昨日、グラハムがバスキング(大道芸=街頭演奏?) の時に出していたサインです。
一昨日、彼の息子みたいなお友達が作って送ってくれて、彼がプリントアウトして、もちろん彼のプリンターは黒いインクしか入ってないので私がちょと色を足しました。
そのお友達が彼のフェイスブックを作ってくれたそうです。
バスキングを初めて27年ということは完全に視力を失くしてからも27年。
この間のITのものすごい変化に、目の見える私がびっくり!! そしてついていくのが大変なんだから、、、
ふつ~うにフェイスブックなんてものを受け入れて自分のものにしてしまうところがすごいっ!
彼はね、普通の昔の大きなコンピュータを大きなキーボードで使ってる。
スピーチプログラム? っていうらしいものをつけると、コンピュータの中の人が喋る。(笑)
モニターの画面、キーボードでたたいてる文字、スキャナーで読み取った文字、、、。
そして毎日たくさん来るEメールも!
キーボードは文字通り 『ブラインドタッチ』 F と J の上にゴムみたいなシリコンみたいなので 凸 が付けてあって、
そこをさがして両手の人差し指を乗せると、、、
私なんかよりも全然早くて正確!
彼は大きくなってからめがみえなくなったので、点字は読めません。
みんなとのコミュニケーション手段は電話、Eメール、携帯メール。
彼はアイフォンを使っていて、スピーチがセットしてあります。
画面に指で触れたところを中にいる女の人、シリイ が読んでくれます。
メッセージもシリイに書きたいことを言うと、その文章を文字にして送ってくれます。
彼について話し始めると終わらないんだけど、とにかく彼には 『ものを見る』ということを除けば不可能は無い! って言ってもいいくらいに何でもできちゃいます。
お誕生日のお話に戻ります(笑)
ナオたちがプレゼントに困っていて、、、
私が 「品物よりも食べるもののほうがいい。なおかつ外でなくお家で少人数のみんなと一緒! が喜ぶんじゃないかな~?」
と、ナオたちの家族といしょに晩ご飯! それをサプライズにしよう!
ということになりました。
でもお誕生日が平日なので、みんな時間がなく、、、
メニューは簡単で、あんまりお金がかからなくて、グラハムの喜ぶもの。
それは日ごろ私が絶対に買ってこない、テイクアウェイのピザとチキン! これならみんな大好きだし手間かからないし、外食ほどかからない
と、当日みんなが集まれる時間が7時。
それに向けて、みんなが動きはじめました
私はいかにグラハムを7時に家に帰ってこさせるか!!
彼がシティーにバスキング(彼は仕事と言う)に行くと何もなければ5時半には切り上げて帰ってくるんだけど、お友達が来てくれておしゃべりしたり、
毎日通る人と挨拶をしたり、、
人通りが引かないともう少し残っていたり、、、その日次第でととても不規則です。
目標時間があれば逆算してちゃんと早く終わってくれるんだけど、
まさか 「あなたのサプライズパーティーをやるのよ。」とは言えない
顔を見てると上手く嘘がつけなさそうだったので、携帯メールにした。
「あのね、今日みせたいものがあるんだけど、まだ届いて無いの。
午後届くから暗くならないうちに帰ってきてくれる? 7時前に帰ってきてくれるとうれしいな!」
って。 目の見えない人に見せたいとか、暗くならないうちにとか、、なんかめちゃくちゃおかしなメールになっちゃったんだけど
とりあえず 「わかったよ。Yasuko が帰って来いというなら、何時だって帰るよ!」って返事をもらった
そしてナオから 「もうすぐ着くよ!」の連絡をもらったのが7時。
みんな (リーバイも車から降りてきた!) が家に着いたのが7時5分。
でもグラハムは帰ってこない
どこにいるの? ってメールをしても返事がない。
ナオが 「これはグラハム最愛のキラに電話させるしかないね!」 と、キラを呼んで話す内容を説明して 「絶対にみんなここにいるっていっちゃ駄目だからね。」
そしてキラがナオの携帯を使って電話した。
彼が出たらしく、話し始めた。 ←彼はキラのことが大好きで、私の電話には出なくてもナオの携帯番号からの電話には必ず出る!! (笑)
電話がレンに渡され、今度はレンが話し始めた。
キラ曰く 「グラハム、もうバスから降りて歩いてる。今公園を歩いてるって。」
そこでみんなが玄関に集合!
普通のサプライズだとみんなどこかに隠れないといけないんだけど、グラハムはその必要はない (笑)
ドアが開いて普通に彼が入ってきて 「タダイマ」
いつもの様に私が 「おかえり!」って言った瞬間にみんながグラハムを取り囲んで 『ハッピー バースデー 』
抱き着いたキラを受け止めたまま、、、彼は、、、一瞬、固まった
「Kira 家にいるって言ったじゃないか?」
「うん、言ったよ。でも私の家だなんて言ってないよ!」
「う~ん、そうか~、僕の家 だったんだ~!!
子供はね、嘘ついちゃいけないんだよ。」だって
そのあとはみんなが持ってきてくれた、食べきれないくらいたくさんの
ピザと
チキン
そして、彼の大好きなケーキは
キャラメル マッド ケーキ!
みんなの書いたカードを一人一人に読んでもらって、
素敵な素敵なお誕生日パーティーになりました
久しぶりに一生懸命に嘘ついた よ
みんなみんな、ありがとう
一昨日、彼の息子みたいなお友達が作って送ってくれて、彼がプリントアウトして、もちろん彼のプリンターは黒いインクしか入ってないので私がちょと色を足しました。
そのお友達が彼のフェイスブックを作ってくれたそうです。
バスキングを初めて27年ということは完全に視力を失くしてからも27年。
この間のITのものすごい変化に、目の見える私がびっくり!! そしてついていくのが大変なんだから、、、
ふつ~うにフェイスブックなんてものを受け入れて自分のものにしてしまうところがすごいっ!
彼はね、普通の昔の大きなコンピュータを大きなキーボードで使ってる。
スピーチプログラム? っていうらしいものをつけると、コンピュータの中の人が喋る。(笑)
モニターの画面、キーボードでたたいてる文字、スキャナーで読み取った文字、、、。
そして毎日たくさん来るEメールも!
キーボードは文字通り 『ブラインドタッチ』 F と J の上にゴムみたいなシリコンみたいなので 凸 が付けてあって、
そこをさがして両手の人差し指を乗せると、、、
私なんかよりも全然早くて正確!
彼は大きくなってからめがみえなくなったので、点字は読めません。
みんなとのコミュニケーション手段は電話、Eメール、携帯メール。
彼はアイフォンを使っていて、スピーチがセットしてあります。
画面に指で触れたところを中にいる女の人、シリイ が読んでくれます。
メッセージもシリイに書きたいことを言うと、その文章を文字にして送ってくれます。
彼について話し始めると終わらないんだけど、とにかく彼には 『ものを見る』ということを除けば不可能は無い! って言ってもいいくらいに何でもできちゃいます。
お誕生日のお話に戻ります(笑)
ナオたちがプレゼントに困っていて、、、
私が 「品物よりも食べるもののほうがいい。なおかつ外でなくお家で少人数のみんなと一緒! が喜ぶんじゃないかな~?」
と、ナオたちの家族といしょに晩ご飯! それをサプライズにしよう!
ということになりました。
でもお誕生日が平日なので、みんな時間がなく、、、
メニューは簡単で、あんまりお金がかからなくて、グラハムの喜ぶもの。
それは日ごろ私が絶対に買ってこない、テイクアウェイのピザとチキン! これならみんな大好きだし手間かからないし、外食ほどかからない
と、当日みんなが集まれる時間が7時。
それに向けて、みんなが動きはじめました
私はいかにグラハムを7時に家に帰ってこさせるか!!
彼がシティーにバスキング(彼は仕事と言う)に行くと何もなければ5時半には切り上げて帰ってくるんだけど、お友達が来てくれておしゃべりしたり、
毎日通る人と挨拶をしたり、、
人通りが引かないともう少し残っていたり、、、その日次第でととても不規則です。
目標時間があれば逆算してちゃんと早く終わってくれるんだけど、
まさか 「あなたのサプライズパーティーをやるのよ。」とは言えない
顔を見てると上手く嘘がつけなさそうだったので、携帯メールにした。
「あのね、今日みせたいものがあるんだけど、まだ届いて無いの。
午後届くから暗くならないうちに帰ってきてくれる? 7時前に帰ってきてくれるとうれしいな!」
って。 目の見えない人に見せたいとか、暗くならないうちにとか、、なんかめちゃくちゃおかしなメールになっちゃったんだけど
とりあえず 「わかったよ。Yasuko が帰って来いというなら、何時だって帰るよ!」って返事をもらった
そしてナオから 「もうすぐ着くよ!」の連絡をもらったのが7時。
みんな (リーバイも車から降りてきた!) が家に着いたのが7時5分。
でもグラハムは帰ってこない
どこにいるの? ってメールをしても返事がない。
ナオが 「これはグラハム最愛のキラに電話させるしかないね!」 と、キラを呼んで話す内容を説明して 「絶対にみんなここにいるっていっちゃ駄目だからね。」
そしてキラがナオの携帯を使って電話した。
彼が出たらしく、話し始めた。 ←彼はキラのことが大好きで、私の電話には出なくてもナオの携帯番号からの電話には必ず出る!! (笑)
電話がレンに渡され、今度はレンが話し始めた。
キラ曰く 「グラハム、もうバスから降りて歩いてる。今公園を歩いてるって。」
そこでみんなが玄関に集合!
普通のサプライズだとみんなどこかに隠れないといけないんだけど、グラハムはその必要はない (笑)
ドアが開いて普通に彼が入ってきて 「タダイマ」
いつもの様に私が 「おかえり!」って言った瞬間にみんながグラハムを取り囲んで 『ハッピー バースデー 』
抱き着いたキラを受け止めたまま、、、彼は、、、一瞬、固まった
「Kira 家にいるって言ったじゃないか?」
「うん、言ったよ。でも私の家だなんて言ってないよ!」
「う~ん、そうか~、僕の家 だったんだ~!!
子供はね、嘘ついちゃいけないんだよ。」だって
そのあとはみんなが持ってきてくれた、食べきれないくらいたくさんの
ピザと
チキン
そして、彼の大好きなケーキは
キャラメル マッド ケーキ!
みんなの書いたカードを一人一人に読んでもらって、
素敵な素敵なお誕生日パーティーになりました
久しぶりに一生懸命に嘘ついた よ
みんなみんな、ありがとう