沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)を米軍嘉手納基地(嘉手納町など)へ統合
する案を提言した米上院の重鎮、レビン軍事委員長(民主)らが、嘉手納基地の戦闘
機部隊を米軍三沢基地(青森県三沢市)へ移転することが有力だ、と日本側の外交関
係者に伝えていたことがわかった。
三沢基地は2007年以降、嘉手納のF15戦闘機や米軍岩国基地のFA18戦闘
攻撃機の訓練移転を受け入れてきた。普天間のヘリコプター部隊を嘉手納に統合する
と騒音などが問題となるため、嘉手納の空軍を三沢に移して沖縄の理解を得る狙いが
あるとみられる。
レビン氏と連名で提言した米上院のウェッブ外交委員会東アジア太平洋小委員長
(民主)は、最近の日本側関係者との会談で「提言で意図的に触れなかった点がある」
と説明。嘉手納の空軍の日本本土への分散先として「三つほど検討できるが、特に
三沢が有力」と伝えた。部隊が沖縄を離れることによる抑止力低下については
「嘉手納から分散しても太平洋地域には残るので問題ない」と語った。
(朝日新聞)
朝日のスクープの形だ。当ブログでは既報だが容量の関係で消してしまった。
三沢基地は軍民共用の空港だが、JALの路線縮小の影響で現在定期便は羽田しか
なく、東北新幹線の開通で全面撤退も時間の問題だった。
米軍の常駐部隊も戦闘機は減る一方で、兵站基地、訓練基地の性格が強くなって
いた。
このままでは三沢市自体の衰退が色濃くなっていたところに「渡りに船」の話だが、
米兵(といっても米国籍の人は半分くらい)の不祥事に対するアレルギーも強く、
このまま決着するのかは流動的だ。
しかし、厚木も横田もそうだが、米軍基地はよそから流入した基地雇用目当ての
住民も多く、反対の声は出るが水面下では歓迎というのも事実だ。
折しも青森県知事選挙の真っ最中、新たな争点に浮上だ。
する案を提言した米上院の重鎮、レビン軍事委員長(民主)らが、嘉手納基地の戦闘
機部隊を米軍三沢基地(青森県三沢市)へ移転することが有力だ、と日本側の外交関
係者に伝えていたことがわかった。
三沢基地は2007年以降、嘉手納のF15戦闘機や米軍岩国基地のFA18戦闘
攻撃機の訓練移転を受け入れてきた。普天間のヘリコプター部隊を嘉手納に統合する
と騒音などが問題となるため、嘉手納の空軍を三沢に移して沖縄の理解を得る狙いが
あるとみられる。
レビン氏と連名で提言した米上院のウェッブ外交委員会東アジア太平洋小委員長
(民主)は、最近の日本側関係者との会談で「提言で意図的に触れなかった点がある」
と説明。嘉手納の空軍の日本本土への分散先として「三つほど検討できるが、特に
三沢が有力」と伝えた。部隊が沖縄を離れることによる抑止力低下については
「嘉手納から分散しても太平洋地域には残るので問題ない」と語った。
(朝日新聞)
朝日のスクープの形だ。当ブログでは既報だが容量の関係で消してしまった。
三沢基地は軍民共用の空港だが、JALの路線縮小の影響で現在定期便は羽田しか
なく、東北新幹線の開通で全面撤退も時間の問題だった。
米軍の常駐部隊も戦闘機は減る一方で、兵站基地、訓練基地の性格が強くなって
いた。
このままでは三沢市自体の衰退が色濃くなっていたところに「渡りに船」の話だが、
米兵(といっても米国籍の人は半分くらい)の不祥事に対するアレルギーも強く、
このまま決着するのかは流動的だ。
しかし、厚木も横田もそうだが、米軍基地はよそから流入した基地雇用目当ての
住民も多く、反対の声は出るが水面下では歓迎というのも事実だ。
折しも青森県知事選挙の真っ最中、新たな争点に浮上だ。