど、お香をきらしておりまして、何かものたりない日々を過ごしていました。  やっと今日、2種類ほど購入。  のほほんと、くつろいでいます。

 

   茉莉花(ジャスミン)を買いました

http://www.rakuten.ne.jp/gold/kohgallery/

イニシアシオン

 http://www.esteban.co.jp/ 

こんなに種類豊富で、選ぶのが楽しい。  今日はグリーンティを

 

「かゆらぎ」のジャスミンの香りは以前、一度購入したことがあるのですが、ESTEBANの「グリーンティ」は初めて。

今日はグリーンティを焚いてみた。

あったかいお風呂につかっているような香り・・・ 思わず、うとうと・・・

ジャスミンもグリーンティもどちらも、バスクリンっぽい。  お風呂あがりに、はぁ~っとひと息ついて、うとうと眠くなっていく感じで、心地よいです。

生活に心地よい香りは欠かせないですねぇ

 

 

言葉は、慎重に丁寧につかわなければ・・ と、ここ数日、痛感しています。

そのことに直結するわけではないですが・・・

美しい日本語とは?ということで、学生時代に学んでいた漢詩の、日本語訳の本を本棚の奥の奥のずっと奥から引っぱり出し、読み始めてみる。

が、あまり、頭に入ってこない・・・  今日の気分は漢詩ではなかったようです。  

これはまた後日じっくりと・・・

 

そして、この本を引っ張り出したときに、一緒に出てきコミックをぱらぱらっとめくってみた。

「ぷぷぷっ」と思わずふきだしてしまった。

学校から帰って来た子どもと一緒に、読み始めてしまい、ふたりとも「くすくす」笑う

 

ショートコメディですが、ときどき、素敵な言葉もちょこちょこっと出てきて・・・  まぁ、たまには漫画もいいものです・・よね

冷蔵庫にパイナップル・パイ (1)
冷蔵庫にパイナップル・パイ (1) 岩館 真理子

集英社 1990-08

 

 

         

        しとしと雨がつづきますが、こちらはすくすくと・・・朝顔、元気です!

            タフな生命力を感じる毎日です

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真摯なことばで

2007-07-03 | マンドリンのことなど

 

6月29日に「マンドリンの音色」という記事を書いたのですが、その翌日から、実は、自分が軽率な言葉と態度で、綴ってしまった・・・と後悔と恥ずかしさが日々、つのっていました。

そして、昨日、今もいろんな団体で演奏活動を続けている素晴らしい演奏家の友人から、メールをもらったのです。

「楽器を手放して本当に後悔しませんか?」と、優しい気遣いの言葉。

そのときに、思いました。

自分が楽器を寄贈しようと決めるまでの経緯(心のうごき)を きちんと、真摯な気持ちで、書いておこうと思ったのでした。

 

マンドリンを初めて手にした頃、大学1・2年の頃は、親戚の家にお世話になっており、1日中、自由に存分に、大音量で練習したものでした。

先生につき、月2回ほどのレッスンにも通って、毎日毎日、基礎練習に励んでいました。

でも、3年になる頃には、大学の近くで一人暮らしを始めた。   そうなると、自分の部屋では楽器を弾くなんてことは、当然できず、練習できる場所は、学内の部室か開いている教室。

人のいない時間にしか弾けないので、自己練習の時間が、とたんに限られたものになりました。

 

今、思えば、休日でも、許可を得れば、部室を利用できたのかもしれないのですが、当時はそれを思いつかず、「休日、どうしよう・・・合奏までにもっともっと、弾きこみたいな・・・」 と、近所の公園をふらふらと、人のいない場所をさがしては、ベンチで弾いたりして・・・  気がつくと、手が砂でざらざらしていたり、虫が寄ってきたり。

何より、楽器が傷みそうで心配でした。  寒風や直射日光。

時間も周りの環境も気兼ねなく、存分にこころゆくまで、練習できたらなぁ、と、いつも思っていたような気がします。

 

社会人になったとき、とうとう楽器を弾く場所がなくなった (部室にはもう行くことはできないので) な・・と思いつつも、その頃は、会社生活に慣れるのに必死で、マンドリンのことはいつしか、心の中から消えていました。

でも、楽器を手放すことは全く考えたこともなく、引っ越す先々、つねに大事に手元においていました。

あっという間に、10数年が過ぎ、主婦になり、ちょっと時間ができた頃、無性に弾きたくなりました。

きちんと団体に参加して、合奏をしたくて、練習日程に無理のない、主婦のサークルに入りました。

 

大学卒業以来の合奏は、楽しかった。  でも、自宅での自己練習ができない環境での合奏参加は、回を追うごとに複雑な気持ちになりました。

私は今現在も、借り上げ社宅住まいで、自宅で楽器を音を響かせることはできないのです。

自宅でできる練習・・ 左手の動きを何度も繰り返して、覚える・楽譜を暗譜する、音を響かせないようにして、ちいさな音でトレモロなしの練習くらいならできた。

そんな練習だけで、合奏に臨んでも、納得のいく音なんて出せない。

合奏を楽しむことが、できなくなりました。

あっさり、やめてしまった。  「子どもの幼稚園の役員で忙しくなったので、申し訳ありません・・」 と半分うそをついてしまった

 

それからまた、あっという間に3年近く過ぎた頃、何の気なしに訪ねたある団体のHPで、2006年夏の演奏会のCDを購入したことがきっかけで、またマンドリン、弾きたい・・今度は無理せず、何とかできないものかな・・と思うようになった。

 

とにかく、まずは、楽器をメンテナンスに出そう。  

そのときは、再び、自分が弾く気持ち満々で、はりきってメンテナンスに出しました。

メンテナンスに出している間に、いろいろと考えてみました。

 

自宅で音が出せないんだったら・・・ じゃ、やっぱりまた、公園。   あんまり親子連れのいない公園、探せば、あるんじゃない?  あ、親子連れならもし、いても、うるさいなんて言われないよね・・  で、そこで、存分に音を響かせて練習して、自宅では、音を出さない練習で・・・ 

やってみたら、案外いけるかも。

今度は団体に所属するのではなく、個人レッスンだ。

でも、今は、子どもの学校のことでちょっと時間はとれないな・・

時間がとれるようになったときには、そのときは、できるだけ近所の個人レッスンできるところをさがして、なんとかやってみよう。

 

そんなことを考えていました。

 

 

そして、先週の金曜日、楽器を受け取りに行きました。

自宅に着いて、楽器を手に取り、「あぁ、楽器がつやつやしてる。  弦も張り替えてもらって、生き返ったねぇ」 と、しばらく、じっと楽器をみつめてました。

ちょっと音もならしてみました。  いい音・・・

 

そのとき、思ったのです。

「私、時間ができたら、個人レッスンを・・って思ってたけど・・・

時間ができるっていつだろう?

また、3年5年10年、あっという間に過ぎてしまうんじゃない?

夏はむしむしして湿度が高く、冬は結露がひどくて湿気だらけのこの家で、「楽器、大丈夫かな」って心配しながら、またあっという間に何年も過ぎてしまうんじゃない?」

 

 

ここまで読んでくれた方、なんらかの楽器を弾いている方、みなさんこう思われると思います。

「結局、練習する環境がととのってないって、環境のせいにしてるだけで、真剣にやる気が無いんでしょ。  時間も環境も、自分のやる気さえあれば、どうにでもなるのに。   いいわけばっかりしている」

そんなふうに思われるのではないでしょうか・・・

 

私もここまで書いてきて、そうなのかも・・と、思ってしまいました。

話をどうまとめていいか、分からなくなってしまいましたが・・・

 

 

そう、メンテナンスを終えて、戻ってきた楽器を手にしたときに、私が強く思ったことは・・・

 

今すぐ、この楽器を弾かなければ!  存分に音を響かせてあげないといけない。 

それをするのは、私じゃなくても、全然構わない。

とにかく、今すぐ、この楽器は弾いてもらわなくてはいけない。

心ゆくまで、存分に、この楽器の音を響かせるのにふさわしい場所に、楽器を大切に弾き続けてくれる人たちがいる場所に、この楽器を持って行くべきなんだ。   今すぐに。

 

 

長々と書いてきましたが、これが、私が、私の母校である広島の高校のマンドリンクラブに、自分の楽器を寄贈することに決めた、経緯なのです。

 

真摯な気持ちで、書いてきましたが、どうでしょうか・・・   長すぎましたね。すみません・・・

 

 7月7日(土)のエルマノマンドリンオーケストラ 東京公演  楽しみです

           

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月曜日はのんびりスタート

2007-07-02 | 徒然なること

月曜日はエンジンがかかるのがゆっくりです。   ここ数日、蒸し暑いですね・・  ふぅ

毎週同じ言葉から始まっているような気がする

 

玄関に飾るポスターがほしくて、さがしていたのですが、やっぱりshinzi katohにたどりついてしまった。  う~ん 他にもたくさんあって、迷う   いつもどこかしらに、ちらほらと動物たちがいて、かわいいんだよねぇ   どれにしようかな・・    決められないね

 

 

 

 http://www.shinzikatoh.com/

 

 

昨日、思い出した立原道造の詩集は、まだ借りていないのですが、この3月に卒業していった6年生の子どもたちに、読み聞かせをした詩をふと、思い出しました。

吉野弘詩集
吉野弘詩集 吉野 弘 (文庫 - 1999/4)

吉野弘さんの「奈々子に」。   長女、奈々子さんのことを詠んだ詩。

 

「自分を大切に思ってくれている人が、自分に語りかけていると思いながら聴いてみてください」と前置きをして、読み始めた。

6年生くらいの年の子どもたちを前にすると、かなりの緊張。  「でも、これ、本当にいい詩だから、聴いてもらいたい」 と、思い入れたっぷりに読んだ。  

 

なんだか、一人芝居でもしてる気分。  詩の朗読なんて、身の程知らずだったのかも・・・ね  

 

       「奈々子に」

          (中略)

       唐突だが  

       奈々子

       お父さんは  お前に

       多くを期待しないだろう。

       人が他からの期待に応えようとして

       どんなに

       自分を駄目にしてしまうか

       お父さんははっきり

       知ってしまったから。  

       お父さんが

       お前にあげたいものは

       健康と

       自分を愛する心だ。

          (中略)

       お前にあげたいものは

       香りのよい健康と

       かちとるにむづかしく

       はぐくむにむづかしい

       自分を愛する心だ。

 

省略して書いてしまって、また、まぬけな感じなのですが、子どもたちに読んだとき、前のめりになりそうなくらい、力を込めた箇所なのでした 

聴いてくれた子ども達の心に、なにか、少しでも、残ってくれているといいです

 

こうやって、好きなものを眺めたり、読んだりしてると、ちょっとずつ、エンジンかかってきたかも   

では晩ご飯、さくさく作りますか

 

     

バラの季節はすぎたのですが・・・ ちらほらと、残っている花があり。

昨日の夕方、公園内のバラ園で、ちょっと苦労して(柵を乗り越えてしまった・・)撮った1枚

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森と水の旅

2007-07-01 | 徒然なること

こう暑いと森に行きたくなる。   暑くなくても、年がら年中、いつも森に行きたいのですが・・・

今朝、寝起きでぼ~っとしながら「珍しく新聞でも読むか・・・」と新聞に手を伸ばしたところ、月1で発行されてる「日経マガジン」の表紙に目がとまった。   

「森と水の旅特集」   おぉ~、素晴らしい特集

ほとんどのページが深い緑と、川の涼しげなせせらぎの写真で埋め尽くされている。  眺めてるだけでα波が出てきそう    信州あたりの森がたくさん載っている様子。

 

私の心のふるさとである、祖母の街の気候は、信州に似ている。  県北の高原地帯

だから学生時代、初めて追分を訪ねたときから信州には心惹かれます   信州の追分あたり、野辺山あたりも、心のふるさとです。

小海線って、好きだなぁ  こんなかわいい名前の路線、他にあるのかな・・・

 

追分といえば、立原道造。

学生時代に立原道造の詩に出会って、1冊の詩集をたびたびめくり、そのうちの1篇の詩を暗誦できるまで覚えたことがある。  でも、今、その詩の題名すら思い出せない 

今度、図書館で借りてこよう。  どんな気持ちで、自分がその詩を詠んでいたか、思い出せるでしょうか・・・

 

信州とは関係ないのですが、森といえば、この映画。(日経マガジンにも載っている)

 

「風の又三郎」 ( 1989年『風の又三郎 ガラスのマント』 )  

又三郎が風になって、空をかけめぐるという場面・・・ だったと思うのですが、又三郎の目線で (上空から) 広いひろ~い、どこまでも広い、緑の草原の上空をひたすら駆けていく場面だけは、本当にはっきり覚えてる

スクリーンで観ておいてよかった、と今しみじみ、思うのです。  

又三郎役の少年、透明感にあふれるたたずまいで、本物の又三郎みたいだった。  ガラスのマントをはおっているようで・・・

 

「となりのトトロ」 これはビデオをもう何回観たか。 (子どもが1歳の頃にビデオを買って、常にふたりで観ています)   ネコバスで五月がメイをさがして、空を駆け回るのは又三郎のシーンと重なる。 

 

河瀬直美監督の 「殯の森」 

むせかえるような深い森が見られそうなので、ぜひともスクリーンで観たい。   とても魅かれるのです   

きっと、10年後20年後あたりに、「あぁ、スクリーンで観ておいてよかった」と思うだろうな

 

    

 http://www.mogarinomori.com/

 

森だとか里山だとかの風景の写真を見ていつも思うのは、遠くの山は青々としている。  緑ではなくて本当に蒼い色。    祖母の家の裏手の窓から眺める景色もそうです。

遠くの山々は、うっそうと蒼く、目の前は一面の、軽やかな緑。   

深いブルーと明るいグリーンは一番心にしみる、癒しの色だと思った今日なのでした

 

                

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