今年の大河ドラマは、徳川家康。大河で、繰り返される戦国時代の様相。
たいていは「腹の探れぬ狸親父」というのが定番の家康像でしょうか。
でも、今回の家康は、ちょっと違う視点もありそうなので、見てみようかなーという気持ちになっています。
戦国大名の中で、一番好きな人は、私は徳川家康です。なぜなら戦国時代を終わらせ、武力ではなく平和で国を統治するその礎を作った人だから。
何より、命のやりとりをする戦国大名の中にあって、調べた中では唯一のパワーの武将でした。
個人的には、パワーの人であることが一番ですが、とにかく、みんなの好きな信長も秀吉も、ごめんなさい。フォースだった・・当たり前と言えば当たり前ですけど。
そんなこんなで、今年は久し振りに大河ドラマをちゃんと見てみようかなと思いました。
ところで、「家康=狡猾な狸親父」というのも、江戸時代にはあり得なかった発想であることは言うまでもなく、東照宮に象徴されるように、家康はむしろ神格化され人々の尊敬を集めていたもの。
「狸」「狡猾」なんていうのは、明治以降のプロバガンダだったのではないかと思う。
なぜなら、明治時代には、徴兵制が始まり、日清・日露と農民たちまで戦争にかり出された。
平和だった徳川の時代を懐かしむ庶民の意識を変えるために、意図的な徳川落としをしていたようです。
「鎖国」というのもそうで、江戸時代「鎖国」という言葉自体、使われていなかったし、複数の国との国交があったのに、まるで世界と断絶し、非文明的な時代だったような印象操作をしていたようです。
時代が変わって、安倍晋三の二回目の総理就任。
「日本会議」という、富国強兵、特権階級回復、憲法改悪、ネオ明治維新を目指す、安倍晋三を中心とした国会議員団が国の中枢に陣取り、権力を握った。
安倍さん一派は、野にくだった2009-2012年の3年間に、統一教会との関係を深めたというし、体制をよりエグい感じに立て直したのではないでしょうか。
明治政府の徳川落としのように、二度と政権を奪取されないように、嘘でも何でも民主党政権時代や民主党議員を貶める為の、プロパガンダも垂れ流した。
ついに2021年の10月、政敵のデマを拡散し、「自民党すごいぜ」を連呼するDAPPIという法人の匿名ツイッターが、社員個人の思想で仕事とは無関係と言いながら、就業時間内きっちりに会社のパソコンから、ゆがんだツイートを絶え間なく垂れ流していた、ということが判明した。
→Dappi騒動、更に明らかになる自民党との怪しい関係 取引先企業に3年間で1億円以上の支払い(抜粋) | デイリー新潮
20220313 #赤旗日曜版 #Dappi 訴訟発信元会社「従業員が私的に投稿」と主張関与否定は無理筋✅就業時間中ずっと国会動画を即日編集し、連投✅テレビ39番組「桜」問題報道時間を分単位で集計✅同社社長が自民党の事務方トップの親類 pic.twitter.com/C4GEQiSv46
— ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) March 11, 2022
しんぶん赤旗 11.26Dappi続報Dappiの会社は、Dappiが平日の勤務時間帯にした投稿はリモートワークやフレックスで社外からだったから気づかなかったと言っているが、Dappiは平日の4分の3以上の日数、会社から投稿していた。会社からの投稿を野放しにしていたとでも言うか? 業務だったのが濃厚。 pic.twitter.com/dwVo4ODfiF
— Su (素奇老) (@Su38973476) November 26, 2022
ネオ明治維新を目指す彼らは、プロバガンダ、情報操作だって真似するでしょう。
都合の良いことに、現代はSNSという一瞬にして無料で、情報を拡散してくれるツールがあるから、自民党と蜜月関係にある統一教会の信者たちも、かげながらさぞかしデマ情報拡散に協力してくださったことだろう。
2019年の参院選、静岡の浜岡原発を本気で廃炉にしようと立候補した、徳川家広氏。その時の意識レベルは723P。
落選して、今は少しさがって623Pになってしまったけれど、それでも高いパワーであることに変わりない。
徳川当主は、このたび60年ぶりに世代交代した。
新年、一月一日より、19代当主に家広さんが就任したこと、そして大河ドラマで、また徳川家に注目が集まっている。
時代の姿が変わってきたのか? このまま良い方向に加速がかかるように期待したい。
久し振りに家広さんの柔和なお顔を拝見できてうれしいです。
浜岡原発。推進派対、反対派に分かれていますけども、事故が起きたらどちらも敗北です。廃炉になったら反対派も、廃炉を受け入れた今の推進派の方たちも共同作業です。ですから、ともに敗北かともに勝利かそれしかない。そう思えば、必ずこの心は通じると私は信じております。#徳川家広 #立憲民主党 pic.twitter.com/n1htnkX5RK
— 徳川家広 (@hiro_tokugawa) July 20, 2019