老神温泉街は、
ホテルやお店の廃業が目立ち、さびれた雰囲気が否めませんが
パブや髪結処の看板に、昭和ノスタルジーを感じます。
そして今回
今までの格安宿の概念(お値段が安い分多少目をつむる所が一つや二つある)が全くない、おもてなし最高クラスの宿にめぐり逢えました。
亀鶴(キカク)旅館さん
一泊二食付11850円+入湯税
外観はかなり築年数が経っていそうですが
一歩なかに入ると お香のかおりと素敵なロビー
感じのいいご夫婦で営んでいる小さな宿です
お部屋は清潔そのもの
掛布団の下(肌に触れる面)にもう一枚カバーが挟んである嬉しい心づかいお風呂用手提げかごには、柄付き浴衣にアメニティ(男性にも)
リモコン類も消毒済み 亀と鶴の焼印がイイネ
古い宿にありがちな、天井や壁のシミなどありません。
トイレ洗面は共有ですが、キレイな最新式のトイレ コーヒーやお茶類は、いつでも自由にいただけ
多機能マッサージチェアも無料 気になる温泉は(男女別ではなく)
赤のれんは湯温43度 青のれん41度と別れていて、
両方とも24時間一人で何度でも貸し切り
(先客がいても、上がる時間をボードに貼るシステムのため便利)
41度の浴場 湯の花浮かぶ 寝湯のスペースあり
亀と鶴のタイルがいい味出してます
43度
両方とも源泉掛け流し(加水加温消毒なし)
アルカリ性単純硫黄泉 味くせなし足拭きマットは、その都度取り替えられ細やかなおもてなしが伝わります。
夕食
少量多種 盛り付けのセンスよく
お品書きまで用意されています。
春の山菜づくし(ふきのとう、コゴメ、うるい、ウド、尾瀬びる、セリ、山椒etc)
ふきのとうとタラの芽の天ぷら
イワナの塩焼き
かぶのブラマンジェを付けて途中味を変えてどうぞと
上州もち豚スペアリブ
(こちらも途中ブラマンジェを付けて)
ヤマメ飯 苺の品種は、おぜあかりん
お腹も心も大満足
朝食も品数豊富です!
コシアブラの炊き込みご飯でしたが、
おひつに白飯がたくさん入っていて、余ったらおにぎりを作って持ち帰りどうぞと(ラップと梅干しの用意まであり)極めつけは、 珈琲豆をミルで引く
引いてる時間含めて贅沢なひとときに満たされます。 徒歩10分ほどのところで、毎日朝市をやっているようで
りんご🍎ジャム、餅、山菜、豆etc
生産者さんと話しながら買うのも、旅ならではの楽しみですね
道の駅より安くて、おまけも嬉しい
地元の祭り
大蛇祭りの大蛇神輿を見て行ってくださいと、
怖いほど太くて すごい長さにビックリ!
とてもご利益あるそうです。
今回の宿は
若い人ならコスパ最高と言うのでしょうか
心から再訪したいと思いました。