オランダとの違い オランダの愚痴再び

　去年のオランダ旅行との最大の違いは何だったか？　
　志は悪くなかったと思います。ネットで「ブルーナハウスが改装され以前の博物館タイプではなくなった」　　ということは覚悟のうえでした。それでも行きたいと思ったので、がっかりしようが失敗しようが想定内でした。
　足に不安があって迷ったのは、今回のヴェネチアと同じ。添乗員の第一印象は、却って今回より良かったはず。出発直前、空港にクラブ〇ーリズム大庭さんから「ミッフィーのスーツケースベルト」が届いていたし・・・思えばあの時がオランダ旅行のピークだったかも・・・(´◉◞౪◟◉)。　
　参加人数が多かった、一人参加の人が多かった、参加した人が楽しい人たちばかりだったということに尽きるでしょうか。オランダはたった8人、一人参加は私のほかに一人、しかも仲良くなれそうにない人で、集合場所を確認しても嘘を教えられ（まるで「十二支のお話のネコとネズミの様だったわ）、添乗員が私を探しても知らんぷりだったそうだから、そんな人と私の気が合うわけがありません。
　
　わざとかと思えるくらい（クラブ〇ーリズムのいつものことですが）、予定外のコースをぐるぐると歩かされ・・たように感じ、添乗員の歩くペースは私の足には負担で、自由行動の時間に自分のペースで歩きたかったと思いました。勝手に予定外のコースにしちゃったんだから。
　インフルエンザになったのは仕方ないけど、添乗員にはそのフォローが成田空港までされないうえに、「余計なお世話」でますますテンション下がったわ。（2016年3月30日～記事参照）
　あの時、30数回目の海外旅行で初めて「お金を捨てた」と言う気になって、「これは神様（信仰心はありません）が海外旅行はもうやめなさい、と言っているんだ」と思ったものだから、これは大変、どうしても行かなくてはと思っている場所は行っておかないと、と今回のヴェネチアでしたが、ところが、どっこい。ヴェネチアが、ツアー仲間や添乗員に恵まれ、あまりにも楽しくて、「海外旅行熱復活！！」ヽ(^。^)ノ。
　

ツアーのメンバー

　今回のツアーは、23人参加、内一人参加は14人、一人参加の女性が12人。
　一人参加の人が多いとこんなに楽しい。



　全員一人参加。　　
　　

夜の大冒険

　その日、バーカロの予定がレストランになって
　
物足りなかった私ですが、夜のヴェネチア街歩きも出来ました。一人だったらぜ～～～ったい！出来ません。
　レストランからゲンちゃんを含む4人がすぐ近くのホテルに戻りました。かなり出来上がっている通称「オーナー」とほろ酔いの節ちゃんと欲張りな私は、昼間バルバラさんに教えてもらったリアルト橋付近のCOOPを目指しました。若者ではないけど、3人いれば何とかなるだろうと軽い冒険でした。
　COOPまでは順調でした。最初のお店で、私はみかんを買いました。その先の2軒目で、バッチ　　と
　ジャンドゥーヤ　　を買いました。
　その手前の路地を入ればホテルへ行けるはずでした。だって、昼間バルバラさんに連れられて、ホテルからこの大運河通りに出たのですから・・・。でも、さすがに夜のことで、怖いかなとの判断をし、「サンマルコ広場」の標識を頼りに進みました。行けども行けども、サンマルコ広場には出ません。たどり着いたのは「フェニーチェ劇場」でした。
　私のアンテナは方向が違いましたが、元気な二人に杖をつきつつよたよた歩く私は付いて行くしかありません。ようやく方角の修正をしたところ、マルツォ通りのブランド街に出ました。「グッ〇」があるではありませんか・・。あれっ？「グッ〇」は、サンマルコ広場近くにもあったよなあ～と思いました。後日考えると確かに店舗の規模が違いました。
　やがて、西側から広場に入ることが出来、ホテルにたどり着いたのでありました。

絵葉書

　8年前は、大量に絵葉書を買い込み、ドイツ商館の中にあった郵便局から日本に発送しました。
　ところが、今回絵葉書が見つかりません。どこにも売っていないのです。2日目は楽観。そのうち見つかるって・・・。ドイツ商館の郵便局が移動していることが気になって、ガイドさんには新しい郵便局の場所を聞いたつもりだったのですが、「ドイツ商館には郵便局がありません」と、具体的に新しい場所は聞けませんでした。
　添乗員に聞くと、絵葉書が出る年と出ない年があるらしく。今年出ている物は、過去の「売れ残りかも」とのこと。そういえばブラーノ島で見つけた絵葉書は反り返っていました。
　3日目に大運河沿いの小さなお土産屋で発見しました。「売れ残り」と言われていたのを、すっかり忘れ全種類10枚お買い上げ。5ユーロ。ところが、ゲンちゃんがやっと見つけてくれた郵便局でに日本までの切手を買うと2.2ユーロ。あれ？前より上がってる？
　何より、ユーロ貧民になりそうで、節ちゃんに両替してもらおうかと思うくらいでしたから、5通分の切手を買うのに精いっぱい。
　そして、買った絵葉書は案の定2016年製。あ～あ。チャンチャン。

クレジットカードが使えない

　ヨーロッパで日系のクレジットカードが使いづらいのは、知っていました。プリンスエドワード島でも日系のカードはほとんど使えません。この時、一軒だけ使えたお店がありました。添乗員も「この島で日系のカードが使えるのはこのお店だけです」と教えてくれました。ただ、使えるどころかその日系のカードで買い物をすると5パーセントだったか10パーセントだったか割引してくれるという特典が付きます。ややこしい。確か、韓国でもお店によって期間によって特典があったりなかったり・・。うっかりできません。2枚のカードを持って、店内の告知を目を皿のようにして探します。お店の人が気づいてくれるといいのですが、そんなことはほとんどありません。
　さて、今回ブリュッセルの空港で第一の関門。軽食のお店で日系のカードを使いました。いくら暗証番号を入れてもエラーになります。お店の人もさっさと「使えない」と判断すればいいのに、何度でも。こちらが「Vi〇a」のカードを出して、やっと解決しました。
　そして、ヴェネチアでは、怖くて日系カードは使えません。街歩きをしていると、時々日系カードを扱うお店も見かけますが、もしかしたら、トラブルの種かも・・です。
　ゲンちゃんが、案内された翌日に添乗員ご推薦のベネチアングラスの工房でグラスを2個買う決心をしました。日系カードは使えませんでした。ゲンちゃんは、日本人が良く来るだろう添乗員推薦のお店で、日系のカードが使えないとは思わなかったようです。しぶしぶ、あまり使いたくなかった「Vi〇a」のカードを使うことになりました。
　ところでさあ～、日系のカード会社は「海外でカードを使って〇〇をもらおう」などのキャンペーンやってるのに、ヴェネチアぐらいで使わせてよ、てんだ～(￣▽￣)