嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

君が居なくなったら、僕も死ぬ?

2008年06月04日 22時36分26秒 | 駄文(詩とは呼べない)
行き止まりを感じている。
たぶん、普通は行き詰まり、と書くんだろうけど。
でも、僕のは成長としての行き止まりなんじゃないかと感じる。

もうほどなくしたら、何をする気も無くなって
何もしたくないとすべてを投げ出すんじゃないかと、
自分のやる気の無さの芽が息吹いてくる様子に怯えている。

生きることに意味を見出せなかったのは
これまでとずっと変わらないけれど
逃げ出したいとも、隠れたいとも思わずに、
ただただあんのんと日々を過ごして
考えることを避けるようになってきたのは
ここ最近の短いスパンの問題のような気がする。

もう少し真剣に問題と向き合わないといけない。
生きることに責任は全くないけれど。
死ぬことには、少なくとも責任が伴う世の中だから。

くだらない、おもしろおかしいものだけが
災いのようにニュース化される世の中だけど。

きっと僕の居場所は、死ぬまでずっとどこにも無いままなのだろうけど。

それでも。

僕はきっと、自分の命を使って、
なにかをしなくちゃいけないんだと思う。

ほんの一人の人だけが、悲しく見つめる視線が降り注ぐ屍だったとしても。

あと少しで終わる。
もう少しで壊れるはず。

それでも、逃げ出そうという気力すら湧かない。

戦うわけでもなく、逃げるわけでもなく、
ただじっと寒くなっていく空気の音だけを見つめる。
どうにも勝てない世界だけれど、
きっとたぶん、従わないように、投げ出さないように、
冬を耐え続ける動物のように、
じっと自分の行く末を見つめることだけが、
僕の精一杯なんだと思う。

このろくでもない世界のために、歌う唄すら今は思いつかない。
僕の世界を、そこが終わる音を、届けるためだけに、僕の声はあるんだろうか?
身を投げ出す理由も思いつかない。

僕の中から、君が失われ続けている。