このEG6は買った時から大雨が降ると助手席が雨漏りします。
もう勘ではどうにもならなかったのでマニュアルでフレームの合わせを確認しきっとここからであろうと思う場所に放水。
10秒もしないうちにAピラーとルーフの合わせから浸水してきましたw
こうなるともう原因はルーフモール裏しかありません。
ルーフモールを取り外すと見事にひび割れ。
ここのシーラーが割れるとパネルの合わせはスポット溶接なので隙間から内部に水が入ってしまいます。
普段はモールがあるしボディカバーも掛けてるから大雨じゃないと車内に入る事は無いのですがひび割れ目掛けてわざと放水すると
昼ごはんを食べている間にこんな状態にww
ちなみに右も左も同じとこのシーラーが割れてるんで症状は変わりませんw
今回もいつも通り瞬間接着剤を3回くらいに分けて流し込み、雨漏り自体は一発解決です。
しかし、放水すると車内があっという間に金魚蜂状態だったのを考えるとまさか過去の雨漏りでアンダーコート裏のフロア面は錆びてるんじゃと思いましたw
てか実験とは言え調子に乗って金魚蜂にしちゃったし。
そうと思うともうやるしかありません。
また、アンダーコートを撤去します。
なんだか車を買うたびに必ずこの作業やってる気がするぞ…w
冬なら大きいのがごっそり取れるんだけど、まだ気温も高いのでハンマーと割り柄ドライバで小ぶりのアンダーコートをちまちまと剥がして行くしかありません。
今回はフロントのフロア面4枚のみ実施。
1枚1時間近く掛かってしまいましたが剥がして見るとやっぱり錆びてるフロア…
運転席を見てもなかなか酷いなと思うがまだ穴は開いていない。
じゃあ雨漏りが酷かった助手席側と言えば…
アンダーコートと共に地面がこんにちはw
ボロボロで腐ったところは残しておいてもさらに侵食していくだけなので切り取りましたが結構な大きさの穴になってしまいました。
サイドシルとか剛性に大きく影響する部分じゃ無かったのが不幸中の幸いとでも言っておきましょうか。
雨漏りする車でアンダーコートは危険と言う事が良く分かりましたw
新潟、山形と雪国で生き抜いてきた車体でもあるのでサビには1号車以上に苦められています。
皆さん剥がしましょう。雨水をしっかり拭き取ったようでアンダーコート裏は濡れてるんですよw
とりあえずフロントのフロア面4枚で5.4㎏の軽量化となりました。
しかし、穴をそのままにしておくわけにもいかない。
鉄板切って溶接するにも今はかつて大活躍だったバッテリー溶接機も無いので設備がありません。
そこで、0.8ミリ厚のアルミ板とシューグー、サビ留め剤購入。
まず錆びてる部分をできるだけ剥ぎ取り、サビ留め剤を全体的に塗り込む。
乾いたら穴外周面にシューグーを塗布。
シューグーはラジコン時代からお世話になってる乾くまでは柔らかく、乾くとカチコチになる超強力な接着剤です。本来の用途は靴裏の補修用みたいです。
次にアルミ板を穴よりやや大きくカットしシューグーを塗り込んだ部分に乗せる。
防水のためアルミ板の上からもシューグーを塗り込む。もちろん車体下側も同じように。
シューグーが乾いたのを確認したらシャシーブラックを吹いて完成。
シューグーは本当に硬い接着剤なので、アルミ板を貼る前まで穴周辺を手で押すとフロアが動いたいたのがシューグー塗布後は全く動かなくなります。
穴が開いた地点で本来の状態では無いけど、サビサビで腐っていた状態よりはマシだとプラスに考えましょうw
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根気のいる作業ですね~
ビックリするくらい大物が取れますよw
この時期にやると何回もハンマーで叩く事になるのでボディの防錆塗料がたくさん剥がれちゃいます。
自分みたいに穴が開くくらいなら今回剥がして良かったと思えますけど…w