愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

手洗いについて

2020年05月19日 | 美容
「手洗いについて」
 
 
 
今、買うことが出来ないアルコールを筆頭に除菌、殺菌グッズ。
 
 
 
日本全国民が血眼になって手指消毒をしている。
 
 
 
 
サロンに来る若い女の子を見ていると気の毒なくらい手が赤くなり顔もブツブツだらけで肌を傷めている女性が多い。
 
 
 
私は2年前から除菌、消臭グッズは肌によくない事を書きつづけてきた。
 
 
 
 
今のこのご時世、そんな事は言ってられないのだろうけれど、それでも書く。
 
 
 
水道水のみで1分間洗うのと、石鹸を使って1分間洗うのとでは、除菌率が同等という報告がある(東京都立衛生研究所の実験結果より)
 
 
 
流水洗い→除菌率51.7%
 
 
石鹸洗い→除菌率50.3%
 
 
石鹸を使うと、安心してしまい、かえって雑な洗い方になってしまうことが多いからかもしれない。
 
 
 
 
手洗い後のアルコール消毒は手の常在菌が死滅し肌バリアが壊れて、かえって菌に感染しやすくなるような気がしてならない。
 
 
 
私が昔、学んだ記憶では風邪のウィルスや悪性菌は手についていても大丈夫。
 
 
 
手についた菌、ウィルスは「通過菌」といって一時的に付着してるだけのもので粘膜の上でしか増殖することが出来ない。
 
 
だから目、鼻を触らないと言われているのだろうけれど。
 
つづく
 
 
シミ、シワ、タルミ専門店
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嘘つきⅢ

2020年05月18日 | 美容
クラスの中で特にぼぅ~~っとした女の子に「今度そのクリスマスのプレゼントを見せてね」と目を輝かせて言われた。
 
 
 
 
「わかった、あなただけに見せてあげる」そうは言ったものの変なものは見せられない。
 
 
 
 
私は両親にクリスマスのプレゼントは何をくれるのかと何度も聞いた。
 
 
 
 
彼らが不審に思うのは当然である。
 
 
 
 
「いったい何をしたの」と問い詰められ、私のしたことを白状すると父親は腹を抱えて大笑いし、母親は目をつりあげて怒った。
 
 
 
 
そして嘘ついた彼女に、ちゃんとあやまるようにと言われたが私は黙っていた。
 
 
 
 
いったいどうなるかと気にはなっていたが彼女は私との約束などコロッと忘れたらしく、クリスマスが過ぎても、プレゼントのことなどひとことも言わず、私のフランス人と日本人のハーフの話は幸いにも自然消滅したのである。
 
 
 
 
子供の時は平気で嘘をつく。
 
 
嘘をついているうちに、それが本当か嘘か分からなくなって来る時もある。
 
 
 
 
でも今日の写真の、お隣の国。
 
 
 
大人になっても平気で嘘をつくのはどうかと思うよ。
 
 
 
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嘘つきⅡ

2020年05月17日 | 美容
「嘘つきⅡ」
 
 
 
クラスの中で特にぼぅ~っとしてる女の子を捕まえて私の作り話が始まった。
 
 
 
「本当のお父さんはフランス人でパイロットなの。お母さんはデザイナーなんだけれど、私のことを今の家に預けたの。大人になったら迎えにきてくれるらしいよ」
 
 
 
 
「へぇ」彼女はびっくりしていた。
 
 
しかしその後、「でもお兄ちゃんと顔がそっくりだよ」と言った。
 
 
 
 
私は心の中で「ちっ、あいつのおかげで・・・」と舌打ちをした。
 
 
 
 
私がフランス人と日本人のハーフであるというとき、一番邪魔になるのが兄の存在であった。
 
 
私のことを無理に納得させても兄のことを聞かれると私はウッっと言葉に詰まった。
 
 
 
 
「似てるかな」なるべく平静を装ったが「うん」と言われると、どうしようかと汗が出て来た。
 
 
 
 
「似てるけど本当の兄じゃないんだよ。きっと一緒に住んでるから顔が似てくるんだよ」などとわけのわからぬ理屈で彼女をいいくるめ、フランス人と日本人のハーフになりきろうとしたのである。
 
 
 
 
彼女は親はどこに住んでいるのか、連絡はあるのかと質問をあびせる。
 
 
 
 
そのたびに隣町のお屋敷町の住所を言い、クリスマスにはプレゼントを届けてくれるのだと話した。
 
つづく
 
 
 
 
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嘘つき1

2020年05月16日 | 美容
物書きは基本的には多かれ少なかれ、嘘つきだと思う。
 
大嘘をつける人は凄いけれど物書きじゃない私の場合は小さい嘘しかつけない。
 
 
また本当のことを言ってるのに「嘘でしょう」と信じてもらえなかったりする。
 
 
 
 
高級車の後部座席にある肘掛をクッションと間違えて座ってしまったとか、洋式トイレの便座が上がっているのに気づかずに、すっぽりはまってしまったとか、自分の身の上に起こった出来事を話すと「それ、今、作ったでしょ」と疑われる。
 
 
変な人を見かけたりした真実を話すと信じてもらえず、面白くしようとちょっとだけ尾ひれをつけた話は信じてもらえたりする。
 
 
 
 
私の場合、嘘でも本当でも人に受けると喜んでしまうのだが本当にあった面白い話を「嘘だ」と言われるととてもショックを受けてしまう。
 
 
 
 
 
 
私がこれまでについた嘘の中で一番大嘘だったのは小学校の低学年の時だった。
 
 
 
「うちのお父さんはフランス人」だった。
 
 
 
 
家にはまぎれもなく黒い髪で味噌汁を飲んでいる父親がいるというのに、同じクラスの子にそう言い切った。
 
 
それも「何言ってんのよ、そんなわけないじゃん」と言い返されそうな、パキパキしたタイプは避け、どちらかと言うとぼーっとしていて、すぐに人のいうことを信用してしまう人のいい子を狙った。
 
 
 
 
しかし、どんなに人のいい子でも、どう見てもフランス人の血がまじっているとは思えない、目がまん丸で、おかっぱで平たい顔をした子にそう言われても、すぐには信じるわけにはいかないのは当然であった。
 
 
 
 
その子はじーっと私の顔を見て、首をかしげた。
 
 
 
 
「あのね」私は彼女の肩を抱き、「誰にも言っちゃいけないよ」と耳元でささやいた。
 
 
彼女は目を丸くして「うん、言わない。言わないよ」と言った。
 
 
 
 
そこで私は誰にも話してない秘密を彼女に話した。
 
 
 
 
「私はね、もらわれてきたの。家にいるのは本当のお父さんとお母さんじゃないの」
 
 
そう言うと彼女は「えっ」とびっくりして目を丸くした。
 
つづく
 
 
 
 
 
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イメージトレーニング

2020年05月15日 | 美容
「イメージトレーニング」
 
 
 
先日、近くの美容室で見習い中の若い女の子が、まつげパーマに来た。
 
 
 
あまりにもガリガリなので「ちゃんと食べてるの?」と聞くと「昼食はコーラとケーキ、晩御飯はハンバーガー」・・・・・・。
 
 
 
 
そして太るのが嫌なので信じられないくらいの絶食、小食ダイエットを平気でやっているというのだ。
 
 
 
 
「全く何を考えているんだか」と口では言いながら、私もすっぱりと割り切ってはいない。
 
 
見かけなんかもういい。毎日を元気で過ごせたらそれでいいと言いながら、実はそうではない。
 
 
 
 
体脂肪だって普通の範囲に入っていればそれで良しとしているのに、たるんだ二の腕をつまんではため息をつく。
 
 
どうも今ひとつ踏ん切りが悪い。これが我ながら嫌なところである。
 
 
 
 
「新しい情報が入りました!」
 
 
事情通によると若い女性達の中で理想のプロポーションになるためにイメージトレーニングが大切だということでテレビの横にリカちゃん人形を置いている人が増えているという。
 
 
 
 
 
テレビは必ず見るのでいつもリカちゃんを目にふれるようにしておけば、潜在意識の中にリカちゃんのプロポーションがイメージづけられ、痩せられるというのである。
 
 
 
 
「ふーん」私はそう言って家に戻り、自分の家のテレビを見ると、そこにあるのは大小のドラエモンの人形が6体。
 
 
片手を上げているのやらシンバルを手にして笑っているのやら腹鼓を打っているのやら、愛嬌はあるがコロコロした二頭身。
 
 
 
 
私の潜在意識の中には、ずっとこのドラエモンがインプットされていたということか・・・。
 
 
 
 
私はテレビの周りはなるべく見ないようにしながら毎日パクパクとご飯を食べている。
 
 
 
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嘘はいかん 1

2020年05月13日 | 美容
若い女性に関して情報通の年下の知り合いは「若い子は皆、化粧品を山のように持ってるし、流行の服だってバッグだって靴だってすぐ買ってます。身につけるものと、それを着る体が命だと思ってますよ」と言っていた。
 
 
 
 
寄せて上げるブラジャーとかお尻が上がるガードルとかが売れるのも当然だろう。
 
 
 
 
私も寄せて上げるのは買ったことがある。
 
 
ところがあれは、正直者にはとても辛い。
 
 
パッドが入っていて、確かに胸は大きくは見えるのだが、しょせん、それは嘘である。
 
 
 
 
だから歩いていても、誰が私の胸に目をとめるわけでもないのだが、どうも世間に嘘をついているような気がしてならない。
 
 
 
 
 
「すみません。実はこんな上にはないんです」とあやまりたくなる。
 
 
だからおのずと猫背になってしまい、逆効果になる。
 
 
 
 
ガードルに至っては矯正効果はあまりないソフトタイプを買ったのに「何でこんなものを穿いて生活が出来るのだ」と穿いた途端すぐ脱いでしまった。
 
 
 
 
こんな物で尻を上げて見せるくらいなら、垂れたままでいいと思った。
 
 
 
 
若い女性たちのように、小細工をして「ほーーら、どうだ」と胸や尻を突き出しては歩けないのである。
 
つづく
 
 
 
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嫌いな人とは付き合わない

2020年05月12日 | 美容
「嫌いな人とは付き合わない」
 
 
 
心のままに生きようとしたとき、大きな問題となるのが人間関係だ。
 
 
 
「この世のストレスは全て人間関係が原因である」と断言できる。
 
 
 
幼い頃、近所の〇〇ちゃんと喧嘩をしたら「皆と仲良く遊ばなきゃダメよ」「君にも良いところはきっとあるんだから」と親に諭されたことは何度もある。
 
 
 
 
そんなことは頭でわかっていても嫌いな人は嫌いなのだ。
 
 
 
 
会社や学校に行こうと思うと胃が痛くなってしまったり、頭が痛くなったりと、様々な不定愁訴が出てしまう人も多い。
 
 
 
 
私は体の調子が悪くなってしまうほどであれば、そのことから逃げなければ駄目だと思っている。
 
 
 
 
「本当に今の会社に行く必要があるのか?」
 
 
 
「本当にその人間と付き合う必要があるのか?」
 
 
 
「本当に自分は学校に行かなくてはならないのか?」
 
 
 
 
今は良い学校に入って、大企業に就職することが人生の成功だと教えられているみたいだけれど、色々な生き方があってもいいと思うし、第一、そんな当たり前のコースを歩くことの何が楽しいのだろうか?
 
 
 
 
自分自身を振り返ってみると、まず嫌いな人とは口をきかないし、もちろん付き合わない。
 
 
「あなたが嫌い」オーラを全身から発射する。
 
 
 
 
50歳を過ぎた頃から若い時と違い、鈍感になったのか?あまり嫌いな人も居なくなってきた。
 
 
 
 
今、私の周りに居てくれる人達はお客様も含めて大好きな人達ばかり。
 
 
 
 
これは私自身が嫌いな人をバッサバッサ切ってきたからこその結果であり、人は同じ波長を持つ者同士が惹かれあって一緒に時を過ごすものなのかもしれない。
 
 
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加齢臭とは??

2020年05月11日 | 美容
「加齢臭とは?」
 
 
 
加齢臭ってどんなにおい??っと聞かれると私は「雑巾のくさったにおい」と答えている。
 
 
 
 
年頃の娘から臭いと言われるとお父さんは傷つくだろう。
 
 
でも落ち込むことはない!!
 
 
 
 
「年頃の娘さんが自分の父親のにおいを嫌うのは、種の多様性を守るためだ 
 
 
 
 
動物の集団社会における雌にとって、自分の父親を見分けるのは非常に難しいものだ。
 
 
そうとは知らずに交尾すると近親相姦になって種の多様性が維持できなくなってしまう。
 
 
 
 
そこで「HLA]という遺伝子が体のにおいを規定し、親から子に遺伝する。
 
 
 
 
子供の時は、においで親を探し、成熟すると自分のにおいに非常に近い雄は近づけないようにする。
 
 
それが動物社会における掟なのだそうだ。
 
 
 
 
年頃の娘から臭いと言われても、それは体臭のせいじゃないので、お父様方々、気にしないように。
 
 
 
 
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リハビリは何のため??

2020年05月10日 | 美容
「リハビリは何のため?」
 
 
 
働き盛りのお父さんが脳卒中で倒れると親孝行な娘さんが出てきて、「お父さん、もう無理しなくていいから」と車椅子に乗せて、何から何まで面倒を見てしまい、それを一か月続けて本当に歩けなくなった人がいる。
 
 
 
 
本来のリハビリの意味は「社会復帰」
 
 
 
 
一日も早く退院して通勤や仕事をしながら機能を回復すべきだ。
 
 
 
 
アメリカでは、手術が終わり、まだ意識がもうろうとしている病人に対して、「とにかく立ち上がれ、前に歩いてみろ、今それをやらなかったら、二度と歩けないぞ」と言ってすぐに歩かせるそうだ。
 
 
 
 
交通事故で片足を失ったり、半身不随になったりした犬や猫が、それでも残った足で飛び跳ねて動く様子を見た事がないだろうか?
 
 
 
 
人間だと車椅子を使うことで機能を補おうという考え方になりがちだけれど、使われなくなった途端に機能というのは、どんどん失われていってしまうため、やはり多少無理をしてでも体の機能は使わなければ駄目だ。
 
 
 
 
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むくみの改善方法Ⅱ

2020年05月09日 | 美容
「むくみの改善方法Ⅱ」
 
 
 
昔、何の診察で行ったのかも覚えていないのだが、桂病院の待合室で、ふと前を見ると足の太さが左右、全く違う女性を見かけたことがあった。
 
 
 
 
一瞬、ギョッとしたけれど、「一体、これは何の病気?」と思った記憶がある。
 
 
 
 
先日の続きで体の中の水分はどこに溜まるのか?
 
 
 
 
血液でもないし、細胞質でもない。
 
 
実は細胞と細胞の間にある「間質」と呼ばれる部分だ。
 
 
ここにむくみとして蓄えられる。
 
 
 
 
体がむくむのは生物の進化の結果だ。
 
 
そこに水分が蓄えられているのは非常に良いことだけれど、私達はそれで足がむくんだり顔が大きく見えたりすることを嫌ってなるべく、むくみをとりたいと考える。
 
 
 
 
その為に何をすればいいか?
 
 
 
 
よく歩くこと。
 
 
又、顔のむくみの場合はガムをよく噛めばいい。
 
 
 
 
こうして筋肉を動かすことによって間質の水分はリンパの流れに沿って、静脈の中に還流されていって尿として排泄されていく。
 
 
 
 
今日の写真は「リンパ浮腫」という病気なので歩いたくらいでは治らないからね。
 
 
 
 
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