YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

子育て

2016-07-25 22:32:19 | Weblog
前にも何度も書いてるんだけど、今日、村山由佳 の 「すべての雲は銀色の、、、」の中の素敵な言葉を書き出してて、
私が子育てしてる時に実践していたことが出てきたので、
またまた書きたくなっちゃいました

親が子供を育てている時の目標は
「優しい子に育てる」「頭のいい子に育てる」「運動のできる子に育てる」、、、、等々限りなくあると思う。
でもね、親として一番教えってあげなければいけないことは、
いつ親がいなくなっても『自分で生きる! 』事ができる子にしてあげないといけないと思うの。

私は自分の娘たちに、幼稚園の時にナイフを持たせて調理を教え始めた。
キャンプに行って水道がなくても、ガスがなくても、
川で水を汲み、マッチを使って火を起こし自分で食べるものが作れるようにもした。
なのでもう小学校の時に家族のご飯の支度が出来た。
私の子育て、全部が全部大成功! ってわけじゃないけど、
これは、本当に正解だったと思う。

そしてもう一つ、
自分の子供に実験をしてみた。
「怖い」「気持ち悪い」 「恥ずかしい」 っていう言葉を命にかかわるようなとき以外には極力使わないようにした。
もちろん、当の私は虫は苦手だし、蛇は怖かったし、、、、
でも、子供の前では絶対に怖がらなかった。
うちは、もっのすごい田舎だったのでそんなものいくらでもいる!
家に虫や蛇が現れたり、子供たちが連れて帰ってくるたびに、
「わあ!蛇さんが遊びに来てくれたよ!」とか 「わあ!カエルさんと一緒に帰ってきたの?」 とか
夜、部屋を真っ暗にしても「怖いお化けが出るぞ~!」じゃなくて 「お化けさんが遊びに来てくれるといいね!」

そうしたら、本当に子供たちはそういう言葉を使わないで育った。
でも、幼稚園に行って、学校に行くと、お友達からそういう言葉を覚えちゃうから
ま、それまでだったんだけどね。

でも、やっぱり三つ子の魂百までじゃないけど、まだ まだ心のどこかにその意識を持っててくれてると思う。

だから、うちの孫たちは、
自然の生き物を怖がりません。
そしてもう、3人が交代で晩ご飯の支度をしています。

お勉強はできなくても生きていけるけど、
ご飯が作れないと、、、
生きていけないよ

上の写真は今朝6時。
そして





これが6時25分。





読んじゃった (^^;)

2016-07-25 13:25:19 | Weblog
村山 由佳

これも見た目が可愛すぎて、ちょっと躊躇ってた本です。

金曜日に 「上」 を読み始めて、土曜日のランチ休憩に読み終わっちゃいそうになって、
帰りのバスの中で読む本がないのはさみしいと、読むペースを落とし、
無事にバスの中で読み終わった。
家に着いたら、なんだか頭の中をこのストーリーがぐるぐるしてる。
気になって 「下」 を出してきて、次のお仕事の時用にカバーをかけて、バッグの中に入れたんだけど、
やっぱ気になって、、、
(ちょっとだけ!) と洗濯が終わるまで切りの良いところまで読んで、またバッグの中にしまった。

そして昨日、
やっぱり先が気になって、時間ができるとまたバッグから出して読んでて、、、
夜10時前には残り1/3 になっちゃって、
(これじゃ、お仕事に持っていってもすぐに読み終わっちゃうよね~、
う~ん、、、読んじゃえ~!)
って、とうとう最後まで読んじゃった

そのくらい面白い本でした。

『ただ確かなのはね。周りの99人までが全然大したことないと思ったって、本人が不幸だと思ったらそれは不幸なんだっていうことよ。
その反対に、はたから見てどんなに救いのない状態でも、当人が少しでも満足できるならそれは立派に幸福でありうるんだわ』

『お前が騒いだら、健太までが虫は怖いもんだと思い込むじゃないか』これは正しい

『たぶんそれは、色の数を抑えているからだと思うの。花の種類はいろいろでも、一つのアレンジメントの中に、色はあんまり使わないようにしているの。
強い色の花なら、それ一色だけにして、あとは緑を使うとか、別の花と合わせる時でも、せいぜい2色にとどめておくとかね。
淡い色の花だったら、同系色のグラデーションで、ふんわりまとめるとか』お花にしても、インテリアにしても、お洋服にしても、私もこの考え方が好き

『ねえ、素敵なことだと思わない?人間だけが花を贈るのよ』

『「しようと思えばできたのにしなかったこと」への後悔はまるで、雨が降るたびにじくじくと疼く古傷みたいに、いつまでも人を苦しめる。
相手が二度と会える見込みのない人間ならなおさらだ』

『私を不幸にするのはいつだって私自身。幸せにできるのも私自身』

『これから大きくなって、高校だの大学だの行くのか行かないのか知らないけど、この子ならなにやったって生き延びていくでしょうよ。
っていうか、そういう風に育ってほしいと私は思ってる』

と、こんな具合に、素敵な言葉がいっぱい出てくるから、
読んでみて!