結成されたばかりの 『奥多摩おしかけ隊』 で
新緑の栃寄沢から御前山へ
下りの 鋸尾根では
壺形や釣鐘形の 可憐なツツジに出会いました。
『奥多摩おしかけ隊』 について
ある日 ブログ友達の pallet さんのところに
私たちが 「奥多摩の主さん」と呼んでいる Hg さんから山行のお誘いがあり
「私も・」と手を挙げた sanpo さんと私がご一緒させてもらうことになりました。
ちなみに、『奥多摩おしかけ隊』の命名は Hg さんです。
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栃寄沢入口8:45-9:45体験の森休憩所9:55-11:40惣岳山12:15
-12:35御前山-13:55大ダワ14:05-(鋸尾根)-15:20岩場の露頭15:40
-16:20愛宕山-16:45奥多摩駅
『 奥多摩おしかけ隊 』 の 記念すべき 第1回目の山行日となった この日
奥多摩駅で下車した 大勢の登山者の波に押されるようにして 改札口を抜け
待ち合わせ場所の観光協会の前で Hg さんにお会いしました。
はじめましてのご挨拶の後、Hg さんの車で 登山口のすぐ近くまで移動し
境橋からの30分の車道歩きを免れることができました。
栃寄沢沿いに登り始めると まもなく
5月の強い日射しに揺らいだ 黄緑色の光が
降り注いできました。
新緑のこの季節は
低山が 一年中で いちばん光り輝くとき
頭上からは 小鳥のさえずりが聞こえ
「あの鳥は 〇〇〇。標高の低いところにいます。」
などと お話を聞きながら歩いていきます。
( すぐに忘れてしまう 情けない 私の脳 )
沢に架かる木の橋を何度か渡り、苔むした岩の間を歩いて
一時間ほどで、東屋のある休憩所に出ました。
今日はとても暑くて
私の顔からは 汗がしたたり落ちてきますが
pallet さんも sanpo さんも涼しい顔
(女優さんになれますね )
Hg さんはというと
このスピードでは 汗もかかないとのことでした。
初めて歩く この沢沿いには、大木が何本もあり
それぞれが、この森の主だと言わんばかりにどっしりとしています。
大木を眼で追いながら 仰ぎ見る空は、ほとんどが若葉にうめつくされ
その下を歩く 私たちも、いつの間にか 緑色に染まっていました。
足元には、すっかりおとなになった ヨゴレネコノメの丸くてかわいい葉っぱ
岩肌では、みずみずしいイワタバコの葉が大きくなり
そして、端境期とはいうものの、お花もまずまず咲いています。
クワガタソウ/ラショウモンカズラ/コガネネコノメソウ
休憩後、2本の登山道の間 ...『 体験の森 』 に入ります。
ここが初めての私には、どこをどう歩いたのか いまだに定かではありませんが
Hg さんの後について、森の中を登って行きました。
ニリンソウが咲き残っている場所では、ミドリニリンソウ 探し
6つの目は少しもお役にたてず、Hg さんが見つけたのは
中央部が少しだけ色づいた ♪ ホンノリ ミドリニリンソウ
( Hg さん命名 : 正式名称ではありません )
標高が上がってくると、咲き始めだったり、咲き残りだったりの
こんなお花たちが姿を見せてくれました。
ルイヨウボタン/シコクスミレ/シロバナエンレイソウ
その後は、今年初めての シロヤシオに出会い
また 森の中を登って 尾根に出ると、このあたりの緑は まだ 浅い色でした。
人混みをさけて、まずは 惣岳山へ
今日は、ここで ランチタイムです。
山行中は行動食だけという Hg さんは
ゆっくりと食事する 私たちにつき合わされ
それでも、飛び回る蝶が気になって
落ち着かない様子でした。
食事の後は、御前山へ向かいます。
バイケイソウの葉やヤブレガサを見ながら進むと
フデリンドウやツルキンバイが咲いていました。
以前 訪れたときにはなかった 保護柵があり
嬉しいことに、その中では
カタクリが増えているのだそうです。
にぎわっている 御前山の山頂は
熊だなとハウチワカエデの花だけを見て
あっさりと通過
葉だけが目立つカタクリの斜面に
おばあさんになった花が ひとつふたつ咲き残るのを見ながら、大ダワへと向かいます。
こちらの道では、ところどころにミツバツツジが見られ
落葉松の緑に またも癒されつつ
大ダワで林道にでました。
横切ると、鋸尾根へは、短いながらも急登です。
やがて岩だらけの尾根に乗ると、フイリフモトスミレの花、ヤマツツジ
Hgさん お目当ての、アブラツツジやチチブドウダンも 可憐な花をつけていました。
ヤマツツジ/アブラツツジ
切れ込んだ花弁が可愛い チチブドウダン
小さな花が ぶれないようにと、息をつめてカメラを覗いていると
「 何だかサクランボの実に見えるわ」 と言ったのは、pallet さん? sanpo さん?
思わず 吹き出してしまったけれど
八重桜の花を見て 道明寺を連想してしまう私も、やっぱり 似た者同士なのでした。
フデリンドウ/フイリフモトスミレ/オトコヨウゾメ
岩尾根の下りは なかなか長く
所どころに クサリやハシゴが つけられています。
3週間前に 様子を見るはずだった イワカガミは
ほんの少しだけ 残っていてくれました。
陽はまだ まぶしく強いけれど
時計を見れば、もう いい時間になりました。
大天狗小天狗から 遠くなった御前山を振り返ると
あとは、少しだけスピードアップして 下ります。
( 大天狗。小天狗。Hg天狗様 ⇒ )
最後につらい愛宕山の登りに耐え
( 脚が攣りそうでした )
あの 187段の 急な石段を下って、登山口へ
そして、奥多摩駅へたどり着きました。
ガマズミ/フタリシズカ/コゴメウツギ
Hg さんは、それから歩いて 車の回収へ (すみません )
歩くスピードは半分以下で、お花があれば 3人で代わる代わるの撮影タイム
すっかりペースを乱されたに違いないのに、最後まで笑顔でお付き合いしてくださった Hg さん
そして、一緒に歩いてくださった pallet さん、sanpo さん
ありがとうございました。 おかげさまでとっても楽しい1日でした。
* * * * * みなさんのレポは、こちらからどうぞ * * * * * * * * * *
☆ Hg さん 「奥多摩の山と自然」
☆ pallet さん 「そらいろのパレット」
☆ sanpo さん 「山の散歩道」
わぁ ここには天狗様の姿が!
palletさんのところで4人の楽しそうな一日を拝見したばかり・・・
Hgさんってホントに凄い方なんですねェ
行動食だけなの(って凄いのここじゃないですけどね)
土曜日はとってもいいお天気だったから
さぞ素晴らしい一日だったことでしょうね(#^.^#)
アカヤシオもシロヤシオもまだ見ぬ花です
まだ間に合うかしら・・・でも予定が・・・
私ははなねこ先生にお会いできるのが嬉しくて嬉しくて
お天気がちょっと心配ですね
テルテル坊主作らないとですね(^^♪
ホンノリミドリニリンソウもぴったりのネーミングで。
ミドリニリンソウ、私も見たことがあります。
はなねこさんの行く所にはいつもお花がいっぱい。
今年は本当にアカヤシオ、シロヤシオと色がきれいですね。
新緑の鮮やかな色が画面を通しても眩しく感じられますねー。
大木の森がなんともいえずいい雰囲気です。
癒される一日でしたね。
おー!!奥多摩押しかけ隊・良いじゃないですかぁ~(*`▽´*)
Hgさんと楽しく有意義な一日だったようですね。
今年はシロヤシオ・当たり年??
奥多摩もシロヤシオがいっぱい咲くんですね。
花と楽しいおしゃべりと・・楽しい一日でしたね。
本当に息までグリーンに染まってしまいそうな森、は~っとため息が出てしまいます。
森の主たちも。
奥多摩の主様も。
PCの画面を通しているのに、なんだか絵本の中の出来事のように見えてきます・・・
チチブドウダンという種類?なのですね。
これもまだ見たことないです、勉強になりました。
奥多摩にもあるんですね。
なんだか楽しそうな山歩き。
充実してますね~。(^^)
天狗様のお姿 決まってるでしょう?
三人の中でも特に私が亀足で、申し訳なかったです。^_^;)
盛りだくさんの充実した一日で、しかも楽しかったですよ。
シロヤシオは、お天気次第で 見られるかどうか微妙ですね。
週末のお天気がいいことを期待しましょうね。
それと・・・先生ではありませんよ。(笑)
ミドリニリンソウも見られたことがあるんですか♪
urara さんは、ずいぶんベテランさんなのですね。
シロヤシオの木は、多くはありませんでしたが
花付きがよかったです。
きれいなお花ですよね(^-^)
日射しの強い日でしたので、緑が光り輝いていました。
あの光には、とても強いパワーがあるような気がします。
これからは、沢沿いや緑陰が恋しくなってきますね。
雨の季節の森もステキですが
今週末は、晴れてくれるといいですね。
はい♪ みなさんのおかげで、楽しい一日でした。
一足お先に 奥多摩のシロヤシオを見ましたが
丹沢はどうなのでしょうね。
二年ほどご無沙汰だったので、ことしは檜洞丸へ・・と思っていたのですが
どうやら行かれそうもありません。
雨の後はヒルくんも元気そうだし・・・(>.<)