私は隠れ癌患者

隠れ癌患者に対する警察の秘密活動による被害を示しています。

張り子の虎の安倍を攻めても実権握る官僚には何もこたえず、原発再稼働、軍事化が進む。実権握る官僚・警察権力構造を突き崩せば、張り子は撃破できる。

2016-08-28 17:07:25 | 権力構造の転換
 English(Top page: Translated by Google)
Togetterからの移籍記事

安倍首相は張り子の虎であることを自覚しているはずである。
彼が言われるように独裁的な権限を持つなら、腹心の甘利氏に関するスキャンダルはマスコミに書かせない。
甘利問題の経緯をよく見れば、誰がこの問題をコントロールしていたか分かる。
都知事選で鳥越氏の女性問題が書かれ、鳥越氏は大ダメージを受けた。これを書かせたのは警察官僚であることはリテラに具体的な名前まで書かれてる。
甘利問題も実は同じ構造と見られる。
安倍首相に対しては、これまで何度も閣僚スキャンダルが生じてる。公務員改革、消費増税延期これらを嫌った官僚が、警察を使って仕掛けたものと見なせる。
官僚と内閣がどのような関係であるかは「官邸崩壊」(上杉隆)などに書かれている通り、総理大臣が行政府を動かすのではなく、行政府が総理大臣を動かそうとし、言うことを聞かないと閣僚スキャンダルが見舞われるということであるわけだ。

甘利問題でもマスコミが大々的に報じた後、問題が官僚の天下り先に波及しそうになると、一転マスコミは書かなくなった。
マスコミをコントロールできるところが、マスコミを操っている。
今回の都知事選でこのことが、はっきり浮き彫りにされたのだ。
このように見てくれば、内閣総理大臣、閣僚は官僚・警察権力に結局操られている。
したがって安倍首相が独裁権限を握っているわけではない。

官僚が第一次安倍内閣と第二次安倍内閣では大きく態度を変えたことは、既に述べたとおりである。
集団的自衛権を巡って、歴代の内閣法制局長官経験者はことごとく、違憲であるとの判断を示していたが、第二次安倍内閣の法制局長官には違憲ではないという意見の長官の就任を官僚が認めた。
それまでの建前だけではあったものの憲法順守の姿勢をかなぐり捨て、集団的自衛権を容認し、軍事国家を目指すことを官僚が決断したということである。
なぜそのような態度に至ったかということは別記事参照を。福島第一原発事故が大きく影響していると思われる。

したがって現在は、官僚が軍部・警察独裁国家を目指していて、安倍首相の戦争のできる国づくりを官僚権力が後押しし、軍部・警察独裁国家づくりが進められている。
(軍部・警察独裁尾国家は官僚支配の国である。政治家は抑制される)
そのために安倍首相は利用されているのであって、彼の首は甘利氏の首同様に官僚権力が握っているのである。したがって安倍首相は基本的に張り子の虎である。
ただし後ろに官僚・権力が控えるゆえに、権力的な言動が可能になるのである。

本来国民主権がきちんと保証される状況にあるならば、国民の多数が願う安保法案反対、原発再稼働反対を主張する議員が多数を占めるはずであるが、それが現在の国会ではなされていないのも、ここで示した権力構造が影響を及ぼしている。
官僚の進める政策に反対する政党、すなわち自公政権に対抗する政党は、官僚・警察権力が潰してしまうのである。
民主党の小沢一郎氏、鳩山由紀夫氏を謀略攻撃で潰し、都知事選挙で鳥越候補を潰す。こうして官僚の政策に反する政党、候補を潰してしまうのだから、国会には官僚の政策に従う議員ばかりになるのであって、いかに野党共闘を進めようとも、官僚・警察権力の違法行為による国会支配の構造を覆さない限り、国民の意見は通らない構造になっているのである。

このような権力構造にある実態を見れば、いかに安倍首相自らの地位も危うさを持つものであることかが分かる。
すなわち張子の虎である。
官僚・警察権力の支えに載る張り子の虎であり、彼自身自分が官僚に実権を握られていることを知るゆえに、真の権力者らしからぬ、ヤジを飛ばすような軽薄な態度や驕った態度をとるのである。
真の権力者は、国や国民に対する責任の重さを感じるために、このような態度はとらない。
自分に本当の責任はないと考えるので、無責任な言動もいとも簡単になすのである。

したがってこのような権力構造が存在することを認識すれば、当然この不法な権力構造を覆すことを考えなければならないし、この権力構造を突き崩せば、国民多数の意見を代弁していない安倍自公政権は政権を維持できなくなるはずである。
もちろんこの権力構造を維持しようとする官僚・警察権力との戦いは、簡単になせるものではないことは明らかだが、このことが明確に戦略として示されれば、戦いは可能と考えられる。.

現在のようにこの権力構造をタブー視して、不問に付す態度では、権力と戦うことはできず、結局今までのように、じりじりと後退し続けることになると思われるし、もはや後退する余地もない状態に来てしまったと考えられる。
それは原発問題である。詳細は別記事に譲るが、原発周辺で地震発生すれば、メルトスルー事故が発生することは必至であることが分かってきている。ということは原発再稼働状態が続けば、福一再現が確実であり、そうなれば日本は放射能汚染で壊滅することも明らかである。

要するに官僚権力は既に正常な判断力を失い、狂気状態にあると考えなければならない。そのように判断せざるを得ない事例は福一事故を含め多数あげることができる。
したがって国民がそれこそ沖縄の住民が体を張って機動隊に対峙するように、本土住民が狂気の官僚・警察権力と戦う態勢をとり、とりあえずは原発再稼働を何としても停めるという取り組みを行う必要があるし、先にも示したが東京都知事選挙における警察官僚による公選法違反行為を咎める行動が不可欠である。

張り子の虎の安倍を攻めても、原発再稼働停止も安保廃案も実現はできない。このことは前の記事に書いたとおりである。
問題はこのような実権握る官僚・警察権力との戦いの必要性を言う人がほとんどいないということである。
官僚・警察、特に警察の秘密活動批判を言えば、自らに刃が向かうと考えるゆえに、識者はこのこと口にできない状況にあるのだが、このことを打破しなければ、日本と日本人に未来はない。
このような状況にあることを日本の国民が自覚して立ち上がれるかが問われている。
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