おもちゃも、アキレスボーンも、歯磨きガムも、
ふたりでひとつなんてことは、しないんですが!!!!
青太郎は、「惇にいちゃんの」が欲しい。
これは、銀次郎もしました。
「金兄ちゃん、頂戴」
弟は、こうなんですよね。
姉である私も、よく言われました…
惇、最初はしらんぷり。
青太郎は、すぐ側に来て、わめきます。
いくら言っても、惇兄ちゃんが、かなえてくれないと、
「わおぉぉぉ~~~~~」
これがでると、惇は「うぅ」(しかたないなぁ…)と言って、
譲ってやります。
私は、論理的に攻めて、煙に巻いて、
ほとんど、譲ってやりませんでした。
金太郎は、五分五分。
「ダメ」と言われると、銀次郎はすごすごと。
惇が、一番優しい。
でもね、内心は悲しいんです。
「かぁたん、だっこ」
甘いよなぁ、と思いながらも、
惇の気持ちが落ち着くまで、
なでなで、なでなで。
だって、弟のやんちゃに悩まされたわたしには、
その気持ち、よぉ~~く分かるんだもの。