虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

枝野、泉、国会に立つ「自己責任から支えあいへ」

2020年10月28日 | パワーかフォースか



10月28日、国会中継。枝野さんの代表質問。
国のあり方、安倍スガ体制と竹中平蔵らが作ってきた格差社会、負けた者は弱いが故に悪い、自己責任だ、という新自由主義社会から、みんなが支えあう社会へ。枝野さん(873P)こそ、政治家として総合的俯瞰的な視点を感じる。大きくて、あたたかい器だなと思う。
ホセ・ムヒカが大統領になってウルグアイが変わったように、枝野さんに変われば日本も変わっていくだろう。

昭和の良い時代の成功体験を念頭に「自助」を言うスガさんには、現実はきちんと見えているのか。
端からは、政治家と言うよりタワマンに住むただの成功者のようだ。彼の瞳が輝くのは、パンケーキを見るときだけではないか。

代表質問ラストの締めの言葉は何回聞いても、まっとうだ。
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以下、文字おこし全文

政治に私たちは見えていますか?
緊急事態宣言の下、オンラインヒアリングで投げかけられた言葉です。親からの支援を受けずに、自力で頑張っていた大学生。新型コロナウイルス感染症の影響で、収入源だった派遣の仕事を失い、明日の暮らしも、人生の展望も見えなくなってしまった。そんな若者からの問いかけでした。

これは、この学生だけの問題ではありません。コロナによる雇用や経済への影響は、ますます深刻化しており、今は何とか持ちこたえている方も、年末年始にかけて耐え切れなくなる方が大きく増えると心配されます。

政治に、国民一人ひとりの現実は見えているのか?政治は本当に見ようとしているのか?この問いかけは、この議場にいる全ての国会議員が、真摯に受け止めるべきものであります。

人口が大きく増えてきた時代から、高齢化の中で人口が急激に減っていく時代へ。社会そのものが大きく変わり、政治も変わらざるを得ません。きょう私が取り上げた問題は、経済や雇用環境の変化、価値観やライフスタイルの多様化などがもたらした、時代の最先端の課題ばかりです。そこにいるのは、新自由主義的な社会の下で、光の当たってこなかった皆さんです。そんなあなたのための政治を、立憲民主党が取り戻します。誰もが安心できる支え合いの仕組みと、その仕組みを担う機能する政府を作り、命と暮らしを守ります。多様な個人と地域が互いに認め合い、それぞれにその力を最大限に発揮できる共生社会を実現します。立憲主義に基づく透明でまっとうな政治を取り戻します。

あなたのための政治へ、右も左でもなく前へ。
それは、この国に暮らす一人ひとりを主役とする政治です。あなたのための政治に向けて、私たちとともに進みましょう。あなたの暮らしの現実を聞かせてください。私にはあなたの力が必要です。

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このあと、枝野さんの総合的俯瞰的な視点から切り替わり、泉健太氏の質問は、各所、具体的に切り込んでいき良かった。

泉さんの締め。
「たたき上げを誇るのではなく、たたき上げだからこその自助の大変さ、共助すら困難な現代の孤立、孤独社会の難しさ、公助にたどり着く事の難しさを理解していただきたい」と述べた。
  ↓


杉田水脈発言の13万人分の抗議署名を受け取り拒否した、これぞ自民党体質。
   ↓



泉さんは、パワーの領域に踏み込んだから、周囲のパワーの刷り込み現象が起こって上がっていくだろうと思っていたとおり、今日は423P理性、というとても素敵な数値になっていた。
「理性」は、理に合わないことは納得しないから、数字を出して具体的な説明を求める。その通り、すごくわかりやすくて良かった。
また、滑舌よく「立憲民主党」という言葉を多用してくれたので、それも良かった。ご自分の中でも、「立憲民主党」の一員であることの強い自覚があったのだと思うから、よけいにうれしかった。

高度経済成長期の世代だと、親の収入もほぼ右肩上がりの時代だから、学生時代のバイト代はお小遣いを補って旅行に行くとか欲しいものを買うため、ということが多く、どうしてもバイトしなければならないという必要に迫られているほどではなかったと思う。
しかし今は、親もいっぱいいっぱいで、学生のバイトは即、生活費や学費に回す割合が多くなった。
学生でなくても、非正規雇用の若い人たちは、コロナで解雇されたら、収入が絶たれてしまう。

一番弱い人たちを守ることは全体を守ることにつながる。それを理解せず、身内や支持者ばかり優遇する独裁政党自民党。
仮想敵国で国民の恐怖と不安をあおって政権への依頼心を作り、パンとサーカス(食料と娯楽=Gotoイート・Gotoトラべル・携帯料金値下げ)を与えて、政治的盲目をつくる。

もうそろそろ、戦前の亡霊に取り憑かれたような「あやかしの政治」を終わらせ、私たちの国、日本丸の運航を健全に戻したい。



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