コネストのツアー

　行き先を自由に決められるチャーター便は、運転手がガイドを兼ねますが、ロッ○懸賞を扱うＪ○Ｂより断然安く、しかも４時間の島内観光（食事付き）よりも割安でした。私が考えたオリジナルツアーはこうでした。
　ロッテホテル９時出発～大浦海岸柱状節理帯～漢拏山東側道路通過～三穴姓～民俗自然史博物館～東門市場～牧官衙～竜頭岩～Ｅマート～トケビ道路～漢拏山西側道路通過～ロッテホテル３時。　でした。
　出発前にＪ○Ｂに「Ｊ○Ｂの半日島内観光は空港解散だったので、空港に直接帰ったもよいか」と問い合わせました。荷物を持ち歩く必要もあったので。「途中離団観光放棄は出来ないのでロッテホテルに２時半までに帰ってきて下さい」との返事。理に適っていたので納得し、上記のようにプランを立てました。時間的に無理は承知です。いくつかは諦めるつもりでした。
　初日に、孫ガイドが「ロッテホテル空港間は往復２時間弱掛かるから無駄です」と言います。ハイ百も承知です。Ｊ○Ｂは間違っていません。ところがこのガイド、（想像ですが）済州市で落ち合えば自分はロッテホテルまで行かなくて済みますから済州市を集合場所に提案してきました。荷物は自分で運ぶことが条件です。私たちに約２時間の余裕が出来ますから、願ったりでした。コネストに荷物も一緒に車に乗せてくれるようにお願いの連絡をしなければなりません。それがなかなか大変でした。

オプショナルツアーの選択

　このツアーで提供されたオプショナルツアーのうち、２日目はドラマロケ地ツアー、３日目はトケビ道路と買い物を含む島内観光を希望しましたが、島内観光は人数割れで催行不能になりました。「現地ガイドが案内できるツアーがあるかも知れません」と言われましたが、確実ではなく自分で探しました。
　ソウ○ナビとコネストを検索すると、断られた島内観光の料金より格安でコネストの車とガイドがチャーターで来ることがわかり迷わず予約。
　ところが空港に迎えに来たガイド孫○淑さんは自分を使って欲しいらしく、機嫌がよくありません。「コネストをキャンセルして私がご案内します」と言いました。当然コネストにはキャンセル料が発生します。しかもガイドにははっきりした代案がなさそうでしたから、お断りしました。ちょっと不愉快でした。

シュリベンチ その３

　途中にも踊り場にベンチがあったので、そのたびに「これがシュリベンチか？」と叫びながらやっと平たい場所にたどり着いた私たち３人、何も書いてないけどそこのベンチをシュリベンチに器用と決めた矢先、谷をまたいだその先に人だかりのベンチが見えました。それがかのシュリベンチではないかと言うことでやれやれ、もう一頑張り。　　向こうの建物は、新○ホテルです、多分。この菜の花畑を越えた高台に、恭しくシュリベンチ　　　確かに、証拠も添付
　私はこのベンチに座って、前日天帝淵瀑布の先のマーケットで買ったみかんと日本から持って行った森○のムーンライトを食べ、ポットのお茶を飲んで休憩。ちなみにさっきの人だかりは「シュリベンチ」だからの人だかりではなかったようで、「シュリベンチ！」「しゅリベンチ！」と騒いでいたのは私たちだけでした。ハイ。
　帰りは全く問題なく楽勝で帰れました。
　おいっ(-_-;)。ロッ○ホテルの従業員さんよォ～～～。ちゃんと近道教えてよっ!!!!

シュリベンチ その２

　砂浜に下りてもベンチらしい物は見つかりません。夏でもないのにビーチでは新○ホテルの「海の家」が営業中でした。従業員に尋ねました。男性は片言の日本語しか出来ませんでしたが、女性従業員は日本語達者で「シュリベンチ」と言うとすぐにわかってくれ、「ご案内します」と言ってくれました。
　ところが、ロッ○ホテルからやっとの思いで階段を下りたというのに、また階段を上っていかなければなりません。私の足はもう上がりません。仕方ありません。行くと決めたからには這ってでも行かなくてはならないのです。彼女はよろよろ階段を上る私達（ん？私だけかも。いっちゃんと小島さんは平気だったのかな？）をにこにこ笑いながら待ってくれます。申し訳ないので、途中でお断りしたら、これからホテルに戻るとのこと。えっ？この階段を一日に何度も往復しているらしく、若いだけではなさそうです。かなりの健脚です。
　かなりの高低差でした。シュリベンチとホテルの分岐点で彼女とお別れです。ロッ○への道も教えてもらいましたが、ここまでの苦労は何だったのかと思う道でした。
　これでシュリベンチが見つかったと思うなかれ、まだまだ。