そろそろ 咲きはじめる頃でしょうか。
5年ぶりに、御坂黒岳のレンゲショウマに会いに行くことにました。
すずらんP-新道峠-黒岳-P
2名(夫)
富士山の展望台、新道峠登山口までは、舗装された道を行きます。
暑いときには 特に歩きたくない道だけれど、雨上がりの今朝は ひんやりしっとり
アサギマダラが ゆらゆらと ヒヨドリバナに止まりました。
この後も、あちらこちらで、何度もモデルさんになってくれましたよ。
トモエソウ/キリンソウ/オトギリソウ
涼やか色のソバナは、今が盛りです。
道の両側には、イケマが蔓を伸ばし、グランドカバー状態
クロイチゴは 美味しそうな実をいっぱいつけています。
新道峠への登山道に入ると
お待ちかねの レンゲショウマが 見られるようになりました。
個体数は多くないけれど、少しガスっているのが いい感じ
まもなく 新道峠に出ました。
「絶景ビュースポット」だそうですが、富士山は 今日は お留守
河口湖IC付近までは、富士山や北側の山々がすっきりと見えていたのに
ここ 黒岳や三ツ峠が雲の中にいるのでした。
この時期のお花がぽつぽつと咲いています。
アオヤギソウ/シュロソウ/カイフウロ
それにしても、お花が少ないですね。5年前もこんなだったかなぁ。。。
マルバダケブキは大きくて黄色い花もよく目立つけれど
群生という状態ではなく、やはりぽつりぽつりと。
クルマバナ/ウスユキソウ/コウリンカ
第二展望台。相変わらずですが、青空も見えます。
ママコナが盛りになっています。
ママコナ/キバナアキギリ/フシグロセンノウ
破風山の開けた草地には、彩は全く見られませんでした。
レンゲショウマは、ときどき 思い出したように 姿を見せてくれますが
何株か纏まって咲いているのは、きまって こんなロケーションです。
枯れ枝による 自然のネットのおかげでしょうか。
ここまでには、食べられて(かな?)花がない モミジガサも見かけたけれど
黒岳への短い 急登には、テンニンソウとモミジガサがいっぱい
きっと、この先も 増え続けていくのでしょうね。
こちらは、開花準備中のお花たち
オヤマボクチ/タカオヒゴタイ/レイジンソウ
黒岳山頂から 展望地へ向かう斜面は、目を疑うばかりに変わっていました。
5年前 には斜面いっぱいに咲いていた レンゲショウマの花は
今日は ちらほらとしか見えず、えっ と、思わず声を出してしまったほど。
今年が不作だっただけならよいのですが。。。
展望地からは、西側の山が見渡せました。
頭の上の雲はなくなったけれど、富士山は やっぱり 見えません。
キンレイカ/オクモミジハグマ/ヤハズハハコ
帰りは、ドンベエ峠方面へと下って帰りますが
今は緑一色のブナやミズナラの森は、紅葉黄葉も見事です。
お花がない ので、さくさくと歩いて 駐車場へ。
レンゲショウマに会えたのはよかったけれど、この先を思うと、う~ん。。。
少しばかり 重い気持ちになって 帰りました。
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カイフウロも他の花も、数えられるくらいしかなかったです。
山頂付近に緑色のロープの囲いができていましたね。
ヨッシーさんがされたのかなぁと思って見てきました。
お花の調査をされたり、保護活動をされたりと、熱心さに頭がさがります。
数が少なくなった・・・
なくなってしまった・・・
ということありますね。
ここも鹿でしょうか?
寂しいですよね。
私も、nousagi さんみたいに夏山に行きたいです~。
今回は、ほんとうに 「エッ???」 と思いました。
そうですね。鹿だと思います。
何とかしないと、日本中の山からお花がなくなりそうです。
ブログではよく見ますが、見てみたいです。
この時期なんですね。
鹿の問題は困ったものですが、人が鹿の
生息域を変えてきてしまったり、過剰な
保護をしたりしてきたことも原因にあるのかな
って思ったりします。
いいお天気で眺望バッチリでよかったですね。
仙丈ヶ岳も、稜線近くまで鹿が上がってきて、食害が深刻と聞きました。
どうしたらいいんでしょうね。
レンゲショウマは、三ツ峠に行けば、お手軽にたくさん見られます。
ブルさんのように朝早くの出発なら、涼しくていいですよね。
可愛いお花ですから、機会があったら、おでかけください。
レンゲショウマならば鹿害の無い鼻曲山が良いですよ、
自生のレンゲショウマならば最高の所と思います。まだ
2254間に合いますから是非お出かけ下さい。
鹿害がないとは、驚きました。稀少な場所でしょうか。
お花のためなら、多少の暑さは我慢できますが
むしろ曇っていたりガスっていたりしたほうが、お似合いですよね。
一度は見てみたいなぁと思っています。