朝から「ブレードランナー2049」を観て、そのまま帰らないでいて、昼から「KUBO」を観た。
外国人クリエイターがイメージする日本的なものを主題としたいわゆる英雄の旅(ヒーローズジャーニー)。
旅の途中で出会ったお供のキャラと、3つのアイテムを探す旅を続け、全部揃ったところでボスキャラと対決するというお決まりのストーリー。
英雄の旅に加味された和のテイストは、外国人目線とは言え、検証・考証がしっかりされているので「ニンジャスレイヤー」のような能天気なナンセンスさはない。
妖怪もの(だから観たのだが)としては「ゲゲゲの鬼太郎」よりは「うしおととら」的。
「ブレードランナー」というタイトル(職業名)はウィリアム・バロウズの小説名から取ったそうだが「KUBO」というタイトルは外国人スタッフの日本の友人の名前だそうだ。
おそらくは”久保”か”久保田”か”窪塚”あたり。
毎朝、出勤で乗る電車にKUBOを慕う村のおばあさんにそっくりの人が乗っている。
間違いなくこの人がモデルだろう!と思えるほどディテールまでそっくりなのである。
おそらくその女性がクボさんだ。
(写真は妖怪ORIGAMI、KUBOの映画とは無関係です。)