はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.342 コーヒーの木

2018-12-21 00:08:52 | ライフ



もう7、8年も経つだろうか。

コーヒーの木を買ってきて、
机に置いていたら1週間ほどで枯れてしまった。

何が良くなかったかわからなかったけど、
あんまり悔しいので、
もう一回懲りずに買ってきたら、
今度は順調に成長した。


自分は植物でも金魚でも、
マメに世話をする方だから、
まあまあ長持ちをする。

観葉植物とか、
20年くらい育てていたのに、
ある日急に元気がなくなって枯れてしまうことがある。

サボテンや多肉植物もそんなことがあった。

数年前に、
盆栽店さんの社長さんと話す機会があったので
なんで急に枯れちゃうんでしょうねと質問したところ、
根の問題だったり、
鉢の中の土の栄養がなくなったせい、
とか説明してくれた。

リビングに
ガジュマルの木とコーヒーの木を置いていた。
ガジュマルの葉が落ちて、
葉が少なくなって寂しい気がしたので、
肥料をやった。

コーヒーの木は葉がたくさんで
ワサワサしていたけれど、
ついでにと思って
肥料をあげた。


するとしばらくして
コーヒーの木の葉が落ち出して、
1ヶ月くらいの間に、
あんなにワサワサしていた葉が
ほとんど落ちてしまった。

木自体も緑色でみずみずしかったのが、
みるみる白くなってしまって、
すっかり枯れ木になってしまった。

肥料の量とか時期とかが悪かったんだろう、
あるいは日当たりの問題か、
気温も低すぎたのかもしれない。
背が伸びたから、
根っこに問題があったのかも知れない。

いずれにしても
枯れるのはあっという間で
寂しいものだ。


また葉が出てきてくれたら
嬉しいんだけど、
ここまでなったら
それは無理か。





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WAKUプロデュース Birthday2018

Vol.341 SHO DOG 靴にすべてを。

2018-12-16 10:30:59 | 


中学時代、
学生服とジャージで過ごしていた。


学校の体操着は決まっていたが、
夏場のタンクトップと
ランパン(ランニングパンツ)は
色がそれぞれ、白、紺であれば、
ブランドは自由だった。

運動靴は
色は青と指定されていたが、
やはりブランドは何でも良かった。

服で主張することができないので、
田舎の中学校の中で、
少しおしゃれな同級生たちは
運動靴で個性を主張した。

その頃のスポーツブランドといえば
タイガーがちょうど
オニヅカからアシックスへ変わった時期。
値段も手頃で、
アシックスを履いている生徒が多かった。

そしてアディダス。
プーマは安かったし、
何となくアディダスより地位が低かった。

靴で主張するには、
できるだけ
他の同級生と違うブランドであることが大事で、
NEW balanceは
マラソン用と一般トレーニング用と
2種類しかなかった。
BLOOKSも珍しかった。

そしてナイキ。
ナイキも登場したばかりで、
履いてる奴はお洒落で一目置かれた。

そんな地域、
そんな時代だった。


大人になって、

子どもの頃は生意気に
チープな気がして、
敬遠していたけど、
そんな固定観念を捨てて、
プーマがいいな、
と好んで履いた。


今、ランニングする時のシューズはナイキだ。
ブランドで選んだわけじゃないけど、
何となくナイキ。


SHOE DOGを読んだら
これからはあえて
ナイキにしようと思った。

フィル・ナイトの物語に、
感情移入して、
成功を期待して本を読み進める。

サクセスストーリーは面白い。



アディダスは大会社だったし、
プーマとアディダスの創業者は兄弟だった。
(知らなかった。)


そしてアシックス。
最悪!
会社が悪いわけじゃくて、
たまたまひどい奴がいただけなんだけど、
日本人として恥ずかしく思うし、
もう二度と買いたくないと思った。

子どものバッシュもナイキにさせよう。


やっぱり
ブランドはストーリーだな。







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コーヒーの木






Vol.340 デザイン×経営の最先端 デザイン思考の先を行くもの

2018-12-15 09:31:46 | お勉強


たまたまトム・ケリーの本を読んで
IDEOという会社に興味を持って、
自分の勤めている会社と比較して、
こんな会社を作れたらいいなと思っていたのが10年くらい前。

理想の組織像を求めていたが、
ビジネスプランは何もなくて、
結局、自分で会社なんてできなくて、
そっちの方が楽だから就職してしまった。


勤務先の仕事でロフトワークという会社に出会った。

ロフトワークはまるでIDEOのようにクリエイティブで、
「そう、自分はこういう会社を作りたかったんだ」と思い
ロフトワークに大きな興味を持った。

大学院のマーケティングや消費者行動論の授業で、
デザイン思考を学び、
デザイン思考にさらに強い関心を持った。

さらに企業戦略の授業で
入山先生の論文をテキストとして使っていたので、
入山先生に会ってみたくなった。
だから、このセミナーの告知を見て、
迷うことなく参加することにした。


入山先生の講義から始まり、
各務さんの講義、
そして二人のディスカッション、
質疑応答という構成。


入山先生の自己紹介の中で
いきなりロフトワークの話が出た。

ロフトワークの代表取締役 林さんが中心となり、
今年、経産省と特許庁から「デザイン経営宣言」という提案があった。

その件もあって、
WEBで林さんと入山先生との対談があったという話。

ハーバードビジネスレビューの論文から入山先生を知ったから、
研究者のイメージを持っていたけれど、
すごい気さくで、好奇心旺盛で気取らない人で、
面白い話をたくさん聞くことができた。

各務さんの視点もユニークで、
よくあるパネルディスカッションとは違う、
ディスカッションらしいディスカッションで素晴らしかった。
IDEOの話もたくさん出た。

BIOTOPEという日本の会社の話が出た。
戦略デザインファームともいうべき会社で、
マッキンゼーやボストンコンサルティングと張り合うどころか
負かすような仕事もしているとのこと。

ロフトワークやBIOTOPEのような
これからの時代を象徴する企業の研究したいと思っているので
本当に楽しくて、興味深いセッションだった。


終了後、
入山先生には挨拶できたが、
各務さんとは名刺交換できなかった。

自分のテーマの中にデザイン思考があるから、
いずれお会いする機会はあると思っている。



さて今日も入山先生の論文を読んで予習しなくては。





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SHOE DOG 靴にすべてを。



Vol.339 映画 ボヘミアン・ラプソディ

2018-12-12 16:45:00 | 映画


11月25日 長男とボヘミアン・ラプソディを観にいった。



ピンクレディや沢田研二のレコードとかを買っていた小学生の頃、
イケてる同級生はKISSやJAPAN、ビリージョエル、
そしてQueenのレコードを持っていた。


音楽に目覚めた長男は、
やがてビートルズやストーンズに回帰する日が来るだろう。
そして、きっとQueenも通るべき道。

「親子でボヘミアン・ラプソディを観るなんて羨ましい」
そう思っているロックお父さんは世の中に少なくないはず。


大学生の頃、
Radio Ga Gaや放送禁止になった I Wont To Break Freeや
ソロでヒットした I Was Born To Love Youや、
そして We Are The Championsとかを
深夜の音楽番組や居酒屋のレーザージュークなどで何度見ただろう。

だけど背景にどんなことがあったのかなんてまるで知らなかった。

ロックスターに憧れて、
ロックスターになりたかったけど、
ロックスターは苦悩だらけだ。

そしてブライアン・メイはいい奴だった。





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デザイン×経営の最先端

Vol.338 映画 夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜

2018-12-11 23:41:27 | 映画


11月1日、
1日は映画が安いのでもう一本。


日本人とはなんやかんや妖怪やお化けが好きで
いまだ息の長い妖怪ブームの中にいる。

「夏目友人帳が面白いんだよ。」
何年か前に
長男がどこからともなく見つけてきて見始めたら、
次男も見るし、妻も見るようになった。

僕はテレビがついていればまあ見なくはない。

CSで放映されているのだが、
シリーズは5とか6とかで、
意外に昔から人気らしい。


切ないとも少し違い
哀しみとも少し違う
なんと表現したらよいだろう。

強い感情ではなくてじんわりくる。

懐かしいことをふと思い出したり、
失くしてしまったものを寂しく思う感情に少し似ている。

カウンセリングやセラピーに近いかも知れない。


10月に妻と子ども2人と3人で映画館に行った。
自分も行くと言えば、
大人は一人でいいから私は行かないと
妻がきっと言うと思って、
一人で留守番していた。

妻と子どもたちが仲良くしてくれるのは
なんか、うれしい。

まあ僕も観ておくか。

やはりじんわり
なんとも言えない
気分になった。




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映画 ボヘミアンラプソディ