マイナスの底の抜けた、好戦的で身勝手な人たちが一般人の中にも増えてきている。
意識の二極分化が進んでおり、世の中が騒然としている。ショッキングで悲惨な事件が次々に上書きされる。
こういう時代だからこそ、怒りをおさめて思いやりの気持ちを保ち続けていたい。
「ありがとう」「ごめんね」「気をつけて」「お疲れ様」
よけいなことは言わなくていい。小さな言葉と静かな笑顔だけでいい。
そんな積み重ねが、やわらかい人間関係を作る。
(ACジャパンみたいなこと言ってますが・・ほんと、そう思うから)

みんなが憧れるような世間に一目置かれるような会社の、マイナスフォースの底が抜け出して、以前なら表に出てこないようなことも、暴露されて信用信頼を失ってしまう。
吉本興業然り、ジャニーズ事務所然り。
民放テレビ局の関係者が、公正取引委員会に対し
「ジャニーズ事務所にタレントの出演を依頼した際、『SMAPの元メンバー3人が関わっている場合には、所属タレントは出演させられない』と圧力をかけられた」
と証言していたことがわかった。
“ジャニーズ事務所から圧力” 民放テレビ関係者が公取に証言(NHKニュース)
以前から、芸能事務所から所属タレントがやめてしまう場合、たいてい嫌がらせのような事務所側からの圧力があるのは、なんとなくわかっていたことだ。
事務所をやめた途端、テレビに映る機会が激減してしまう。「あまちゃん」でブレークした能年玲奈(現・のん)さんもそうだ。能年玲奈という名前も使わせてもらえなくなった。
しかし、ここまではっきりと、ニュースになったことはあまり見ない。まさに、隠されていたことが表に出てくる時代。
(ここのところ、評判が悪いNHKが、ここへ来て独壇場のようにこのニュースを流している。)
「出すな」とは言ってはいない、とジャニーズ事務所はいうけれど、大きな視聴率の取れるジャニーズタレントの起用ができなくなれば、死活問題にもなるから、放送局側は忖度するに決まっている。
こういうことが明るみになることはとてもいいことだと思う。
好き嫌いは別にして、昔は男性アイドルというのもいろいろな事務所にいたと思うが、最近はジャニーズ事務所一強で、他の事務所からは出てこない。というより、出てこれない。なぜかと言えば、マスコミ側にそういう事情があったのかとあらためて合点がいく。
ジャニーズ以外の若手男性タレントは、役者になって頑張って特撮ヒーローの主役などを得て、ようやく認知される。
狭き門だからこそ、より才能が磨かれるのだろうが、ジャニーズタレントは、事務所の力でスタートラインが前にある。
彼らが努力していないとは言わないが、最初から優遇されているせいか、どこかで謙虚さを失ってしまう時があるのではないか。
所属タレントや元所属タレントの不祥事が続く。

と、ここまで書いて・・・
これって、自民党議員と重なってくるなあと思う。意識エネルギーの視点では、むしろ自民党議員のほうが底抜けに弱すぎるからタレントさんたちに失礼かもしれないけど、似ている構造だ。
そして、安倍政権のマスコミへの忖度を促すような行動も、そっくりだ。報道は「中立」にと言ってくる。一見、もっともらしい言葉だけれど、報道は批判するな、という意味だ。権力への批判をやめて、言われたことを垂れ流すだけなら、報道じゃなく、ただの広報になる。
しかし、権力側は、テレビ局に対して、放送法を盾に「電波停止」などをちらつかせた。
広告代理店電通が自民党に深く食い込んでいる事もあって、放送局側は、過度に萎縮し、忖度する。
かつて日本では、相手の気持を思い、先に配慮しておく、という「忖度」は美徳と言われてきた。
しかし、今は意味が変わってしまった。相手が底抜けフォースでも、自分の利益を守るために言わずもがなで相手の意を汲む。それは本来と違う間違った忖度。
世のため人のために、やってはいけない忖度なんです。
あとこれも。ツイッターで大拡散されているこの画像。たった一人で声を出した男性に警察とそばにいたワイシャツ姿などの複数人が慌てて排除。
総理大臣に辞めろと抗議することもできない日本社会。#参院選 pic.twitter.com/kq5beNxOtY
— 仁尾淳史(note始めました) (@atsushi_mic) 2019年7月15日
「令和=和せしむ=上から命令して和(なご)やかにさせる」・・・シュールな世界を、現実に見ている。


立憲の区議の方だろうか、その方のそばに行き、話に耳を傾けていた。おそらく10分ほどは話されていたのではないだろうか。罵声を浴びても、排除するのではなく、そばに行き、話を聞く。こういう姿勢だからこそ、信じられる。今日はいいものを見せてもらった。#塩村あやか #立憲カメラ #立憲ボイス pic.twitter.com/xHCPD7UZt2
— tron (@tron_swamp) 2019年7月19日