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堅く評 #大村知事のリコールを支持します #ピーチ航空は障碍者の敵 #静岡県を解体せよ モーリシャス関連は検索窓から

村中詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その四十七 (人々は合理的かつ献身的に動く、その結果、困るは白衣たち。)

2020-09-29 21:50:27 | 技術思想&安全
の続き。


合理的かつ献身的な通院患者
「コロナが落ち着くてまで、お薬を貰うだけにしよう。通院頻度は半分にしよう。コロナやインフルを病院で貰っては、ご近所さんや親戚縁者にばら撒いてしまうかもしれない。大変だ!」
「ちょっと熱っぽい。普段は、病院に頼っていたけど、今は止めておこう。」

合理的かつ献身的な人々
「コロナ禍が落ち着くてまで、人間ドックや健康診断は控えよう。」
「あ゛ー、飲み過ぎた……けど、救急車は止めて、大人しく横になろう。」

合理的かつ献身的な保護者
「コロナが落ち着くてまで、病院は避けよう。この子がコロナやインフルを病院で貰っては、お医者さんに迷惑が掛かってしまう。だから、この子の予防接種は控えよう。」

合理的かつ献身的な妊婦
「今感染したら、この子に後遺症が出るかもしれない。だから、コロナが落ち着くてまで、病院は避けよう。」

このように
合理的かつ献身的な人々が、

自分自身や自身の子たちは
「医療を必要としない」
と判断。

その結果、
六月下旬、
病院経営はKO寸前、新型コロナ対応にとどまらず「医療の在り方」を根本的に考えるべき—日病協・相澤議長

相澤孝夫議長(日本病院会会長)は「すでにふらふらのところに、新型コロナウイルス感染症というパンチが受け、日本の病院全体がダウンしてしまった。現在、ボクシングで言えば、8カウント、9カウントまで来ている」と
 
実は、
「医療を必要としない」患者にも、
医療資源を振り撒いていたことで、
医療機関の収支は黒字になっていた。。。

ちなみに、
「新型コロナウイルス感染症というパンチ」
は、新型コロナ患者と接点のない病院・診療所も、等しく受けています。

七月には、復調傾向がみられる
ものの、まだコロナ前には戻っていない。

なのに、村中は、

医療を必要としない患者には医療資源を割かないことも大事

と、病院・診療所を背後から刺すが如く。

合理的かつ献身的な患者たちは、

治療を待てない患者』であるはずのがんにおいても、症例数減少が続いています。患者数の増減はがんの種類によって、次のように異なっています。「胃の悪性腫瘍」(060020)のみならず、▼結腸の悪性腫瘍(060035)▼膀胱腫瘍(110070)―でも減少幅の拡大が見られ、また▼肺がん▼前立腺がん▼乳がん―では、5月に比べ減少幅は改善傾向にあるものの患者減はいまだに継続しています。

という驚くべき献身ぶり。

緊急入院では、3-5月分データと同様に「肺炎(040080)」、「ウイルス性腸炎(060380)」、「急性気管支炎、急性細気管支炎、下起動感染症(その他)(040090)」では症例数減少がやや改善しましたが、依然として大きな患者減少が続いています。
▼「肺炎(040080)」:5月・マイナス54.1% → 7月・マイナス47.9%(6.2ポイント縮小)
▼「ウイルス性腸炎(060380)」:5月・マイナス73.2% → 7月・マイナス34.4%(38.8ポイント縮小)
▼「急性気管支炎、急性細気管支炎、下起動感染症(その他)(040090)」:5月・マイナス88.5% → 7月・マイナス84.2%(4.3%ポイント縮小)


文言解釈は言った側に、不利に解釈されがち。
だからこそ、合理的かつ献身的な人ならば、
判断基準を明瞭にするため、
言葉を尽すものなのだけど……。


関連。









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必要性を実感できないものは、バッサリしたくなる。 或いは合理的選択論とHPVワクチン

2020-09-29 13:36:42 | 経済

税法の技術は、
地球のどこかに所得課税があり、
かつ、
カネが有り余っているから
生まれる。

カネが有り余っている者が必要とする公共財
カネのない者が必要とする公共財
とは、
大きくズレる。

愛知県内で広がるル大村秀章に対するリコール署名も、
このズレが絡む。  
#大村知事のリコールを支持します

さて、

には、
租税の教養が、欠けている。

財政学・経済学的には言えば、
所得課税と消費課税は、同質(家計の入口で掛けるか、出口で掛けるか、の違いでしかない)。
累進課税は、所得課税であっても、消費課税であっても、(単一税率による課税と比べると)より経済活動を阻害する(死重損失を発生させる)。つまり、租税原則の一つ、租税の経済中立性に反する。

を含む、租税の基礎が「Hashimoto (@r_hashimoto) 」に欠けている。

そして、
カネが有り余っている者が必要とする公共財
その筆頭は、福祉ではない。

公共財供給に必要な財は、集めにくい。
しだかって、
公共財の供給に際して、
取捨選択は必須。

もし、公共財「福祉」の供給を増やしたいならば、
消費課税の筆頭、消費税(付加価値税)の税率を
大幅に引き上げる(20-30%程度)
が、財政学・経済学上、最も合理的な方法。

所得課税公共財「福祉」
のための財を得ようとしても、
税法の技術をもってすれば、回避できる

「所得」を「消す」ことも、
「財産」を「浮かせる」こともできるから。


これは、見苦しい言い訳。
法学部に通っていれば、ついでに、経済学くらい学べる。経済学の素養があれば、医療経済学・医療政策は「読書けでカバーできる。
ていうか、医学生如きが、経済学の講義に接したとしても、、、医学生共の強固な仲間意識の前では、経済学受講の効用は極めて限られる。

感情ゼロ&理詰めで判断する習慣を、
医学生共は、その同質的生活環境ゆえ、身につけられない。

その一例。

(経済学部生が必ず身につける)合理的選択論。
(法学部でも、「合理的選択論を使える」前提で話が進みます。経済法は、特に。)

HPVワクチンの接種を受ける場合

 ①十万人中数十人の頻度(過去データゆえ、ゼロではなく、かつ、確実)、人生が行き詰まる程度の重篤な副反応に見舞われ、青春を失う(近い未来に、重大な損失)。

 ②細胞診により早期に発見されやすく、かつ、術後の予後が良く、五年後生存率が極めて高く(七割から十割)、かつ、マイナーなガンである子宮頸がん(遠い未来に、重大とは言い難い損失)に、罹りにくくなる「かもしれない」(ゼロではないものの、不確実)。 

HPVワクチンの接種を受けない場合

・①を確実に回避できる。

・②を確実に失う。

①、②を略記する(経済学系・法学系は、この手の「枝葉落とし」に慣れている)と、
ゼロではなく、かつ、確実、かつ、近い未来に、重大な損失。

ゼロではなく、かつ、不確実、かつ、遠い未来に、重大とは言い難い損失

との比較。
夫々の文言に数値を割り振れば、数式化はできるでしょう。
そんなことするまでもなく、よほどのリスク選好型でない限り、、、
①の方がデカい。

そして、①②ともに効用は、マイナス。

なので、
HPVワクチンの接種を受けない場合
を選ぶ方が、合理的。


感情ゼロ&理詰めで判断する習慣を、身につけられなかった者の例。

この手の(合理的選択論に逆らう)ツイートが増える度に、

HPVワクチンの接種を受けない場合を、
選ぶ方が合理的である、

という判断を補強することになる。

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気付く力は概ね、偏在する。持っている人と持っていない人の差は、謙虚さにあるのかもしれません。

2020-09-29 09:52:05 | 技術


に、

坂上二郎さんの脳梗塞の兆候を、一緒にゴルフに興じていたドクターが見つけた、という話は聞いたことあります。クラブを握る坂上二郎さんの片手だけ、力が入っていなかった様子から、ドクターは気付いたそうです。
三番目のお姉さんはおそらく、左右非対称な手の動き方から「何か違う!」と気付かれたのかもしれません。
三番目のお姉さんには、実業家の才覚だけでなく、名医の才覚もあるのかもしれません。

とコメント。

一方、日本の医療現場に目を向けると、


独善的気質の濃さと気付く力の乏しさが、「HPVワクチンについて、わたしと意見を異にする人を知りません」から垣間見えます。

周囲の者たちの

「こいつに意見すれば、面倒な事になるから黙っておこう。」

と。だから、気付く事すらできない。
その結果、自身の過誤に気付いたときには、全て手遅れ……哀れです。

苦言は、人間にとって最大の薬です。

この道理は法学系でも同じ。
「争いが腐る」との一言に至るまでに、宇賀克也は丁寧に行政計画について分析をされていた。最高裁判事就任後としても、その姿勢に変わりはないでしょう。
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