YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

Nao のスピーチ

2011-08-24 16:51:57 | Weblog
2,3週間前だったかな~?

Naoが、子供たちが通う学校からの依頼で、日本人留学生(中学生)の生徒たちの前で、スピーチをしました。
去年に引き続き、2度目です。

彼女が書いた原稿を、私がチェック(へへ~、偉そうでしょ?だって、日本語は、Naoよりも私の方が経験豊富だもの  )したんだけどね。

流石、わが娘。
良い事書いてるの!

で、全文を載せようとしたら、彼女に
「ママ、恥ずかしいじゃない!やめてよ~!」
って言われてしまったので…

いい所だけ抜粋して書きますね。

『 始めまして、Naoです。 ~ ~ ~ ~ ~

現在水泳のコーチをしていますが、20年前は皆さんと同じ、留学生でした。 ~ ~ ~ ~ ~

アメリカとカナダの高校へ行ってみて、よその国から来ている生徒たちは皆自分の国を誇りに思い、知識も豊富だという事を知りました。そして、自分の国を好きでなかったこと、そして自分の国についての知識の少なさを恥ずかしく思いました。海外でさまざまな文化に触れて生活する事で、日本の良さがどんどん見えてきて、日本という国を好きになりました。そして、自由というのは勝手にやりたいことをするのではなく、必ず自分のしたことへの責任がついてくること、そして、英語を話すのは英語圏では子供でも出来る当然の事で、別にかっこいい事ではないという事に気がつきました。英語を話すことではなく、英語で話す内容が大切だったのです。

  ~ ~ ~ ~ ~ ~

先週末の大会で、私の選手たちは随分頑張り、自己新記録を出しました。頑張って良い結果を出したという自信のあふれる笑顔は何ものにもかえられません。自分に何が出来るのか、自分の使命を見つけるまでに時間がかかりましたが、水泳のコーチは私にとって、最高の仕事だと感じています。
自分が頑張った分だけ幸せになれるんだと、私は思います。皆さんもいつか自分の才能を生かした最高の仕事を見つけ、人との関係を大切に、素敵な人生を築いてください。 』


私も、こっちに来てから、これと同じことを感じた。
それは、いかに自分が日本について知らなかったか ってこと。

そして、逆に、よその国の人達は、たとえ若い学生でも、自分の国の事をちゃんと説明でき、理解し、誇りを持っています。
この自分の国に関しての意識レベルの 差 

こればっかりは、いい歳して…本当に恥ずかしいと思います。 



写真は、冬の終わりの 『ハイビスカス(だと思う。)』