2009年2月に行ったベネチアのカーニバルでゴンドラに乗っているところです。ツアーですが、一人で参加し一人で行動していたので、せっかく仮装(?)してるのに自分の写真がほとんどないのです。
上半身しかないのでわかりにくいですが、カーテンの見本と100円ショップの仮装です。カーニバルに行くと決め、お祭り大好きな質ですから、ただの観光ではつまらなくて何とか仮装もどきは出来ないか、試行錯誤しました。行き先で荷物を減らしてきたかったので、気軽に捨てられる物を探しました。本物のドレスはもったいないですからね。
お正月に近所の家具屋で閉店セールをしていたので、のぞいてきました。とても高そうなカーテンの見本が500円。ただサイズが小さい。しかも見本だから1枚しかないので、ンー(;_;)。迷いました。
仕方ないので、大好きな青のカーテンを購入。翌日、念のため(作っているうちに失敗するかもしれないし)もう1枚、不本意だけど緑をゲット。
さてこれをどう料理するか、何日もカーテンとにらめっこが続きました。
あまり凝った形にすると手放すのが辛くなるので、簡単にマントにしました。それならコートの上からでも着られて暖かいと思ったのです。何しろ冬のベネチアは寒いと聞いていたので。
1枚のカーテンではマントは出来ませんでしたが、幸い裏が付いている高級そうなカーテンでしたから、裏地もつなげてぐるりと輪にし、首元を絞っただけの簡単マントです。帽子もマスクも100円。帽子のレースと首のフェイクファーは、実家の引っ越しの際に出たゴミの中から拾っていた物で、こんなに役に立つと拾った当時は思いもしませんでした。
私は元々旅行は嫌いでした。子供の時から乗り物酔いがひどかったし、せっかちな性格で乗り物に長く乗っているのが苦痛だったからです。だから、友人に「海外旅行は興味ないの?」と聞かれて、半ば怒ったように「ない!」と答えたと、あとになって聞きました。
また、生まれて初めて乗った飛行機が、私にとっては曲芸飛行のような操縦のセスナで、景色どころか内蔵が全部出てしまうのではないかと思うくらいでしたから、飛行機は懲り懲りでした。更に、食事に関してお肉が苦手だったので、結婚してから主人が「海外に行けば殆ど肉だぞ。どこにでもマクドナルドはないからな」と言われ、肉が嫌い=海外には行けないと思いこんでいました。
小さい頃、出かけたくないのに無理矢理親に旅行につき合わされたことや修学旅行が最悪の思い出なのも、今思えば旅行嫌いの原因かも。それがどうして、旅行から帰る電車の中で「あーどこか行きたい」と思わずつぶやいてしまうくらいになってしまったのでしょ・・・・。
ここ数年、海外旅行にはまってしまい、話のネタがたくさん出来ました。おもしろいので老若男女がすなるというブログをやってみようかと、若い人に教えてもらいました。私はそんなに若くないので、多少の変換ミスとのろまなアップはご容赦を。まだ始めたばかり。今日はこの辺で失礼します。