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僕はいつか音楽を一緒に演りたくて、キッズパーカッションやミニギターを買い与え、ピアノを習わせたりもしているのだけど、どうも彼、僕の長男の興味はそこにはなかったらしい。
電車が大好きで、トミカにはまり、プラレールに夢中になり、そして今はレゴブロックに取り憑かれている。
好きに加えてすごくクリエイティブで見事なものをつくるので、そこを伸ばしてやりたいと思って、小学校の校長先生に「レゴ部をつくりませんか?」と提案しにいったことがある。
校長先生曰く、
「教育は本来は学校と家庭と地域、3者で行なうものだと思う。ぜひ地域でやって欲しい。」
地域? そうだよなあ。
と思って、僕はとりあえず「おやじの会」に参加した。
フェイスブックでいろいろ投稿していたら、子ども育成会連絡協議会の方と知り合いになった。
そして、昨年のクリスマスのイベントで「レゴであそぼうコーナー」を実施させてもらった。
子どもたちにレゴブロックで思い思いの作品をつくってもらって、記念写真を撮るという企画。
まずまずの第一歩である。
すると、「おやじの会」からも「ふれあいフェスタでもレゴやってみようよ!」と声がかかった。
そして実現した。
レゴで東川口のみらいのまちをつくろう!!
子どもたちがたくさん集まってくれて、初回としては大成功だったと思う。
だけど、僕が考えているのは「ただ楽しければ好い」というのではなくて、そこで楽しく学べること。
まずは興味を持つ、好奇心を育てる。
レゴブロックなんてやったことないけど、友だちがやってるからちょっとやろうかな。
そして手指を使って発想すること。
レゴシリアスプレイのワークで講師が「手は脳に繋がっている」と言った。
先に頭で考えてつくるのではなくて、手や指を動かしながらものをつくるクリエイティビティ。
カラフルなレゴブロックで色彩感覚を学べる。
東大レゴ部創始者のプロのレゴビルダー三井淳平さんの書いた「空間的思考法」という本がある。
レゴブロックは空間把握を学べる。立体的に考えることができるようになり、全方向から見る視点、特に俯瞰的視野を自然と学べる。しゃがんで低い角度から、レゴフィグ(レゴのフィギュア)の目線でも見て、そして少し距離を置いて制作者の目線で見る。
それから自己肯定感、自尊感情を育むこと。
オレってあんがいやるじゃん!という気持ちを体験する場とする。
何もわざとらしく褒める必要はない。
子どもたちはホントにすごくて、発想豊かな作品をつくるので「すごいね!」って素直に口にするだけでいい。
プレイフルであることが一番大切だけど、例えば決められたルールを守ってその制約の中で作業をするクリエイティビティであったり、一人ではなくて友だちと協力して作品をつくる楽しさ、一体感、チームワークを学んでもらうことも実は考えていた。
このコーナーの概要、ストーリーは、レゴブロックで個人または数人で小さな作品をつくり、それを僕が用意した、デフォルメ化した東川口の白地図の上にディスプレイしてまちを完成させるというもの。
すべてがうまくいったかというと実はそうではない。
作品を並べる地図に置かれた作品、車や電車の作品が多いので、小さい子たちはその作品で遊びたがる。遊ぶだけなら好いけれど、ほとんどの場合、最後にはそれを壊してしまう。
つくる場所と飾る場所というルールを徹底することはなかなか難しかった。
最後には子どもたちと一緒にレゴブロックを片付けた。
片付けるということも重要な学びだ。
つくるよりむしろ壊すことの方が得意な子どももいて、楽しんで片付けをする子どもたちがいる一方で、何の疑問もなく遊びっぱなしで帰ってしまう子どもたちも少なくない。
イベントなので楽しいことが一番だけど、「レゴ部」になったならば理念や目的を明確にするのは当然と言える。
とすれば、イベントとはいえ、もう少し方向性をしっかりするべきかも知れない。
例えば、みんなでつくった作品をしばらく学校に展示させてもらうとか、個人・グループの作品コンテストにして優秀作品を表彰するとか、ゴールを一つ決めてみると子どもたちにあらたな学びが生まれるのかも知れない。
僕の長男はイベントでは、自分で作品をつくることをしないでファシリテーターとして期待以上の働きをしてくれた。
リーダーシップやファシリテーションシップを学ぶのにはクラブ活動はやはり最適なのだ。
そんな長男はレゴブロック的にはもう一つ上のステージに達していて、作品をつくるだけではなく、つくった作品をコマ撮りしてiMovieで編集してストップモーションアニメを制作することにはまっている。
http://youtu.be/RwK4Y_KTsQc
しかも、一人でつくらないで友だちと一緒につくっているところが素晴らしい。
「レゴ部」でアニメーション制作なんてこともできたらいいな、と夢は膨らむ。
僕はいつか音楽を一緒に演りたくて、キッズパーカッションやミニギターを買い与え、ピアノを習わせたりもしているのだけど、どうも彼、僕の長男の興味はそこにはなかったらしい。
電車が大好きで、トミカにはまり、プラレールに夢中になり、そして今はレゴブロックに取り憑かれている。
好きに加えてすごくクリエイティブで見事なものをつくるので、そこを伸ばしてやりたいと思って、小学校の校長先生に「レゴ部をつくりませんか?」と提案しにいったことがある。
校長先生曰く、
「教育は本来は学校と家庭と地域、3者で行なうものだと思う。ぜひ地域でやって欲しい。」
地域? そうだよなあ。
と思って、僕はとりあえず「おやじの会」に参加した。
フェイスブックでいろいろ投稿していたら、子ども育成会連絡協議会の方と知り合いになった。
そして、昨年のクリスマスのイベントで「レゴであそぼうコーナー」を実施させてもらった。
子どもたちにレゴブロックで思い思いの作品をつくってもらって、記念写真を撮るという企画。
まずまずの第一歩である。
すると、「おやじの会」からも「ふれあいフェスタでもレゴやってみようよ!」と声がかかった。
そして実現した。
レゴで東川口のみらいのまちをつくろう!!
子どもたちがたくさん集まってくれて、初回としては大成功だったと思う。
だけど、僕が考えているのは「ただ楽しければ好い」というのではなくて、そこで楽しく学べること。
まずは興味を持つ、好奇心を育てる。
レゴブロックなんてやったことないけど、友だちがやってるからちょっとやろうかな。
そして手指を使って発想すること。
レゴシリアスプレイのワークで講師が「手は脳に繋がっている」と言った。
先に頭で考えてつくるのではなくて、手や指を動かしながらものをつくるクリエイティビティ。
カラフルなレゴブロックで色彩感覚を学べる。
東大レゴ部創始者のプロのレゴビルダー三井淳平さんの書いた「空間的思考法」という本がある。
レゴブロックは空間把握を学べる。立体的に考えることができるようになり、全方向から見る視点、特に俯瞰的視野を自然と学べる。しゃがんで低い角度から、レゴフィグ(レゴのフィギュア)の目線でも見て、そして少し距離を置いて制作者の目線で見る。
それから自己肯定感、自尊感情を育むこと。
オレってあんがいやるじゃん!という気持ちを体験する場とする。
何もわざとらしく褒める必要はない。
子どもたちはホントにすごくて、発想豊かな作品をつくるので「すごいね!」って素直に口にするだけでいい。
プレイフルであることが一番大切だけど、例えば決められたルールを守ってその制約の中で作業をするクリエイティビティであったり、一人ではなくて友だちと協力して作品をつくる楽しさ、一体感、チームワークを学んでもらうことも実は考えていた。
このコーナーの概要、ストーリーは、レゴブロックで個人または数人で小さな作品をつくり、それを僕が用意した、デフォルメ化した東川口の白地図の上にディスプレイしてまちを完成させるというもの。
すべてがうまくいったかというと実はそうではない。
作品を並べる地図に置かれた作品、車や電車の作品が多いので、小さい子たちはその作品で遊びたがる。遊ぶだけなら好いけれど、ほとんどの場合、最後にはそれを壊してしまう。
つくる場所と飾る場所というルールを徹底することはなかなか難しかった。
最後には子どもたちと一緒にレゴブロックを片付けた。
片付けるということも重要な学びだ。
つくるよりむしろ壊すことの方が得意な子どももいて、楽しんで片付けをする子どもたちがいる一方で、何の疑問もなく遊びっぱなしで帰ってしまう子どもたちも少なくない。
イベントなので楽しいことが一番だけど、「レゴ部」になったならば理念や目的を明確にするのは当然と言える。
とすれば、イベントとはいえ、もう少し方向性をしっかりするべきかも知れない。
例えば、みんなでつくった作品をしばらく学校に展示させてもらうとか、個人・グループの作品コンテストにして優秀作品を表彰するとか、ゴールを一つ決めてみると子どもたちにあらたな学びが生まれるのかも知れない。
僕の長男はイベントでは、自分で作品をつくることをしないでファシリテーターとして期待以上の働きをしてくれた。
リーダーシップやファシリテーションシップを学ぶのにはクラブ活動はやはり最適なのだ。
そんな長男はレゴブロック的にはもう一つ上のステージに達していて、作品をつくるだけではなく、つくった作品をコマ撮りしてiMovieで編集してストップモーションアニメを制作することにはまっている。
http://youtu.be/RwK4Y_KTsQc
しかも、一人でつくらないで友だちと一緒につくっているところが素晴らしい。
「レゴ部」でアニメーション制作なんてこともできたらいいな、と夢は膨らむ。