ヨモギ尾根から 三ノ塔へ 2016.01.16

三ノ塔（東丹沢）の北側に伸びる ヨモギ尾根を 歩いてみたい　　

そう思いつつも、コースがうまく作れなくて、放置したまま 数年が過ぎてしまいました。

今回は、短時間の周回コースです。 

 

　　菩提峠Ｐ７：４０－キャンプ場内 取りつき地点８：１０－ヨモギ平９：０５－１０：０５三ノ塔１０：４５

　　　　　－二ノ塔１１：００－１２：００菩提峠Ｐ

　　２名（夫）

 

菩提峠の駐車場が今日のスタートです。

まずは、県道７０号（秦野清川線）を清川方面に３０分ほど下って

　　ボスコキャンプ場へ。

 

最初は つまらない車道歩きだけれど

途中からは ミツマタの木が多く見られるようになり、蕾もふくらんできていました。

キャンプ場では この日は ヘリによる集材作業があるということでしたが

稼働開始までには時間があるので、通らせてもらいました。

 

キャンプ場内の取りつき地点から、植林帯をジグザグに登っていきます。

　

　

 　

登って行くのが東側なので、植林帯でも暗くはありません。

２０分ほどで 落葉広葉樹が混じるようになると、日射しが降り注ぎ ポカポカ

だんだんと ブナが多くなりました。 

 

鹿除け柵は、朽ちて倒れていたり、扉がなくなっていたり

増え続ける鹿から 森を守るのは、容易なことではないですね。

 

背後に 大山が大きく見えます。

こちら側から見ると、北尾根ルートが 存在感たっぷり

 

 

取りつきから １時間弱が過ぎました。　このあたりが ヨモギ平でしょうか。

右手の高みに ９７０ｍ地点がありそうですが、確認するのを忘れました。

 

 

緩やかに登って 札掛から伸びてきている ヨモギ尾根と 合流すると

「ヨモギ平」　の標示がありました。　　

北に 三ノ塔、西側は 新大日から伸びる 長尾尾根

穏やかな稜線に囲まれた 明るい草原には 葉を落とした 木々が枝を広げています。 

 

暖かな光が降り注ぎ、し～ん　と静まりかえった ヨモギ平

 

　長尾尾根

 

のはずでしたが・・・

今日は、尾根の東側を飛んでいる ヘリの音が 煩くて、何だか落ち着きません。

ここへはまたいつか ゆっくりしに来ましょう。

新緑も 紅葉も 冬枯れも 雪道も、ヒルのいない時季なら、いつでもよさそうです。

 

ヨモギ平から 北西に向きを変えて、三ノ塔へ向かいます。 

 

  

 

少し風が出てきて、テープは ヒラヒラ　　よく目立ちます。

 

指導標のないルートだけれど

ところどころにテープが付けられ、踏み跡もしっかり

何より、尾根通しに歩けばいいので、迷うことはないように思います。

 

登山道を整備する資材を運んでいるのでしょうか。

モノレールの軌道が、表尾根との合流点直前まで伸びていました。

 

おや　　今朝は 霧氷がついたようですね。

　　 

　

 

 

右手に塔ノ岳や丹沢山、丹沢三峰を望みながら、少し急な登りをこなし 

なだらかになると 表尾根との合流です。

三ノ塔のお地蔵様の後ろから出てきました。

　

 

 南側には雲が湧いてきていましたが、表尾根はよく見えています。

烏尾山への下りが見える ここからの眺望が 好き

 

長尾尾根の向う側に、丹沢山と丹沢三峰

 

富士山はお留守なのね　　　と、がっかりしていたら

ちらっとだけ姿を見せてくれましたよ。

 

ここから見る 大山も お気に入り

 

 

三ノ塔は ３年振りでしたが、この解放感はたまりませんね。

数十年ぶりだという夫は、どんな気分だったのでしょう。 

三ノ塔（１２０４．８ｍ）　　

 

 

まもなく 山頂にも雲が広がってきて、ぐっと寒くなりました。

時間はまだ早いけれど、帰りましょう。

二ノ塔経由の一般ルートで駐車場へと戻りました。