コレ 何かな~
カジノキの葉に似てるけど、蔓が伸びてる・・・。
いつもなら
「何かな~」でお終いにすることが多いけれど
開いていた花を見ると
ノブドウにそっくり
ノブドウの花は両性花。花弁は5個で 雄しべも5個。
雌しべを取り囲む盃状の花盤に蜜があります。
(↓左側の花は、6弁です)
調べてみると、これは キレハノブドウ(切葉野葡萄)という名で
ノブドウのうち、葉が激しく2回ほど裂けるものをいうようです。
もともと切れ込み方に変化のある ノブドウの葉も
ここまでになってしまうと、さすがに区別したくなりますね。
2021.07
ノブドウの実が カラフルになってきました。
実の色は、淡緑色 ⇒ 白色 ⇒ 碧色、紫色 と変化するようです。
葉の形(切れ込み)は いろいろ
私の持っている図鑑には、実は食べられないと書いてあります。
虫こぶもよく見るし、きれいな色を楽しむのがいいようです。
そして、先日のこと
キレハノブドウの実を見に行ってみると
あらら 残念。
草刈りにあって、姿がまったく見当たりません。
毎年のことだけれど
秋の野草観察は、草刈りのタイミングがとっても重要なんです。
違いは葉だけで 実はノブドウそのもののはずだけれど
確かめるのは また 来年 に。
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この記事を載せようと準備していると
ノブドウを食草とする虫が、タイミングよく 現れてくれました。
(イモムシが苦手のヒトは、スクロールしないでくださいね。)
コスズメ(蛾) の幼虫です。
このときも、ノブドウの葉を食べていました。
ほめてくださって、ありがとうございます。
確かに 色やその時の状態で、見たくもない・・となることがありますね。
もっと可愛く?見えるように、画像を明るくしておきました。