うちの子の小学校は(もちろん公立だけど)熱い。いろんなことに熱心で、日々の宿題も多いし、親に課す課題も多い。子どもの教育に親が関わることを求めているのだ。それは過保護ではなくて、承認することを求めている。親が子どもの努力や成果に承認してあげること、もっと簡単に言えば子どもの勉強や学校生活に関心を抱くことが、子どものモチベーションをあげることになると考えているんだと思う。
ということで、この冬休みの宿題も山のようにある。
外面(そとづら)が良い我が子は、宿題なんて簡単に済ませてしまう聞き分けの良い優等生みたいに学校では思われているようであるが、水面下はすごいことになっている。
宿題は大嫌いで、妻に怒られて毎日泣きべそをかきながら机に向かっているのである。
ましてや冬休みは休みとはいえ、大掃除をしたり、僕と妻と二つの実家に行き、たくさんの親戚と会ってお年玉をかきあつめ、初日の出を見に出かけたり、神社に行ったり、犬と遊んだりと宿題以外のイベントも山盛りなのである。その上ドリフの特番なんかもやっていて、テレビに釘付けになる日もある。
そんなわけで1月も6日ともなると冬休みの終わり(子どもの学校はセメスターなので3学期ではないらしいし、始業式もなく即授業のようだ)がズンズンと音を立てて近づいてくる臨場感だ。
そして、代休で昨日会社を休んだ僕に与えられたミッションは、子どもの宿題を進めること。
お父さんは考えた。
宿題=嫌なこと めんどくさい という意識をまず変えなくてはならない。
不真面目や度を超してはダメだけど、楽しくなるようなアイデアを盛り込まなくちゃいけない。
すべきことが結構あるので午前と午後に分けて、はじめから無理と思ったりしない様にした。
そして午前中のノルマ達成のためのモチベーションの中心は、昼ご飯のラーメン。だからそれを印象づけるためにセントラルイメージをラーメンにした。ただのラーメンじゃ子どもは興味を持たないかも知れない。具にゴリラやカエルを入れてみて「ゴリラカエルラーメンだ」と言うと、大笑いをしてマインドマップを自分の方向に向けた。よし、食いついた。
そのノリを無くさないように、取りかかりは一番得意な科目、楽勝な宿題にしよう。
ということで算数になった。算数のブランチには笑顔の顔アイコンを描いてある。
2番目には一番嫌いな宿題を片付けちゃおう、そうすれば後が楽、ということで国語のプリントになった。顔アイコンは涙。
という感じで、ダジャレや下ネタなんかも入れながら、気が重い宿題が、極力辛くならない様に工夫するツールとしてマインドマップを活用。見事に昨日のノルマを達成したのだった。
でも、まだ算数がたっぷり残ってるらしい。
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