おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ライシイラン司法府代表が次期イラン大統領に。イランの最高指導者ハメネイ氏の後継者と見られているので、要注視!
…強硬派が大統領職に就くのは8年ぶりのイラン。
先週末にウィーンで開かれたイラン核合意の会議では「隔たりが残っている」と結論を先送りし、協議の不透明感が⇑。も、米国務省は「イランとは継続して対話で臨んでいく」とも。&参加各国も「合意に近づいている。あとは技術的な数字のみ」と。
イスラエルのベネット首相は「イスラエルは核合意には参加していない」と意味深な表明をしていましたが。イラン新大統領就任については非難を表したベネット首相。
中東UAEはイラン次期大統領に祝意を伝えたそう。サウジは親イランのイエメン・フーシ派のドローンを撃墜していました。
反米路線へ方向転換すると見られているイラン。核合意問題について、米大統領補佐官のサリバン氏は「イスラム法学者のハメネイ氏次第」と。ハメネイ氏に反旗を翻す若者(デモ)が出てくるかに注目。
…今週は、(火)のパウエル発言etc. FRB高官発言も相次ぎます。週後半には英イングランド銀行の政策金利決定会合もあります(日銀の”ゾンビ企業救済”に興味津々なイングランド銀行。来3月末まで救済延長)。
先週(金)のNYはクアドラプルウィッチング(日本で言うところのSQ算出日)で、+ファンドのリバランスも相まって、ダウ・ナス共に大きく下げましたが。VIXとVXNは大幅上昇、ラッセル2000・AMEX総合・SOX指数は揃って大幅下落etc. 不安定方向へと(も、SKEWは150.78(⇓10.23 ⇓6.35%)。ライシ氏が出来レース当選だったも、ウィーンでの核合意協議がこれを楽観視で持ち越しとなったことでSKEW⇓?)。
…「インフレに賭ける取引」に打ち止め感が出た先週(景気敏感株が大幅⇓)。
∴バリューがおさまってきて、ハイテク方向へと向かってきている、とFT。これに対し、GSのRobin Brooksさん(GSチーフエコノミスト)は「今回は利上げペースが非常に早いかもしれない」と。ubsウェルスマネジメントは「利上げは2024年前半」。も、マーケットの大半は「2023年中」と冷静(誰もFOMC発言を信じていない)。
米BEIも5月をピークに低下中なので(∴米実質金利が上昇中な今)、「6月雇用・6月住宅着工件数・中古住宅販売件数etc. の経済指標辺りで潮目が変わるか」と日経FTの豊嶋さん。
⇒(過去の則では、FRBの規制が入った時が”大きな潮の変わり目”になるのが常でした。今回もか)&(3月の米10年債利回り急騰は、2020年3/19らへんの米10年債利回り急落の揺り戻しだった、という”答え合わせ”をされていたマネックス吉田さん(先週(金)夜MXで。10年債利回り1.4%前後で⇑へと、と))
…東京オリパラ。IOCは観客を入れる方向で調整しているそうで(橋本大会組織委員長は無観客を探っていますが)。今日の5者会議で決まるらしい。
東京(日本国内全域か)での感染拡大はもう避けられないと見る向きがほぼほぼ100%の様相だ。
…昨日の日経記事にもありましたが、中国の電力不足。内陸部の工業地帯増加で、広東州の工場etc. 操業が制限されています。シンセンとか中国のハイテクは大丈夫か。
…ミャンマー国軍総司令官が、ロシアを訪問。緊密関係をアピール。
…欧州で「インド型」(デルタ株)比率が急上昇なのだそう。EU圏の経済再開にまたもや暗雲、とマーケットは見ています。ユーロ$は今朝1.1855$と$高傾向。
JPモルガンチェース銀行のササキさんは「長期的に見ると、$のファンダメンタル悪化で、ドル売りへと」との見立てでした。先週FOMCのタカ派サプライズで、$・円が共に買い戻されましたが。
(米$買いのヘッジとして、円が買われた。この先も、円は「ヘッジ」として買われると)⇒∴米$は頭が重くなる、ともササキさん(今までの主流だった豪$・ポンド・ユーロ買いから、米$へと移ってきている)。
よろしくお願いいたします。
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