チェルノブイリの原発事故後、20数年たった今、動植物が増え自然が回復しているという記事で、宮崎駿さんのアニメ「風の谷のナウシカ」の「腐海(ふかい)の森」を連想してしまうと書きました。
核戦争が起こった未来の世界において、毒を出して人間を苦しめる「腐海の森」の真の役割が、汚染した大気や土壌を浄化することだと知った時の衝撃と言ったら・・・!
今まで、アニメなんて子どもの見るものだと思っていた私にとって、「アニメをなめておりまして申し訳ありませんでしたっ!」と、思わず土下座しちゃうくらいの衝撃だったんですよ。
こういう発想をする宮崎駿さんって只者ではないのだわと、それ以来何かと気にかけておりましたが、先日見たスタジオジブリの特集番組で、実は「腐海の森」にはモデルがあったこと、それは、水俣湾の復活であることを知りました。
ご存知のように、熊本県水俣市の水俣病は、日本の公害のさきがけとして教科書にも載っているくらい有名です。
水俣湾に猛毒のメチル水銀を含んだ工場の廃液が垂れ流しされ、そこで獲れた魚を食べた動物や地元の人たちが、次々と奇病に襲われ亡くなってゆきました。
水俣の海は、猛毒の水銀があふれ「海は死んだ」と言われました。ところが、驚くべきことに、海は徐々に回復してゆきました。なぜ?
宮崎さんは、海の中にメチル水銀を分解してしまう菌が出現したことを知ったのです。しかも、その菌は、水銀がなくなってくると、元の普通の菌に戻ってしまった、というのです。
私も、この事実を知って、本当に驚きました。
「奇跡のりんご」の木村秋則さんが言われるように、土の中の微生物が起こす不思議は、本当はまだ現代の科学では誰もわかりません。人間は、自然の一部分しか見ていないのに、わかっていることだけわかって、すべてをわかったつもりでいるだけです。
同じように、海でも、人間の知っている知識では考えられないような想定外のことが起きてしまっていたのです。
この件に関して、どこかに解説してくれているサイトはないかな、と検索してみたら、テレビ朝日の「素敵な宇宙船地球号」のバックナンバーに残っていました。
一部抜粋してご紹介しますね。
「死の海からの復活」 ~ミクロ生命体が奇跡を起こす~
水銀耐性菌の一つ、わずか1ミクロンほどのシュードモナス菌は、自分たちの生存に不都合な水銀そのものを食べてしまうのです。そして、そのメチル水銀を、金属水銀とメタンガスに分解、吐き出します。分解されてできた金属水銀はやがて気化し、自然の水銀サイクルの中に組み込まれていくのです。さらに驚くのはこの細菌はまったく違う種類の違う他の細菌にもコピーして伝達することができるのです。海の中では莫大な数の細菌たちがもくもくと水銀を分解し、海のお掃除をしていたのです。そして役割を終えた耐性菌はその能力の元となる遺伝子を捨て去り、またもとの普通の菌に戻ります。自然の浄化のメカニズムは神秘そのものなのです。
今、福島の事故現場では、最悪の事態を防ごうと、必死の思いで作業されている方たちがいらっしゃいます。
しかし、現場や被災地の人々の思いをしり目に、まるでその最悪の事態が起こってしまったかのような海外の報道や、それに振り回されてヒステリックに不安をあおる一部のマスコミやネット情報など、どうかしてるようにも思えます。
刻一刻変化する状況に、人々が不安になるのもよくわかります。
もちろん原発はもうこりごりという気持ちは私にもありますし、脱原発の立場は変わりません。
でもね、被害を過大に喧伝して売上部数をあげようとする週刊誌や、反原発のあまり、この時とばかりに、ことさら恐怖をあげつらって人々の動揺を広げ、政治的に利用しようとするような団体には、とても共感できません。
私は、日本政府や日本の専門家が嘘の情報を流していると感じていないので、言われる通り、恐れることはないと思っています。
簡単にはゆかないことはわかっていますし、楽観視しすぎて油断してはいけないと思いますが、今のところ、キネシオロジー的にも、大丈夫だと自分の体が応えてくれていますから。(笑)
しかし、最も危険なのは、福島で作業されている皆さんです。
引き続き、感謝と応援を送ります。
★関連記事
チェルノブイリの森でおこっていること
★関連本
チェルノブイリの森
★参考サイト
「私なら避難圏内でもとどまる」チェルノブイリ治療のロバート・ゲール医師
(産経ニュース 2011.3.29 19:55)
(以下一部抜粋)
日本は20キロ圏内に避難指示を出している。米国は80キロ圏内の米国人に避難を勧告した。米国は過剰反応すぎる。
一口に避難といっても大変だ。たとえば60歳や70歳といった年齢で、住み慣れた家を離れて避難所生活を送ったり、知らない土地に移ったりする。これは、高い濃度の放射性物質にさらされる恐れがある地域に住み続けるより、健康被害のリスクを上昇させることになるだろう。
(中略)
現時点で、高濃度の放射性ヨウ素にさらされた場合、リスクはがんの発症率が上がることだ。私は65歳だ。若くはない。もし私が避難・退避圏内に住んでいたとしても、住み続ける方を選択するだろう。
避難・退避圏外でも基準値以上の放射性セシウムやヨウ素が検出されているが、チェルノブイリ事故でも同様のことが起こった。そのとき、英政府は検出された地方の羊肉の流通を止めて対処した。風の流れで、福島でもこうした地域は出るだろうが、住めなくなることは意味しない。生産規制などの対応をとればよい。
被爆国日本は放射性物質にとても敏感で、基準は世界的にみても厳しい。だけど、敏感すぎて、差別が起こるようなことになってはならない。(談)
ナウシカをみたときの衝撃も、同じく(#^.^#)
自然の持つ底力って、スゴイんですよね。
私たち人間のちっぽけなアタマじゃ
計り知れないくらい。
でも、私たちの魂や心はちっぽけじゃ
ありません。
きっときっと乗り越えられる、再生できる!!
東京に行ったら、水道のお水は竹炭や備長炭で
浄化して朝陽に当てて、安心して飲むつもりです♪
感謝のこころで安心して飲まなきゃ、、、
これが一番肝心かも。(*^^)v
実は、先ほどこちらの内容と同じ事を思っていてブログにつらつらと書いておりました。(ちなみにブログアップ日は4/10ですが)それで詳しい内容を検索していてこちらのブログを知りました。
同じ時期に同じことを思っていたのが、シンクロ??などと勝手に思ってしまい、ついコメントを寄せさせていただきました。
大いなる宇宙を100%信頼して、今出来ることを淡々とやっていこうと思っています。
ありません。
結局、最後は、ここに行きつくんじゃないかとさえ思います。
ゆりあさんなら、ご理解いただけると思いますが、昨年もっともつらい時に、肉体を離れた方からメッセージをいただきました。
(飯田史彦さんも、現在逆境の地、福島で魂のメッセンジャーとして一人活動をされていらっしゃるようです)
>感謝のこころで安心して飲まなきゃ、、、
これが一番肝心かも。(*^^)v
もともと健康オタクなわがやは(笑)、ずっと日本トリムというメーカーの浄水器を使っているので、いつもと変わらずそのお水を飲み続けています。
また、健康オタク的には、排せつも大切と思っていますので、とりこむ心配より、ちゃんと出してれば問題なしと(笑)
東大の放射線治療チームのツイッターにも、
「一般市民、近隣住民、作業者、すべての方に言えることですが、被ばくそのものよりも、「被ばくしたのでは?」といった心のキズや、「がんになるのでは?」といった不安の方が心配です。とくに、近隣住民の方への心のケアの問題は、大変重要です。」
と、書きこまれていました。
ストレスの方が怖いと、つくづく思います。ストレスで寿命を縮めてしまいそうですね。
同じ時期に同じようなことを考えていた方がいらしたとは・・・やっぱり!という思いもあります。
きっとほかにもいらっしゃるかもしれませんね。
10日のアップを楽しみにしています。
自分の言いたいことを変わりに代弁してくれたような気持ちです。
同じような考えを持つ方が居て安心しました。
つたない文ですが、同じように考えていてくださる方がいらっしゃると、書いてよかったなあとうれしくなります。
人と言うのは、自分の立場からばかり、一方的な視点で、ついついものを言いたくなりますけれど、
「宇宙船地球号」この視点で見れば、どの人もどの生物も、みな同じ船の乗組員。
補い合って助け合って生きてゆくしかないのではないでしょうか。