第3節のフロンターレ対ベルマーレを試聴した。
咋シーズン、フロンターレはベルマーレにホームアウェイ共に敗戦、いわゆるダブルを喰らっている。
ベルマーレがどんな闘いをするのか、フロンターレの調子はどうか、そんな思いで観ていた。
解説は水沼貴史氏。水沼氏お気に入りの湘南の大橋選手が怪我で途中退場してしまった。心配ですね。
【公式】ハイライト:川崎フロンターレvs湘南ベルマーレ 明治安田生命J1リーグ 第3節 2023/3/4
素直な感想。
ベルマーレの方が勢いがあって、フロンターレは苦戦していた。
攻撃も守備もアグレッシブ、ベルマーレの戦術は明快。
監督が山口氏に代わっても戦術は継承され、選手間の共有もとれている。
ベルマーレの勢いがある時って、こぼれ球(セカンドボール)が何故かベルマーレに渡る。
マリノス戦でも何回も見た。
この試合もそうだった。そして勢いよく前線へ運んでいく。
複数点とってもおかしくない試合だったと思う。
フロンタールはビルドアップに問題があると思う。
ベルマーレのハイプレス、球際の強度にうまく対応できていない。
試合中、トライアングルを作ってワンタッチパスでビルドアップするベルマーレに翻弄される場面があった。
興味深い記事があったのでリンクしておきます。
以下、記事から一部抜粋
◆課題【ハイプレス2トップに苦戦、再び】ビルドアップが機能しなかった。
狙ってのキックならともかく、苦し紛れのロングボールでは、ただでさえ相手DFと身長差があるFW宮代大聖が起点となるのは難しい。
セカンドボールも拾えず、中盤でタメが作れなかった。
昨季湘南とC大阪に勝てなかった(リーグ戦計4戦全敗)ように、川崎はハイプレスができる2トップのチームを苦手とする傾向がある。
3節、マリノスが闘ったハイプレス、ハイラインで臨んでくる広島も今のフロンターレは手こずるのではないかと思う。
フロンターレは負傷者が多く、選手起用に苦労していると思う。
そんな中でも引き分けに持ち込めたのは流石だ。
前述の記事より
この日の湘南が示した「プレスをかけ、サイドバック不在側のセンターバックに苦し紛れのロングキックを蹴らせる」形は、
川崎対策の王道となるかもしれない。
ただ、これまではそこを個々の選手の力で対応できたんだと思います。
でも、今は選手が揃わないこともあって、それができないんじゃないでしょうか。
セカンドボールを拾えない、苦し紛れのロングボール、これらもこれまでのフロンタではほとんど見られなかことだと思います。
それと、チョン・ソンリョンがあきらかにおかしい。
これもかなり影響しているんじゃないでしょうかね。
でも、hajimeさんの書かれている通りで、それでもドローに持ち込めるところがフロンタの地力なんですよ。
なにしろ未だに止める蹴るの基本ができているのはやはりスゴイと思います。
これで選手が揃ってくれば間違いなく復活してくると思います。
そう言う意味ではとりあえず1試合やってしまって良かったと思います。
フロンターレはディフェンスラインの怪我人の多さ、チョン・ソンリョンの不調、選手の移籍とその後の補強などなど不安要素が多い気がします。
マリノスより核となる選手が多く移籍してしまい、残った選手の戦術の浸透具合が試合の結果に出ているのかもしれません。
それでも最後は地力というか、強いメンタルで勝つか引き分けにもっていくのは大したものですよね。
マリノスも怪我した選手の復帰、新加入選手の戦力化が進まないとこれから先は試合に勝つのはどんどん厳しくなってしまうと思います。
アウェイでは勝ちましたが、怪我人の復帰と新戦力の状態によっては、おっしゃる通り1試合やってしまって良かったとなりますね。
話しが全くズレて申し訳ないですが、フロンターレは柏から大南、マリノスは上島が加入してそれぞれが試合に出て結果が出ています。いまだに勝利の無い柏にとって両選手の放出は失敗だったと思います。