四畳半の猫庭だより

一坪菜園で野草・ハーブ・野菜を育てながら、おサイフとカラダにやさしい小さな暮らしをいとなんでいます。

庭の花チンキで軟膏とリップクリームを作る

2024-10-30 11:15:00 | 野草で作る

(庭の花を使ってのままごと遊びです。自己流にアレンジしているので参考程度にお読みくださいね)

五花軟膏

①カレンデュラ
②カモミール
③ドクダミ
④矢車草
⑤ラベンダー

春に、庭の花で作ったチンキ
(それぞれの香りもいいです)
全種類を少しずつ入れて、軟膏を作りました

主原料はワセリンとチンキ
ホホバオイルとミツロウも加えています

チンキと同量のワセリンを湯煎でグツグツし、アルコール分を飛ばしてから作ります

※無水エタノールで作ったチンキもあるので、引火予防と換気のため外で

<使用感>
全身に使っています(孫も)
手の温度で柔らかくしてから塗ると少量でも伸びがいいです
(蒸しタオルパックにも良さそうですね)

<花の効能>
①カレンデュラ…皮膚の再生を促します
②〜⑤…消炎、保湿効果を期待します


ビワエキス軟膏
同様に、ビワの葉・実のチンキで軟膏を作っています
主原料はワセリンとチンキのみ

<ビワの効能>
色々ありますが、特に鎮咳作用があると言われています

孫の咳がひどい時(ヴィックスベポラップのように)手のひらでよく温めてから胸や背中に塗り(あくまで)応急の手当に。さすってもらう事で気持ちがいいようです。親も手当することで安心する効果がありますよう願って…


リップクリーム

主原料はシアバター、ホホバオイル、ミツロウ

カレンデュラとラベンダーのチンキを極少量加えました

カレンデュラ…口びるのカサカサを治す効果に期待です

<使用感>
最初は固いですが、口唇の温度ですぐ塗りやすくなります

シアバターが入っているので市販品よりしっとり感が続きます




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ハーブと生姜 夏 7.8月

2024-08-26 15:18:00 | 野草で作る
※未掲載のまとめです

七月に入ると
新生姜が安くなるんですよね
その頃を見計らって
甘酢漬けと紅生姜を漬けています
美味しかったのでレシピ載せておきますね

【紅生姜の作り方】
①生姜は割り箸でこすり汚れを取る
②小ぶりの生姜を選び、丸のままを熱湯にサッとつけ冷ます
③生姜200gに対しての漬け汁(梅酢1cup粗塩4g)を基本に、生姜がかぶる量に漬ける(1ヶ月後から食べられる)
※参考「みんなのきょうの料理」

梅…梅雨明け後に干す


パセリ…(室内で)ドライにする

湿度が高くパリッと乾燥しにくいので、仕上げに冷蔵庫内でカラカラにする


大量の青紫蘇…
シソジュースにする(青紫蘇がもったいなくて…けれど作り過ぎました)

青紫蘇でも赤くなるのね

バジル…ペーストにする
①オリーブオイルとニンニク
②オリーブオイルと塩の2種類


ドクダミ・カモミール・ローズマリー・ラベンダー…
春に漬けたエキスを使って化粧水、ヘアオイル、ミストを作る

※試行錯誤中なので、作り方等はまたいつか載せますね




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おくり火と、ツユクサの葛餅

2024-08-16 10:35:00 | 野草で作る

台風の影響が大きくなる前に、
お盆さまを送りました


実家では、お盆最後の日には
かならず団子を作っていました

ちょうど葛粉があったので
昨日、ツユクサの葛餅を作ってみましたよ

ツユクサ(露草)
名前も青い花も 可愛らしいですね

ツユクサは、ゆがいても緑色のままで
野草のなかでは珍しいそうです

⚫︎葉をゆがき、すり鉢でペースト状にする
(ツユクサが足らなくてレシピの1/3量です)

どんな味か…
拍子抜けするほどコレと言う味がないの(笑)
クセがない野草と覚えておきましょう

⚫︎葛粉、水、白胡麻ペーストを弱火で練り、そこへツユクサペーストを混ぜて、型に入れて冷やす

おくり火の今日
きな粉と黒蜜をたっぷりかけてお供えしました


胡麻風味で美味しかったですよ

※ツユクサの量が少なく薄緑色ですが、レシピはキレイな緑色の葛餅です

参考文献
食べる野草図鑑 日東書院




コメント (4)
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よもぎオイル

2024-06-29 07:48:00 | 野草で作る

ヨモギオイルは、
昨年作って良かったので、今年も作りました。

ヨモギは野草の王様ですね

摘む時期は、
夏ごろまで大丈夫ですが、虫がつかない5月上旬頃までがいいのかな
上部10㎝ほど摘む

⚫︎ヨモギ(土鍋いっぱい約300〜400g)
洗ってザルにあげ、少し陽に当て水気を乾かしたもの
⚫︎ごま油(焙煎してない生絞りのもの)1本(450〜500g)

①土鍋に、裂いたヨモギとごま油を入れ弱火で30分(かき混ぜながら)



②いったん火を止めしばらくおく

③(ヨモギの茎にまだ生っぽさがあるようなら)もう一度弱火で20分くらい


④ヨモギのエキスが全部出きった感じに(全体が黒く)なったら茶こし(布)でこす

(酸化を最小限に)小瓶にうつして使います


効能

※参考文献
「自然治癒力をひきだす野草と野菜のクスリ箱」東城百合子著より

全身に使える
肌がしっとり、髪のツヤが出る、吹き出物、日焼け、やけど、かゆみに効く

夏場は、冷蔵庫又は冷暗所で保存
ヨモギの香りが変わったら(効果がないので)使うのを止める

〜使ってみた感想〜
サラッとした使い心地で顔に塗ったり、ちょっとした傷や痒みにすぐ塗ると効果がありました。

孫(乳幼児)のお風呂上がりに、ワセリンと混ぜて塗ったり、虫刺されにもつけました(掻いた後でもしみないので塗らせてくれる)

夏は床下に保管し(一年間変質しなかった)大事に使いました。




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野草しごとと保存食 初夏 5月・6月

2024-06-28 16:37:00 | 野草で作る
※未掲載の保存用記録です

⚫︎スギナ…4月末〜5月あたまに摘む
(半分は乾燥させお茶に)半分はホワイトリカーに漬ける

外国ではホーステール(馬のしっぽ)と呼ばれています

⚫︎カレンデュラ(花、茎、葉)…軟膏を作る

効能
皮膚のトラブルに働く(損傷した組織の再生を促す・炎症を防ぐ)

※初めて作ったので、使用感などを確認してからまた載せますね

⚫︎タイム…干す


⚫︎ドクダミ…花が咲く頃2回に分けて摘み干す

梅雨前にあらかた乾燥する
(個人的感想ですが)この時点でお茶として飲む場合は、焙煎した方が飲みやすい

焙煎しない場合は、秋までそのまま吊るし保存すると(飲みやすくなる)

(我が家は)風が抜けて邪魔にならない階段上に、吊るし


ホコリがつかないよう新聞紙をかぶせています

⚫︎矢車草、カモミール、ラベンダー…ホワイトリカーや無水エタノールに漬ける

※今年は違いをみたいので、アルコール度数をかえて漬けました。


保存食
ルバーブとワイルドベリー…MIXジャム(砂糖40%)

らっきょうの甘酢漬け


他に(自生の)
フキ…煮物
ミツバ、セリ…味噌汁の具
パセリ2種🌿…サラダ、薬味


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