EG6 ファイナルブロー修理①

2月に鈴鹿ツインでミッションを壊してから約3か月。
部品集めとガレージ設備導入の関係で時間が空いてしまいましたが、ついに修理開始です。

ガレージにリフトがあってもミッションジャッキとエンジンを支えるサポートスタンドがないとミッション降ろしが快適にできません。
しかし、個人でやる分にはブランド物は要らないので安い輸入品に頼ろうとすると今度はコロナ影響で物が欠品だったりしてもう不便不便。
今年はステイホームならぬステイガレージ状態ですが、いい加減何も気にせず走りに行きたいですな。

最終的にサポートスタンドはどうしても手に入らず単管パイプで自作。
ミッションジャッキはなんとか手に入りました。（長期在庫品らしく安いけどボロかった）

EG6のミッションは元々簡単に降ろせる構造ですが、この車両は走りに不要な物を排除し、マウント類は強化されて3点留めにしてあるのでさらに簡単にミッションを降ろす事ができます。
今回リフトにミッションジャッキの組み合わせでさらに早く、そしてストレスなくミッションを降ろせました。笑

ミッションを降ろしてメインシャフトを手で回すとやはりカラカラと音が。
ケースを外すと、あら、やはりファイナルブロー。リングギヤの歯が1枚居ません。

しかし、不幸中の幸いか歯が1枚綺麗に外れただけで、鉄粉もなく他の部品に影響はなさそうです。
壊れているファイナルギヤは社外品の4.533ですが、もう廃盤で手に入らないので、純正の4.4に戻します。

今回はミッションケースを開けて修理可能かどうかを確認しました。
問題なく修理できそうなので、これから分解時交換部品の手配をして修理作業に移ります。

ミッションケースが割れていたりすると最近は中古品のミッション部品も物凄い金額で取引されているので修理を諦めるところでした。