7月には開花のタイミングを逃してしまい、咲いた姿を見られなかったマヤラン
そして、ちゃんと写真に残すことができなかったサガミランが
嬉しいことに、秋にもう一度姿を見せてくれました。
マヤランは神戸の麻耶山で初めて見つかったことにより、その名が付きました。
そして、サガミランは マヤランの白花品であるとされています。
( かつては、マヤランのことをサガミラン、白花をサガミランモドキと呼んだことがあったそうです )
マヤラン(麻耶蘭) 2014.09.16 / サガミラン(相模蘭) 2014.10.04
常緑広葉樹林や、クヌギやコナラなどの落葉広葉樹林などで見られますが
菌類に寄生する菌従属栄養植物(腐生植物)なので、毎回同じ場所に出るわけではなく
マヤランは夏とほぼ同じ場所に、サガミランは少し離れたところに出ていました。
濃紅紫色の斑紋が印象的な花弁、薄緑色がかった白色の萼片にはラインが入り
シンビジウムの花に似ているようにも見えますが、シュンランの仲間だそうです。
一方のサガミランは、白花とはいえ 真っ白ではなく
クリーム色がかった やさしい印象のお花です。
どちらも 花は一般的なランと同様に 華やかで美しく、葉があればもっと素適なのに
そう思ってしまうのは、きっと私が常識にとらわれているからなのでしょう。
実は 個性こそが魅力なのですよね。
どちらもまだ見た事がありません。
私は6~7年前からある若き研究者の観察の手伝いをしています。
彼は、主に腐生植物の送粉者や摂食者等の研究をしています。
この植物は、茎に葉緑素があるようですね。
何時かは出会いたいと思っています。
はなねこさんは、いろいろな植物にお詳しいようですね。
これからも、ブログ楽しみにしています。
そう珍しくはないと思っていました。
おっしゃるように茎が緑色を帯びていますね。
やまぶどうさんは研究のお手伝いをされているのですか。
経験と知識が豊富でいらっしゃることは、ブログを拝見して承知していました。
>はなねこさんは、いろいろな植物にお詳しいようですね。
まぁ どうしましょう。
いえいえ、私は植物学の素養もなく、また研究熱心でもなく
ただ、幸いなことに、多くの先輩方に教えていただく機会に恵まれ
今はまだ観察することを楽しんでいるレベルです。
これからもどうぞよろしくお願いします。