春、小さな花を咲かせていた コケリンドウは
今は 種子散布の時期を迎えていて
雨が降っていたこの日
実(蒴果)は、雨を受けるように上向きに開いていました。
種子は、雨滴が当たった衝撃で周囲に飛び散ったり
実の中に満ちた雨と一緒に流れ出たりするとのことです。
同じく 春に花を咲かせるフデリンドウの雨滴散布については
このブログでも、2015年に記事にしたことがありましたが
種子は、フデリンドウよりも コケリンドウのほうが大きいような・・。
↓ フデリンドウの花と種子
手持ちの図鑑には 種子の大きさについて記載がないため
コチラを参考にさせていただいたところ
フデリンドウは、実が6~7mm、種子は長さ0.3~0.5㎜
コケリンドウは、実が3.5~5.5mm、種子は長さ0.5~0.7(0.8~1)㎜
だそうで
花も実も小さいコケリンドウのほうが、種子は大きいことになります。
何か わけがあるのでしょうね。
おまけ ************************
他にも 雨滴散布する リンドウを見ていました。
↓ ハルリンドウの花と種子
↓ タテヤマリンドウの花(蕾)と種子
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