こんばんは。
<気になる材料>
- 大和証券:木野内栄治さん(6/1MX:ストックボイス)。
…「これまでの見立てに意見を追加・変更しました」
年初から「日本の7月衆院選後&米インフレ(CPI・ECIなど)が底を打ったら(notピークアウト)、押し目と見る。夏頃(年央)と見ている」と言ってきたが。
今現在、日米共に既に足元が良いので「今抜けようや!」という勢いがある。
下値切り上げて高値を抜ける勢いがあり、「値固めの時期」に入ったと見ている(も、このままずっと上向きかは分からない)。
…200日線が上向きになって28000円を抜けないと”トレンド転換”とはなってこないが、直近のチャートはとても良くなってきた。&後押しとなる好材料が2つ出てきた。
①昨日(5/31)に自民党が出した「骨太の方針」(『積極的な財政派』の意見が取り入れられた内容となった)。
そこに盛り込まれた「プライマリーバランスを今後検証していく」や「全国都市部の老朽化しているインフラの再構築が進むかもしれない」というくだり。(この前の愛知の水門問題での取水制限による)
→今夏、電力需給が確実にひっ迫すると見られていることから、7月の参院選前に”自民にとっての不都合(停電とか)”が起きるとマズいので、「都市部の老朽化インフラの再構築基金設立」を匂わせての「老朽化インフラ対策」etc. による”周辺銘柄の株価底上げ期待”へと繋げた形に。
②米(5月の米企業の大量自社株買い→”値固め”に入った可能性)・中国(中国ボトムつけた)。
中:中国PMIが3期連続での節目割れ(50割れ)だったが。中国経済の鈍化は分かっていた事。
→中国はボトムアウトしてから1年遅れで数字に出てくる国なので。∴今年7月から中国経済は上昇方向へ進むと見ている。
中:6/1から、上海の規制緩和が解除に。7月には中国全土でロックダウンが緩和される見通し。
&中国の政権内部の争い(習 vs 老人たち)も、上記の「ロックダウン終了」で「コロナ退治に成功した」事を老人たちにアピールすることにより、彼らを説き伏せることができると見ている。
→∴習は、6月いっぱいはまだ少し厳しいことをするかもしれないが、7月からの中国は確実に上昇していくと見ている(=11月党大会での3期目就任へと)。
中:習は8月に、北載河で長老と人事折衝をする(習に成果を求めてくる長老)。
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- 銀行の預金準備率を引き上げた習。→経済効果が1年遅れで出てくることを勘案して、去年から引き下げていた。∴1年後となる今、中国のボトムアウト(それに釣られての日本のボトムアウトも分かっていた事)。
- 評判が良くなかった上海のロックダウン。も、「コロナを抑え込むことができた」ので、習は「成果あり」としてくると見られている。6月はまだ経済は万全にならないかもしれないが、7月からは間違いなく(11月に向けての)経済対策をやると見られるので、∴7月~中国⇑すると見られている。
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米:「米が景気後退」ならば「7月末が底となる」。
先週までの米の8週連続落。過去の「1923年の9週連続・1932年の8週連続」の景気後退期では、9週後・10週後に底が入った。→∴今が「景気後退期」なら7月末が底入れ。
「景気後退」なら、クレジットスプレッド(社債利回り-10年債利回り)がワイド化となり、∴必ず「FRBの利上げは止まる・利下げに転じてくる(QE)」という動きになると見る。
→現在のクレジットスプレッドは2.4%(QEに転じるマジックナンバーは2.5%)。∴あと0.1%社債利回りが悪化すれば、「必ず利上げは終焉する・利下げに向かう」。
→現在、FRBは「6月7月に各0.5%利上げ。11月12月に各0.25%利上げ」と明言。9月だけ分からない状態(も、マーケットは9月利上げは無いと見ている今)。
7月末までにパウエルのアナウンスが出てくると見ているので、7月末には視界はクリアになるだろう、と。
米:「5月末での米6日連騰」…ベアマーケットではありえないこと。(ITバブル・リーマンショック時にはこんなことはなかった。5日連騰が限界だった)
ここから「しっかり底入れした」「値固めに入った」可能性。マーケットの「一旦エントリーしてもいいかな」で、5月末の「1回目のエントリー」の流れを作った。
「米物価ピーク」で「=米株は底値」。
3月に1回(物価)ピークアウトしてる。→∴いつ底入れしてもおかしくない現況。
《世界中のアナリストが外した直近の米住宅価格の上昇》
「FRBの利上げが始まれば、住宅ローン金利も上昇となり、∴住宅バブルも下火になる(=インフレ退治)へと」との見立てが外れたマーケット。
《なぜ米住宅価格上昇が今も続くのか?》
FRBの利上げにより、住宅価格の上昇も抑えられると見られていた&中古物件の在庫も減少しているのに。
→再ウッドショック(木材先物価格の再上昇で)で、新築住宅の価格が再び上昇。
→中古物件の売り主が便乗値上がりを待ったため、売り惜しみへと走った。
昨日のケースシラーはまだ高い数字だったが、→来月以降は⇓と見る。→∴「米物価ピークアウトでの底入れ」etc. 7月末に全てが底入れか。
よろしくお願いいたします。
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