赤城山の外輪山へスノーハイクに行きました。
何日か暖かい日が続いたため春のような雪になっていました。
大洞駐車場9:45-八丁峠10:15-10:45地蔵岳11:15-八丁峠11:35-11:55小沼(ランチ&散策)
小沼13:05-小地蔵岳13:25-長七郎山13;40-小沼(水門)14:05-八丁峠14:30-14:50P
2人(夫)
ビジターセンター手前の大洞駐車場に車を停め
赤城第一スキー場横から登り始めます。
日本一小さなスキー場ですって
今日は4月中旬の陽気になるという予報で
登山口は標高1350m以上あるというのに、気温はすでに10度を超えています。
初めから 手袋もフリースも必要ありません。 いいのやら悪いのやら。。。
雪は 表面が融けて またうすく凍った状態で
スノーシューやワカンの踏み跡が 雪面いっぱいに広がっています。
私たちも もちろん踏み跡のないところを歩きたいのですが、それは後半のお楽しみ
アイゼンを付けてきたので、踏み抜かないように して登って行きます。
振り返ると、黒檜山と梢の後ろに駒ヶ岳
登るにつれて踏み跡が狭くなり、雪質もだんだんとよくなってきたよう
30分で八丁峠へ
車はここまで上がってこられます。
まずは、右手の地蔵岳を目指して
登山道は途中まで階段のようですが、ほとんどは雪に埋もれています。
八丁峠までと比べると しっかり圧雪されているものの
ときどき踏み抜いたり 転んだり でも、そんなことも楽しい
ジグザグに高度を上げていくと、「小沼(この)」 が見えてきました。
標高1450mにある 周囲 約1kmの火口湖は、もちろん氷結しています。
小沼を囲んでいる 小地蔵岳や長七郎山へも この後 行きま~す。
右下に白く丸く見えているのは、「血の池」でしょうか。
林立する電波塔を見ながら わずかに登ると
地蔵岳山頂(1673.9m)でした。
まずは 北側のパノラマを
五輪尾根の奥に、谷川岳や武尊山、至仏山などが見えています。
外輪山の最高峰 黒檜山、その右に駒ヶ岳
カルデラ湖の「大沼(おの)」には 氷上わかさぎ釣りのテントが見えますが
怖くないのかしら。。。 氷が融けはじめていそうですけど。
輝く 武尊山 には、いつか登りたい(グリーンシーズンに。。。)
その武尊山の右手に至仏山、画像の右端は燧ヶ岳でしょうか
上越国境の山 中央が谷川岳ですね
山頂付近は広く、三角点のある場所からは 北側の眺望があるものの
振り向くと、電波塔が何本も 目に入ってきます。
空が あっという間に白くなり、風も冷たくなってきたので、そろそろ退散
小沼を眼下に望みながらの帰り道
南側の霞んだ山並みの上に 富士山が見えました。
八丁峠に下り、車道を100m程戻って 小沼へ向かいます。
湖と小地蔵岳を梢越しに眺めながら 雪上ランチにしましょ。
赤城山は レンゲツツジやヤシオツツジが有名ですが、白樺の木もたくさんあって
地蔵岳の北側道路沿いには 白樺純林が広がっています。
白樺は スレンダーで色白で 見栄えのいい木
今日は風がなく 日射しも適度にあるので、いっそう綺麗に見えます。
平日とあって、山も湖畔も ひっそりとしています。
これまで出会ったのは、ご夫婦 二組だけ
いつもこんなふうに静かに歩けたらいいでしょうね。
さて ワカンに履き替えて 小地蔵岳へ向かいましょうか。
湖上を歩いてみたい
氷はどんな様子かな と
ストックの先で ツンツンしていますね。
でも、やっぱりやめておきます。なにしろ 二人とも 怖がりですから。。。
小沼の駐車場付近からも、黒檜山や大沼がよく見え
「関東ふれあいの道」の看板や 大沼と小沼の説明板などがあります。
「県立赤城公園案内板」 に、今日のコースをペイントしてみました。
オレンジ色のラインです。
右手に小沼を望みながら登っていくと 小地蔵岳への分岐があり、そちらへ向かうと
踏み跡が少なくなり 雪も深くなったよう サクサク気持ちよく歩けます。
樹林の中を行く このあたりは、気温が低ければ、きれいな霧氷ができるのでしょうね。
そして、小地蔵岳山頂(1574m)
展望は ありません。
分岐に戻り
ここから下って ソリ遊びをする という夫を見送って、ひとり先へ進みます。
左手下は桐生あたりでしょうか、霞んだ眺望ですが町が見えています。
雪庇ができているところもあるので、踏み跡からそれないようにして登っていくと
三角点のある 長七郎山の山頂(1578.9m)に出ました。
登って来た方向
北西側に、さきほど登った 電波塔の建つ 地蔵岳
梢越しに 小沼と大沼が見えるのは、木々が葉を落としたこの時期だけの眺めですね。
長七郎山を下っていくと、雪原になりました。
地蔵岳から望んだときに、右手に白く輝いて見えていた場所です。
むこうに見えている荒山が カッコイイ
荒山高原は、レンゲツツジの名所だそうです。あちらも いつか。。。
ここはソリで遊べそうでしたが
ざんね~ん ヒップソリは二枚とも夫が持っていってしまいました。
樹林帯に入ると、登山道をはずれたスノーシューの跡がいっぱい
梢越しに見える小沼を目指して 踏み跡のないところを適当にザクザク下っていくと
あっさりと 湖畔に出ました。
これで、登山口から 右回りに およそ半周したことになります。
鳥居が二つ、ひとつは脚長です。
謂れなどはわかりませんが
手を合わせて 今日の無事を感謝
おかげさまで 楽しく遊ばせていただきました。
八丁峠に戻って 駐車場へと下っていく道では、 雪面は朝より柔らかくなっていました。
ふかふか サラサラの雪でなかったのは残念だったけれど
穏やかなお天気で 眺望もよく、まずまず 楽しめたスノーハイクでした。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「小沼」は 地図や看板では「この」
標識には、「KONUMA」 と書かれています。
赤城大沼へ向かう道路は、見晴台入口付近から部分的に凍結
大沼に突き当たると、その先は路面に雪がありました
大洞駐車場のトイレは使用可能でした。
地蔵に長七郎でしたか、昨年のシロヤシオの頃にちょこっと
歩きました。寒ければ霧氷が綺麗なんですが、温かかったようで
残念でしたが、富士も見えたようで先ず先ずの登山日和かなー。
やはり行かれたのですね♪
地蔵岳のほうもやっぱり良いですね、来年はそっち目指して行ってみようかしら。
今週の雪でまた、雪が増えたかもしれませんね。
雪道は歩いても、コケても(笑)
楽しいですね。
「おの」「この」の独特な読みは
このままがいいですね。(^^;)
私も今度はこちらへ行ってみようと思いました。
バスを「赤城山大洞」で乗り降りすればよさそうですね。
私たち(って、ゆきさんと私ネ)は、ワカンもヒップソリも持ってないの。
たまには新しい道具も買わないとね、かな(^^ゞ
そうなんです。
霧氷を見たかったのですが、四月の気温ではね。
でも風がなくて穏やかだったのは良かったです。
途中で曇ってしまったのですが、全く寒くありませんでした。
いつかまた寒い日に行ってみたいです。(^^)
はい♪ お天気もよさそうだったのでね。
地蔵岳からの眺望がよくて、とてもいいコースでした。
寒ければ小沼の氷上横断はもちろんのこと (^^)
ソリ遊びもできるし・・・ (^^;
今回のコースタイムは、ちょうどバスの時間に合ってましたね。
夫はソリ遊びがお気に入りのようです。(^^)
ワカンは今年買いました。
丹沢など近くの山なら、スノーシューより出番があるかなと。
「おの」「この」 など、昔からの呼び方は味があっていいですよね。
韓国語や中国語の表記があって、びっくりしました。
外国の方たちも多く来るんですね。
バス停は、そうだと思います。
cyu2 さんのところにも書きましたが
今回は、はからずもバス利用したのと同じような時間になりました。
けっこう遊んでますから
お二人がああだこうだと楽しまれても、大丈夫かと・・・ (^^;;
小沼は、いい雰囲気でした。
地蔵岳は一昨年赤城山へ行った時、『来年は周辺の山も歩こう』って思ったのに、
忘れてて(笑)行ってなかった山です。
思い出させてくれて、ありがとう~
青空の下のスノーハイク。
遠望も利いて素晴らしいですね♪
そしてワカン・・・!
私も買ってはあるものの、まだ一度も使ったことがないの。
ピッケルもワカンも腐っちゃったかも知れない・・・
ワカンってやっぱりあると違いますか?
大雪になるらしいから、いつもの弘法山で試してみようかな~
雪、降ってますね~ しかも横殴り
ベランダの手すりの上は、今8cmくらい積もってます。
丹沢や奥多摩も、すごいことになっちゃうんでしょうね。
この日の雪は重たい湿り雪に近かったので、10~15cm沈んだ程度でしたが
ふかふかの雪でのワカンの実力は、まだわかりません。
弘法山でお試し? いいですね。(^^)