折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

予想の活用法

2008年04月15日 10時13分14秒 | 競馬
競馬歴も長くなると、馬柱を眺めれば
発売前に上位5頭のオッズ順ぐらいは
わかるようになる。
事前予想より高オッズだと、
アクシデントの有無を確認し複勝を買ったりする。
新聞の印などは参考程度で、
自分と同じ傾向の人を確認したり、
あるいは正反対の人の着想を補うのである。

最初の頃は当たっている人の予想に乗って買っていたりしたが、
今では人の予想のとおりで何がおもしろいのだろうと思う。

一番よろしくないのが、取捨のコメントがなく、
ただ印が並んでいるものである。
それでも同じ新聞を取り続けていれば傾向はわかるのだが、
基本は「本紙」と呼ばれる人の予想である。
署名記事できちんと見解が載っている人は別として、
真偽のほどは定かではないが、他の記者は本紙記者と
半分は別の馬に印を付ける方針の社もあると聞く。
これでは、某掲示板のダブハンと同じようなものである。

私はステップの検証から入るが、
持ち時計、調教時計にこだわる人もいる。
スピード指数などもその派生である。

血統などはこの10年サンデーサイレンス全盛で、
桜花賞などは10頭以上がサンデー系産駒という
ことがあり真面目にやる気がしなかったが、
今後は母系も含め重要なファクターになるだろう。

私自身はこのブログが整理になっているが、
是非ご自身でも、事前検討、事後検証をお勧めする。

着順、騎手、印、時計、馬体重、増減、人気順
予想のポイントとレースのコメント数行でよい。

G1だけでも2年続けてみる。
当たるようにはならない。

しかし、怖さがわかる。勝負のポイントがわかる。
無理をしなくなる。
何より競馬観が変わる。

不思議なもので、
勝って不満の残るレースが出てくる。
負けて清々しいレースが出てくる。
それが競馬の醍醐味、
その頃には年間収支もプラスになっているだろう。
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データの価値

2008年04月15日 04時09分51秒 | 競馬
新聞紙上では過去のデータで消しだ買いだと喧しいが、
少し考えてみたい。

データには本番の行われるコンディションとの関連性に絡む視点。
     有力どころが集結するステップの視点。
     過去のレース傾向による視点。が挙げられる。

このレースにはこういう能力が要求されるとか、
こういう欠点があると勝てないというデータは参考になるが、
単なるデータの羅列では、例外に振り回されることになるので
注意が必要だ。

①ステップが同一コースであることの関連性。
 弥生賞と皐月賞、チューリップ賞と桜花賞。
 前者は多少関連性があるが、後者に至っては1着馬は消しが通説
となっている。
 これは臨戦過程が問題で、賞金が足りている馬は金持ち喧嘩せず
で、軽く流したり、試走に徹する、いわゆる叩き台だが、トライアルの
出走権目当てでメイチの馬は後が続かないのである。
 逆に春の天皇賞と阪神大賞典などはコースも異なり、年々ステップ
レースの体をなさなくなっている。

これと関連して
②距離適性。
 距離別成績、最長連対距離などが目安になる。
 まさに適正距離というものがはっきりしている馬がいる。
③コース別成績
④右回り、左回り
⑤東京、京都、新潟の広いコース。阪神も改装後は準ずる。
 あるいはそれ以外の小回りコース。
⑥東京、中山、阪神などのゴール前の坂があるコース。
 特に上がり3Fに注目。
⑦季節別成績
⑧斤量別成績
⑨間隔別成績、特に休養明けの鉄砲が利くタイプか。
⑩重馬場の巧拙。雨自体が駄目な馬もいる。
⑪体重の増減。
⑫いわゆる持ちタイムとラップタイム
⑬枠別成績(コースバイアスも含む)
⑭移送競馬の得意不得意
⑮コース、レース毎の展開(逃げ先行有利か、差し追い込み有利か)
と当該馬の脚質、騎手の戦術適性
⑯それらを含めた臨戦過程

そして、
⑰騎手別成績
 馬との相性、騎手自身のコース・戦術の得意、不得意も
重要な要素である。

最後に王道
⑱血統
 サンデーサイレンス亡き後
 距離適性、コース適性、母系も含めて今後は重要な要素である。
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死にステップを考える

2008年04月15日 01時23分16秒 | 馬券の黙示録
死にステップといわれるものはたくさんあるが、主な理由を考えたい。
①低レベル。
②間隔が詰まっている。(中2週以下)
③本番に結びつかないコース形状。

以下はレースコンディションにより、
その年のステップが死んでしまうものの例を挙げる。
大差の場合2着以下は消しとなったり、
逆に凡走馬の巻き返しもある。
取捨が難しいステップでもある。
④重馬場。
⑤極端なハイペース。もしくはスローペース。
⑥コースレコードを作るような激戦による燃え尽き症候群。
⑦有力馬がおり、1頭かぶりで他の馬レース回避。
(有力馬が敗退した場合はそのステップ自体、死にステップとなることが多い)
⑧展開のアヤによる有利不利。
⑨軽斤量の馬が上位独占。
(長距離は走りきる能力こそが重要で斤量は問わないので例外)
⑩東京2000などでの枠順不利。
(長距離は走りきる能力こそが重要で枠順は問わないので例外)
⑪落馬・斜行。
⑫ジョッキーパフォーマンスによる神騎乗。
 あるいは凡騎乗。
⑬余りにも低レベルなタイム。(標準タイムより1秒以上)
⑭長距離(2200m以上)で牝馬に負けた牡馬。
(ウオッカに負けたアサクサキングスは例外)
⑮ゲート不良(今年のオーシャンS)
⑯超長距離(2400m超)で6歳馬以上が1着。

条件戦以下、特に500万以下では連闘組が来たりする。
あくまでオープン戦以上の話である。
ローテーションについては別の機会に触れたい。

出遅れはどうなのかといえば、G2以下ならともかく、
G1では遅れる馬はいつものように遅れ、
たまに早く出たと思えば暴走するものである。
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