「映画じかけのカクテル」という本でも紹介されていたし、「災害ユートピア」という本にも紹介があったと思う。
どうにも気になっていた。ずっと、観たいと思っていた映画「バグダッド・カフェ」をDVDで観た。
まず一つ。人を変えるのはとにかく行動が必要なんだと痛感した。
おせっかいな働き者ドイツ人おばちゃんのジャスミンが、頼まれもしないのにカフェと事務所の掃除をしたことが奇跡を起こすベビーステップとなる。
それから自分のキャラ作りと、コミュニケーションツールの必要性。
ジャスミンおばさんはコミュニケーションツールとして手品を選択する。そして、それを身につける人知れない努力。
僕なんか単純で影響されやすいから、「手品覚えようかな」なんて今考えている。
地味だけどいい映画だった。
画家のおじいちゃんとの老いらくの恋の予感は要らないと思う。
どうして、映画つくる人は恋愛の要素を入れたがるんだろう。
でも画家がプロポーズして、
ジャスミンが「ブレンダに相談してみる」というラストのシーンはいいね。
このシーンのためには恋がなきゃだめか。