どうやら、GOTOトラベルは例によって、経済を取り戻すためのイケイケどんどんがメインテーマだったらしく、感染拡大の時のやめ時や、誰がいつ判断するか、などぜんぜん制度設計ができていない中での見切り発車だったようだ。
だから感染者が増えてどうする、と言うときにどうやって止めるのか、今になって責任の押し付け合いで右往左往しているのでしょう。
当初から、GOTOトラベルなんかは、前のめりが過ぎて、安心感が全くなかった。
自民党の支持団体でもある観光業に特化しての救済策だったし、観光業が廃れてしまうのは国民としても看過できないが、コロナ禍、適材適所なきめ細かい制度設計がなければ、破綻は目に見えていたのでは?
先を見通す力が今こそ必要なときもないけど、行き当たりばったり、嘘とはったりで国民をだましながらやってきた今の安倍スガ体制には、その能力はない。
千葉市は各教室に業務用加湿器4,299台を今月末から順次配備します。冬の品不足を予想し、夏頃に加湿器の調達を早めに行うよう庁内に指示、メーカーさん曰く「千葉市は行政で最初に依頼があった」とのこと。職員の奮闘・メーカーのご協力で何とか調達できました。詳細はFBで。https://t.co/GVvN1AMN7Z
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) November 24, 2020
また、千葉市を例に出しちゃうけど、細かいことの一つ一つに感心してしまう。
市長の熊谷さんは、冬に備えて夏の間から、教室に備えるために業務用加湿器を準備してきたそうです。
>まずは受験を控えている中3・市立高校3年・小6と、市立養護学校・市立高等特別支援学校・各特別支援学級を優先し、最終的には全ての学年に配備されます。
とのこと。市民にはいろいろな立場の人たちがいる。
だからあらゆる層の困難を減らしていくようにしていかなければならないが、政治家はどうしても自分の支持者や票田になる組織を見がちなのが、自民党政治だった。
何でもないようなことに思えるけど、早い段階で気づく、痒いところに手が届く。この視野の広さと一番弱いところを見ること、大事だと思います。
子どもたちへの視点は、ニュージーランドのアーダーン首相とかぶってしまう。在職中にパパになったから、今も愛情ホルモンのオキシトシンがたくさん出ているのでしょう。「まずは命を助ける」という視点を評価したい。
熊谷俊人市長のフェイスブックより。
【テレワークの推進、加湿器の学校等への配備について】
来春には知事に立候補するそうです。
水面下では、昨年の台風のあとくらいから県民からの「知事になってほしい」という希望もあったようです。
「出たい人より出したい人」が選挙の理想ですものね。
市政と県政は、ノウハウが違うかもしれませんが、現知事の森田健作さんよりかは、建設的な運営になるのではないかと期待しています。