八ヶ岳ロイヤルホテルの屋上には、天体望遠鏡がありました。バイキングの夕食が終わってからすぐに屋上に向かいました。この時だけは一番暖かい(かの話題の800円の古着)ダウンを着ていたことに感謝です。
ほとんど期待はしていませんでしたが、ニュージーランドの星空(12年12月15日~1月21日記事参照)には負けるものの、なかなかのもので、最初に見せてもらったのは木星とその子供たち、じゃない4個の衛星、縦に一列に並んでいました。次の準備ができるまでドームの外で待っていたら、小学校の理科の教科書で見たことがある・・ん~ひしゃくの形が。「ああ~これがもしかしてかの有名な北斗七星なるものか?」と思い、でもね~60歳でそんな質問恥ずかしいでしょ?うん、聞かぬは一生の恥です。旅行中の開き直りもあって、「すいませ~ん!あれに見えるはもしかして北斗七星ですか?」と聞きました。ドームの担当の人だけではなく、周り中からここぞとばかり「そうです。」と教えられました。ついでに北極星やカシオペアも教えてもらいました。背中側にはオリオン座がありましたが、これは今までに肉眼で認識できるようになっていましたから、方角さえ教われば私でも見つかります。ハイ。方角さえね・・・。
何せ60年生きていて、北斗七星を肉眼で認識できたのは多分初めてです。おおおお~。大感動。
望遠鏡では、月の表面やスバル(これもよく何だかわからないのですが)、星が発生しているところ(何だかもやもや白っぽいところ)を見せてもらいました。
星が好きで神奈川からこのホテルに通っているとおっしゃっていた女性(暗いので年齢は分かりません)は、山の稜線の少し上に「カノープス」と言う赤い星を教えてくださいました。