はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.232 ファンタジー論

2012-12-21 18:46:42 | お勉強
映画といえば最近は、一人で観ることもあるが、ほとんどは子どもと観に行っている。

妻と観た映画の一番最近のものは何だったろう?「海の上のピアニスト」かな、もしかして。何年前だよって話だね。

はじめて一緒に観た映画はよく覚えている。「ベルベット・ゴールドマイン」
「おもしろかった!」って観たときは言っていたのに、結婚した後では「あんな気持ち悪い映画、観たくなかった」とか言われた。なんだかなあ。

子どもと観に行く映画は「カーズ」や「トイ・ストーリー」「ウォーリー」等々のピクサーの映画や、「チャーリーとチョコレート工場」「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「コープス・ブライド」「アリス・イン・ワンダーランド」等々ティン・バートンの映画が多い。
年内に「フランケン・ウィニー」も観に行くつもりだ。

そんな感じなので自分はファンタジー好きなのだと思っているのだが、よくよく考えるとハリーポッターもナルニアも指輪物語も読んでもいないし観てもいない。



僕の勤めている聖学院大学の欧米文化学科には「ファンタジー論」という授業がある。

神話や伝説、昔話の中からファンタジー作品のもとになったところを探り、そして「魔法」や、「魔法の生き物」、「魔法使い」、「魔女」、「ヴァンパイア」等々、項目ごとに作品の分析をしていくのだそうだ。ディズニー映画と原作の比較などもする。
ファンタジーにはキリスト教文化の色が濃い作品も多い。
聖学院はキリスト教主義の大学だからキリスト教の視点からの学びもバッチリ。

ファンタジー好きの人にはホントたまらない。

実際に欧米文化学科にはファンタジーを書いて作家デビューしている卒業生がいたりする。(実はその卒業生からファンタジー論の授業が面白かったと教えてもらったのだ。)

今年はそんな素敵な「ファンタジー論」の授業の存在をうっかりすっかりスルーしてしまったが、来年はしっかり取材しようと思っている。

知的好奇心が刺激されるなあ。いやあ、学問って素晴らしいですね。なんてね。