兵庫県知事選挙で図らずも立証されてしまった。
ステマも何も判別できない。
基準を候補間の相対得票に変えました。
◎ほぼ確実(ダブルスコア)次点候補の2倍以上
○優勢(次点候補の1.5~2倍)全調査で有意の優勢
△当落線上(次点候補の1.1~1.5倍で相手より上位)調査で勝ち負け混在か僅差で相手より上位。
◪接戦(ボーダーラインで競り合い優劣つかず)次点候補の1.1倍~当選候補の90%
▼当落線下(当選候補の50~90%、乱立の場合は供託金没収点以上、当落線以下)調査で勝ち負け混在か僅差で相手より下位。
■劣勢(ダブルスコア負け、もしくは供託金没収)一騎打ちの場合は当選候補の50%以下。乱立の場合は供託金没収
複数区以外では、◪と◎~△が混在することはありません。
◪が1名で他候補が▼以下となる場合は、乱立により◪候補の当選法定点が微妙で再選挙の可能性がある状況です。
斎藤 元彦 前知事、次点を窺う。
血みどろ衆院選の後遺症で、自民、公明の反維新票を吸収。
稲村、清水の同郷つぶし合いがひどければ、当選の可能性も。
次点は確保したいと清水があがくと、斎藤が浮上する構図。
斎藤1位なら相当の混戦で当選法定点(知事選は1/4=25%)が微妙、再選挙の可能性も。
稲村は無党派と穏健保守層への浸透が鍵。清水の挑発には絶対乗らないこと。
共産は政治音痴ぶりを発揮して「独自の戦い」。
不出馬、稲村与党スタンスが正解。
大沢が供託金没収(得票率10%未満)なら稲村が浮上。
共産支持者が、斎藤、清水には入れないだろう。
△稲村 和美(前尼崎市長)
▼斎藤 元彦(前兵庫県知事)
▼清水 貴之(無・維新系)
▼大沢 芳清(無・共産系)
■立花 孝志
■福本 繁幸
■木島 洋嗣
国会議員候補はそうでもないが、地方選挙で顕著だ。
私が指摘するまでもなく、幹部はご存知だろう。
毎回世襲候補が落選している地方選挙もある。
社会正義の実現とは対極の「家業としての共産党」と化している。
△稲村 和美(兵庫5国)
▼清水 貴之(また維新か)
▼大沢 芳清
▼斎藤 元彦
■立花 孝志
■福本 繁幸
参議院議員現職の清水は無駄打ちになる公算大。
青森1区(予想投票率55%)
△津島 淳:自 88,000
▼升田 世喜男:立 80,000
▼斎藤 美緒 :共 20,000
微風区。
舛田は元維新、日当買収で運動員が逮捕されている。
立憲の限界が垣間見える選挙区だ。
青森2区(予想投票率57%)
◪神田 潤一:自 91,000
◪松尾 和彦:無(立)91,000
■久保 将:共 7,000
■金濱 亮:国 5,000
松尾は三戸町長。結果的に比例登載のない背水の陣。
田名部参院議員なら楽勝だが、ここを取れるようなら政権交代も視野に。
国民が最下位転落すれば松尾が浮上。
野党の足の引っ張り合いで、自民逃げ切りか。
「神田は比例で上がる」攻撃に耐えられるか。
青森3区(予想投票率57%)
△岡田 華子:立 92,000
▼木村 次郎:自 82,000
▼長坂 淳也:維 21,000
■其田 寿一:無 2,000
/(不出馬):共
木村は裏金、統一教会、パワハラ、世襲の悪のカルテット。
秘書も定着せず、統一教会なしではポスター貼りも難儀だろう。
西海岸はポスター掲示洩れが続出か。
比例非登載で選挙区バネで善戦とみるが、維新票は木村を食うと見る。
野党共闘成立しても折半。必ずしも岡田有利とはならない。
木村以上に共産、弘前市の良識が問われる選挙区。
長坂は投票率の伸びを岡田と折半で吸収。供託金没収は逃れる可能性。
石破は安倍派非公認放置プレイで野田立憲と大連立か。
軽々にボーダーラインなど語らぬことだ。
安倍派抜きで考えれば、意外と善戦では。
立憲は岡田が選挙区で上がり、投票率が伸びれば舛田まで比例議席が回る。
自民はコスタリカで1議席食っているのが災いのもと。
後がない「選挙区バネ」が働けばいいが、あっさり見限られて、
「広島燃ゆ」ならぬ「石破燃ゆ」になりかねない。
津島は江渡が落ちた方が都合が良いので、1区の自民の比例票が地滑りを起こす可能性がある。
どうせ入れても津島は救済されないからだ。
石破は安倍派非公認放置プレイで野田立憲と大連立か。
軽々にボーダーラインなど語らぬことだ。
安倍派抜きで考えれば、意外と善戦では。
いわゆる「コスタリカ方式」が災いのもと。
後がない「選挙区バネ」が働けばいいが、あっさり見限られて、
「広島燃ゆ」ならぬ「石破燃ゆ」になりかねない。
選挙区候補は「コスタリカ」が落ちた方が都合が良いので、比例票が地滑りを起こす可能性がある。
影響は当該選挙区にとどまらず、比例ブロック全体に波及する。
どうせ入れても選挙区候補は救済されないからだ。
大勝しない限りコスタリカ候補に食われてしまう。
惜敗の時に機能しない破れたセーフティネットだ。
そもそも「比例単独」がおかしい。
「策士策に溺れる」だ。
東京都知事選挙終盤の情勢 想定投票率55%
◯小池 百合子 300万票
▼蓮 舫 105万票
▼石丸 伸二 100万票
■田母神 敏雄 45万票
小池は公明婦人部の蓮舫アレルギーに助けられ、300万票台を死守、8時当確の勢い。
蓮舫はれいわ支持層を石丸に崩され苦戦。無党派支持率も伸びず3位、10%に低迷、3位の可能性も。
石丸は維新とれいわの支持層の半数以上に浸透。今後の浮動票の伸びを吸収する模様で高投票率なら2位も。
田母神はオールド保守層以外の支持がなく後退。
期日前投票も前回並みでムーブメントは起きず。
蓮舫は小池のスキャンダル待ちとなった。
夏休みの学校給食飢餓層(10%)が寝てしまう見通しで、天下泰平、弥栄(いやさか)自民・小池の治世は続く。
東京都知事選挙序盤の情勢 想定投票率65%
◪蓮 舫 300万票(2016参院選。民進、共産、社民、横粂、三宅の合計)
◪小池 百合子 290万票(1期目)
■田母神 敏雄 40万票
■石丸 伸二 20万票
蓮 舫は連合の非推薦で自治労が奮起。
大車輪の活躍で連合反主流派の労組・非正規労働者票を結集。
さらに無党派、都庁・特別区職員票に浸透、6割を固める。共産党も存在感を示す。
小池は連合の推薦が仇。「都市部の連合は置物」の揶揄が現実に。
1期目の基礎票に低迷。
田母神、石丸に支持層を崩された格好。
とはいえ、差は1%。誤差の範囲。
過去、現職都知事が負けたことはない。
蓮舫は投票率が60%を超えたところで、ようやく水中から顔が出せる。
共産票をあてにしては負ける。
無党派と非正規が政治を変える。
都民に問う。元キャンギャルが都知事になってはいけないのか。
ブラックホール小池でいいのか。