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2010年05月02日 | パワーかフォースか
このところの民主党の支持率低下に伴い、マスコミや各方面から民主党批判のようなものが、続いているけれど、それに対して、ずっと違和感を感じていました。

だって、ついこの間まで、戦後60年以上続いた自民党が握っていた日本の舵。
流れぬ水は必ずよどんでゆくように、長きにわたった一党独裁政治は、自民党とそのしがらみ関係者の皆さんが、ずーっと、甘い汁を吸い続けていたわけで。
一朝一夕で、変わるものじゃないことは、普通の大人なら、想像がつくんじゃないかと思うんだけど。
単純に、昨日の服を脱いで新しい服に着替えられるなら、何の問題もないのだろうけど、日本という国のシステム全体の問題だから、衣替えみたいに、スパッと暦をめくるようにゆくわけないですもん。

混乱が起こるのは当たり前。混乱が起こるからこそ、問題点が浮き彫りになって、長年、自民党政権がスルーしてきたことを、考え直して変えるきっかけになるんじゃないでしょうか。
混乱も迷走もあるからこそ、変革はあり得るわけですから。何も起こらないのなら、何も変わらないのです。

そんなことを、このところずっと思っていたものだから、今月一日に届いた、ネットワーク地球村の代表高木善之さんの「地球村通信」巻頭言は、まさにわが意を得たりという気持ちになりました。

一部ご紹介しますね。


★支持率の低下
新政権の支持率は、新聞の発表ごとに低下しています。
新聞記事には「新政権に対する期待は裏切られ支持率は低下」とあります。
特に日本人は世論に合わせようとする傾向があるので、その記事を見た結果、また支持率が低下するという悪循環になっているのではないでしょうか。現在は、マスコミに世論誘導されている面もあると思います。「本当はどうか」と自分で考えることが必要です。

★成果が出ない原因は
まず、新政権は前政権が作り上げた問題点を改革しようとしているのです。
その問題点の責任は前政権にあることを忘れてはなりません。
また、その改革を妨害しているのは、前政権を支えてきた勢力なのです。
その抵抗で改革が進まない現状を「成果が出ていないから失望した」というのはやや早計ではないでしょうか。
現状の改革には、現状の官僚機構や業界が抵抗する。妨害する。陳情する。圧力をかける。法律を作ろうしても反対する、足を引っ張る。省庁が動かない。
法律作成では、具体案の段階で省庁(官僚)が例外規定を設けたり、余分な文言を挿入して骨抜きにします。私は政権中枢の人たちから、ひどい現状を聞きました。

新政権は、かつて「ダムゼロ、公共事業中止」を宣言して当選した某知事が、県議会の大反対で立ち往生し失脚したのと同じ状況なのです。
改革を唱えるのはかんたんだが、実行するのは大変なのです。
大きな抵抗、妨害のために、時間がかかったり、方向転換もやむを得ないのです。
それを半年で、「成果がない、失望した」とは気の毒な気がします。
批判は簡単ですが、大切なのは改革を実行することなのです。
それには、改革を支持することと、妨害に対して意志表示をすることが大切です。
特に現在行われている「天下り法人」の仕分けを監視し、意見を述べることです。


日本人は、世論に合わせようとする。マスコミに世論誘導されている面がある。私もそう思います。
そして、ずっと違和感ありまくりだった、小沢さんや鳩山首相への、検察とマスコミの過剰攻撃。
政治と金の問題も高木さんはこのように書いてくれています。


★政治の金の問題
不透明なことは、解明することが必要です。
しかし政治献金は、新政権より前政権の方が、けた違いに金額が大きいのだから、おそらく問題もけた違いに大きいはずです。なぜ、それを調査しないのか。
特捜部は、なぜ新政権の足を引っ張り続けるのか。
私は、新政権に問題がないとは思いませんが、現状の捜査と報道は、どうみてもアンフェアだと思います。特捜部は、なぜ、政権の足を引っ張るのでしょう。

★特捜部とは
特捜部は、アメリカで言えばCIAやFBIに当たります。
体制を守るための諜報機関であり、特別な権限で動く組織です。
アメリカではそれを動かすのは政府(大統領)だから、政権が代わればCIA長官もFBI長官も交代するし、方針も変わる。常に政権を守るために働きます。
しかし、日本では政権交代しても、特捜部の部長は交代していないし、前政権が任命したままの体制で、前政権時代と同じ方向で動いています。
つまり現在の特捜部は、前政権を守り、新政権を妨害する方向で動いているのです。
そもそも、アメリカは大統領が代わればホワイトハウスは全面的に代わります。
アメリカでは、クリントン大統領からブッシュ大統領に変わったとき、政治は大きく変わりました。ブッシュ大統領からオバマ大統領に変わったとき、また大きく変わりました。
しかし、日本は政権が変わっても、官僚(霞が関)は変わりません。
総理大臣が命令しても大臣が宣言しても、官僚は抵抗し妨害して変わりません。
日本は、ここが最大の問題なのです。それほど官僚機構が巨大になっているのです。
だから日本は「官僚政治」と呼ばれるのです。

メディアも、「記者クラブ」という悪しき慣習(報道規制)があり、国民に事実が伝えられない仕組みになっています。
以上の大きな問題が、新政権の改革を妨害して支持率を落としています。



以前の記事にも書きましたが、マスコミも検察も、民主党政権になると今までと勝手が違ってやりにくくなる・・・というのが、内的事情にあるようです。
民衆というものは、大手マスメディアを使ってあおれば、それに流れる傾向がありますから、メディアが作為的な意図をもって偏った情報を流し続けるなら、支持率だっていかようにもなるのです。

たとえば、こんなことが・・・
   
先日見た夕方のテレビニュースで、仕分けの映像が流れました。
ナレーションは、鳩山総理に近い関係者の話として、こんなことを言っていました。
「鳩山総理は、(支持率が下がっているので)『あとは仕分けだけが頼りだ。よろしく頼む』と仕分け人たちに言った。」と。
しかし、蓮舫議員が、その番組に出演していたものだから、映像が終わるや否や、開口一番、鳩山総理は私たちにそのようなことは、一言も言っていない、とはっきり否定しました。
私には、国民に対して、鳩山総理のことをネガティブなイメージに誘導したいというテレビ局側の、意図が感じられましたし、蓮舫議員も同様に思ったのではないかと思います。
また、このあと、テレビ局側から嘘の情報を流したことへの謝罪も説明もなかったように思います。

 

鳩山総理が、就任演説で、開口一番「命を守りたい」と言われたこと。私はとても感動しました。
政治の本来の役割は、ここにあってほしいと常に思いつつ、今までそれを言葉に出して言う政治家は皆無でした。たいていの政治家はフォースの領域に住んでいるのだから、政治家に何かを期待すること自体無理なんだと、あきらめの境地でもありましたよ。
「命を守る」この言葉は短いけれど、あらゆる状況において、不変で普遍のメッセージではないでしょうか。
鳩山総理は、私は世界に誇れる人であっても、馬鹿にされるような人ではないと思っています。(パワーの人は、攻撃的でないので「甘く見られる」ということは、ままありますけれど・・)
彼を愚かだという人こそが、本当は愚かなんじゃないでしょうか。
一部の人たちの、自己中心的な思惑に、くれぐれも誘導・洗脳されませんように。


鳩山首相「世界で最も影響力ある100人」に(読売新聞) - goo ニュース


★参考サイト
 コメント欄で教えていただきました。
 「鳩山首相は迷走ではなく瞑想しているのだ!」(by日々坦々)




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4 コメント

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個々の強さ (ローズクォーツ)
2010-05-06 14:49:13
ふと立ち止まって考えてみる。
腑に落ちるまで色々動いてみる。
少しずつ気付いている人、増えていると思います!
返信する
ローズクォーツさまへ (金木犀)
2010-05-06 21:56:43
はじめまして。

>少しずつ気付いている人、増えていると思います!

わ!そうですよね!
なんだか、急にうれしくなってきた!←(単純な私)
ローズクォーツさん、ありがとうございます!
返信する
迷走ではなく瞑想 (ローズクォーツ)
2010-05-10 13:25:09
またオジャマしてます。
(´∀`)

[日々坦々]というBlogがなかなかオモシロイのです。
一応お知らせまで

居眠り中の猫をいじくりながら…。(爆睡中^ロ^;)
返信する
ローズクォーツさんへ (金木犀)
2010-05-10 21:27:24
政治ブログは、以前ほど読まなくなってしまい、「日々坦々」さんのことは、存じ上げませんでしたが、・・・面白いですね。
さっそく、拍手してきました。
本記事にも、リンクさせちゃいました。
ありがとうございました。

ネコちゃんによろしくね。(=^・^=)
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