

合唱コンクールのような花です。2006.5.14 オカタツナミソウ (葦毛湿原にて)

雑木林や山には、シダの新芽がいっぱい伸びていました。

こちらに迫ってくるような迫力があります。

さて、お目当てのバイケイソウですが、咲き始めという感じで、来るのが早すぎたみたいです。
いっぱい花芽が出ていますので、これからが楽しみですね。

今日一番よく咲いていたバイケイソウを写してみました。

アップにすると、緑がかった白い花で地味ですが、花びらがストライプになっていてオシャレさんです。

さらにアップにしてみました。どうですか?

こちらは湿原入口付近のイボタノキ。

アップです。花のかたまりの上の方のつぼみがかわいいです。

沢沿いにハンカイソウが咲いていました。湿った所が好きな花のようです。

アップにして、よく見てみると花の中にまた小さな花が咲いているような・・・・・
黄色の大きな花でよく目立ちます。つぼみをたくさん見かけました。これから次々咲きそうです。

湿原の中では、モウセンゴケがたくさん葉っぱをだして地面を赤く染めていました。

アップにすると、いかにもこのネバネバで虫を捕えますよと言わんばかり。
食虫植物というと、怪しげで気味が悪いですけど、びっくりするようなかわいい花を咲かせるんですよ、これがまた。

トキソウがちらほら咲いていました。木道から遠いところばかりに咲いていて、指をくわえて見ていました。
そんな中、一輪だけ手の届くところに咲いていてくれました。ありがとう。

オオバウマノスズクサ。まさかまだ咲いているとは思ってもいませんでした。

前から見ると妙な形の花ですが、横から見てもやっぱり妙ちくりんな花でした。

実はこの花を探しに今日はここに来たのでした。エンシュウムヨウラン。葉っぱが無いからムヨウランだそうです。

たくさん見つけましたが、なかなか花が咲いているのを見つけられませんでした。

右の茎の花の上に小さなカミキリムシがのっています。左の茎の上の方にはアブラムシみたいな虫がたくさん。

こちらはキイムヨウラン。光が当たってとってもきれいでした。

一輪だけ咲いていたので、少しアップめで撮ってみました。
ムヨウランの仲間は恥ずかしがり屋が多くて、なかなか花を開いてくれません。そこがまた魅力的です。

タツナミソウ。押し寄せる波のような咲きっぷりからの命名のようです。

冒頭のフォトカードのオカタツナミソウとは色合いといい、咲き方といい別種のようです。

最後にクモの巣が光が当たってきれいだったので撮ってみました。今回は虫がよく登場しました。
虫ぎらいの人、ごめんなさい。やっぱり今回もながくなりました。
おしまいまでおつきあい、ありがとうございました。それではごきげんよう。
