はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.77 誰か憑いたかな?

2010-10-12 18:12:30 | お勉強
仕事で高校をまわっていることは以前も書いたが、論語を専門にしている国語の先生に出会って、「漢文で読まなくても、訳文で読んでも論語は良いですよ。」と薦められた。

それから、先週読んでいた「社長の教科書」にも論語の話が出てきた。

そんなことで今朝から「論語物語」という本を読んでいる。

孔子の教えは難しい。頭では理解できてもなかなか実行することが困難なのだ。
やっぱりお金も欲しいし、認めてもらいたいと自己顕示欲とかも出ちゃうし、君子には程遠いよ。とほほ。

それから今日は英語とか勉強しちゃおうかな、なんて思ってTOEIC対策の英単語の本と、英文法の本を買ってきた。
読むのがすごい楽しみだったりして、どうしたんだろう俺。

一向にできるようにならないけど、相変わらず簿記も勉強しているし、
加えて論語に英語ときたもんだ。

僕が学生だったら感心されて褒められるところなんだけど、小さい子どもがいるサラリーマンのお父さんなので、「勉強なんかしてないで家のこと手伝ってよ」とか怒られる立場だったりする。
知りあいの高校生とかには良く言うんだけど、勉強したくても、時間がなくてできなくなることもあるんだ。思う存分に学べる環境にあるなんてすごい恵まれているんだよ、なんてやっぱり何か憑いちゃったかな俺。



Vol.74 傾聴

2010-10-07 18:50:49 | お勉強
先日、仕事でとある高校の先生と面談していた時のこと。

「実は僕はキャリアカウンセラーなんですよ。」なんて話したら、
その先生は心理カウンセラーと産業カウンセラーの資格を持っていたのだが、
「どうりで傾聴スキルを使っているなあと思っていたんですよ。」と言われた。

普段から傾聴を意識はしているけれど、そうあらためて言われると、
自分もようやく板についてきたのかなと思って少しうれしかった。

Vol.68 アイデアはどこからやってくる?

2010-08-27 08:53:04 | お勉強
 縦に開く絵本「100かいだてのいえ」の著者、メディアアーティスト岩井俊雄氏の半生を語った自伝で中学生向けの「14歳の世渡り術」というシリーズの本「アイデアはどこからやってくる?」を読んだ。

 ついこの間、「世界を変えるオシゴト」を読んで感銘を受けたが、またまたこの本でも感動してしまった。
 
 子供たちにぜひとも読ませたい。
 
 「世界を変えるオシゴト」では、やりがいのある社会貢献性の高い仕事をするには、今の僕の会社では駄目だというあきらめ的な気持ちがあった。
 
 でも、このたび「アイデアはどこからやってくる?」を読んで、どこにいたって、どんな職種であったって人の役に立つ仕事はできるし、楽しく働けるんだという気持ちになった。

 「100かいだてのいえ」の発想が生まれた話をはじめ、音と光を演奏するコンセプトの楽器「TENORI-ON」の誕生にまつわる話、三鷹の森ジブリ美術館にある「トトロぴょんぴょん」という作品の話などが面白く紹介されている。

 まったく知らなかったけれど「TENORI-ON」という楽器はYAMAHAから発売されている。WEBで調べてその演奏のデモムービーを見たが、これがカッコイイ。
 YMOとかテクノ好きな僕なのでビビビときてしまった。楽器なのでサウンドも本格的だ。121,000円のタイプと69,800円の2タイプ。フォルムは一緒だが素材や光の色などに違いがあり、もちろん高い方が断然カッコ良い。
 もう10年近く活動していない僕らのバンド「SAIZANS」の復活の見通しがついたら買おうかなと思ってる、といったら妻に怒られるだろうか。

 ポニョを唄う女の子が可愛くないので、ポニョ以降、ジブリの映画は我が家ではあまり人気がないのだけれど、三鷹の森ジブリ美術館にもやっぱり行きたいなという気持ちになった。
 

 アイデアを出す。いろいろクリエイティブに考えることって楽しいなあ、と思うんだけど、「考えない練習」という本も興味があって、そのうち読んでみようかなと思ってる。

Vol.64 世界を変えるオシゴト

2010-08-14 13:59:16 | お勉強
「世界を変えるオシゴト」という本を読んだ。

マリーとキャロルというハーバード大学ケネディスクールで学んだ香港人と台湾人の女性がチベット族の貧困問題を解決する目的から、ヤクという家畜のお乳から作ったチーズや、その毛からニット製品を作るビジネスを起こすノンフィクションの物語。

読んでいて鳥肌がたった。

志が高いから、働くモチベーションも達成感も違う。
こういう風に仕事をしたいものだと思うし、ぜひ、早いうちに子どもたちにも読ませたい。

Vol.61 禅的シンプル仕事術

2010-07-06 17:56:31 | お勉強
「禅的シンプル仕事術」という本を読んだ。
今もトイレで毎日少しずつ繰り返し読んでいる。

ゆっくり歩いてみる、とある。
思えば、いつも忙しぶって効率とか時間のムダなどばかり気にして、速く歩くことばかりを意識してきた。
努めてゆっくり歩いてみるのは新鮮だ。「ああ、速く歩かなくていいんだ」と気持ちが穏やかになるし、風景も変わって見える。

食事はゆっくり食べる。
命の恵みに感謝して一口ずつじっくり味わう。一口ごとに箸を置くのが良いらしい。さすがにそんなにゆっくりは食べられないけれど、頑張って急いで食べていたのを、頑張ってゆっくり食べる、に変えてみるのはなんとなくいい心持ちだ。

禅の教えを読みながら、
ゆっくりトイレに入る、
と家族に怒られる。