暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#398

2022-02-09 08:44:54 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • ウクライナ vs ロシア。

…昨日の仏ロ会談(この後も仏ロ電話会談が行われる予定)について、今朝ワールドニュース・ロシアTVがプーチン発言を冒頭で紹介。

プーチン(仏マクロンに対して)「ロシアがウクライナと戦争すると思うか?例えれば、仏は独と戦争したいと思っているか?それと一緒で、ロシアもウクライナと戦争する気は全くない」

→マクロン「ロシアとEUは同じだ。ロシアと力を合わせていかなければならない」

→プーチン「現状ではウクライナが戦争の準備をしているのだ。ロシアに侵攻しない、という保証をしてくれるのか」

…仏マクロンとウクライナ大統領の会談では、

マクロン「プーチンは行動をエスカレートさせないと明言した」

→ウクライナ大統領「具体的な行動で示せ」

…ロシア高官「2/10∼2/20の軍事合同演習後、ベラルーシに留まるつもりはない。終了後、軍は引き上げる」(大注目。留まったら開戦か?とマーケット)

プーチン「仏と軍事的行動についての約束はしていない」

…独首相:バイデンとの会談で、ノルドストリーム2計画停止にしたいバイデンに対し、言及を避けた独首相。

  • イラン核合意の関連協議がウィーンで開催。イラン側は「不十分。妥協しない」と言っているが、マーケットは「協議は進展した」と見ての、WTI原油⇓2.2%。終値で89.36$。
  • パレスチナとイスラエル、対立に新たな火種。イスラエルの特殊部隊に殺害された3人(ファタハの軍事部門3人)の葬儀が、過去最大のデモと化した。「報復」を呼びかけ。イスラエル「テロへの対処」と。

※3人に80発以上の発砲。→人権団体がイスラエルを批判している。

  • 米バイデン大統領の要請に応え、日本のLNGの”一部”をEUに融通する方針を今日にも正式発表する日本政府。

…もしロシアによるウクライナ侵攻があれば、米はロシアへの経済制裁を科す予定であり、その場合、ロシアは対抗措置としてEU向け供給(EUは天然ガスの4割をロシアに依存)を絞ってくると見られている為。その絞られた分を、日本がEUに提供する形に。

→も、1月のEUのLNG輸入が4倍増となっており、「在庫が十分に積まれ、一旦の価格下落が起こると見られる」と日経FT。

…米商務省発表の「2021年貿易統計でのモノの貿易赤字」が1兆$超・過去最大となった。

          • 1位:対中(前年比⇑14.5%)
          • 2位:対日(前年比⇑7.9%)

→コロナ後の経済回復が因。(スマホ⇑・家具⇑)

→「米経済は強い」「世界の経済を支えている米」が再確認された(も、赤字がさらに増えているというのは、バイデンの策が功を奏していないともとれる)

&日本の貿易統計について「先細りには要警戒」と日経FT。

…モーサテ・野村証券:池田さん。

「米の輸入物価は前年比⇑10%となっているも、PCデフレーターがシッカリ上昇しているので、そこまで心配はない。むしろ、米の賃金(平均時給)の上昇が今後の懸念となっている(コスト上昇での利益圧迫となってくると見ている)」と。

…モーサテ・岡三NY:吉田さん。

「米中小企業景況感が悪化。悲観的な今。賃金⇑が深刻&FRBの利上げ(5.4回を織り込み済み)で。今週米CPIで利上げ回数織り込みがさらに進むと見ている」

…モーサテ・マーケットリスクアドバイザリー:フカヤさん。

「今夜NYの米10年債入札に大注目。10年債利回り1.9%半ばな今、米国債需要があるのかどうかの見極めとなるので(CPI控えて2%もあるかもだし)」

        • 入札堅調なら、金利抑制となり、$の支えとなる。
        • 不調なら、$売られやすい。

BOE・ECBの金利先高観からの、米金利も上昇となっている今。FRBはこれに乗じて&「CPIも強い」と見ての「インフレ退治」という名のもとの「利上げペースの加速」となるだろう、と。(米独2年物国債の金利差も思っていたほど縮まらないので。∴$優位な今)

∴円の独歩安の状況が作られる、と。(日銀の”0.25%に達すればQTを始めるのかどうか”懸念は、今のところはそんなに欧米金利に津出石ていないので(昨日0.210%)、そんなに懸念材料とはなっていない、とも)

…今朝のビックリしたニュース。

IT投資家:ピーター・ティール氏が、メタの取締役を辞任したという報道。「トランプ支持に回る」と日経FT。

※「ZERO to ONE」著者。&ペイパル創業者。「ペイパル・マフィア」のドン。


よろしくお願いいたします。



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