ハピネスあだちブログ第2弾 「福祉はまちづくり」

ブログ第2弾へ進化しました。研究&研修施設併設のユニット型特別養護老人ホームおよび在宅サービス事業6年目からの歩みです。

2012年度第1回職員会議開催

2012年05月31日 | 日記

2012年5月30日

2012年度第1回ハピネスあだち職員会議を開催いたしました。

 

議題は2011年度の事業報告と決算報告

   各マネージャーからの報告、昨年度の目標達成、本当に感謝いたします。

   ご苦労さまでした。

 

アリス甲子園派遣業務報告を赤沼看護職員からしていただきました。

   1ヶ月間ご苦労様でした。

 

ハピネスやくらからの二カ月間の交換研修を終えた田中達也生活援助員(ユニットリーダー)が業務報告してくれました。

   大変ご苦労さまでした。

   とても良い経験になったことだと思います。

   青森県の高齢者福祉向上のためにこの経験をいかしてください。

   相談する仲間が増えたことが一番のお土産かもしれません。

 

新たにこの日から研修に入る山村生活援助員(ユニットリーダー)の紹介

    2週間と短い研修となりますが、短期集中型でお願いします。

 

(手前が田中ユニットリーダー、マイクをもって挨拶しているのが山村ユニットリーダー)

 

最後に2011年度第三者評価報告を、評価機関の「にほんの福祉ネット」からいただきました。

特に良かった点

改善が求められる展

は追ってご報告させていただきます。

 

 

 

 

 

 


家族会総会が開催されました

2012年05月27日 | 日記

5月27日14時から

ハピネスあだち5階多目的ホールにて家族会総会が開催されました。

 

 

家族会の2011年度の活動報告、決算報告などがありました。

ハピネスあだちからは介護報酬改定、特養の役割の変化、看取り勉強会の提案などの時間をいただきました。

 

いつも施設運営をささえていただきありがたく思います。

ハピネスあだちの自慢の家族会です。

 

 

 


2011年度ハピネスあだち決算報告

2012年05月27日 | 日記

2011年度ハピネスあだち(各事業全体)の資金収支決算は以下の表の通りとなりました。

(単位;千円)

 

過去最高の収支差額率を計上することができました。

 

 

2011年度 ハピネスあだちにおける決算収支の分析報告は以下の通りです。

(1) 収入・・・当初予算と比較し2.3%↑(約2300万円)の増。前年度比1.3%↑(約1400万円)の増でした。

 

 ①    特養・ショートステイ

 対当初予算 1,400万円増   対前年度 600万円増

 要介護度4・5及び認知症自立度Ⅲ-a以上の重度者の徹底した管理に伴う日常生活支援加算の取得。また、多職種協働により、サービスの質が向上し、退居から入居までの入替日数の短縮や適切な看取り対応での入院数の減少につながり、結果として特養の稼働率が増加したことが大きな要因としてあげられます。

 

②    デイサービス

 対当初予算 520万円増   対前年度 110万円増

 職員のスキルアップにともない、サービスの質が向上し、重度の利用者の受入れを継続することが出来ました。そのため、介護保険収入の増となり、当初予算を大きく上回ることが出来ました。

 

 ③    居宅介護支援事業

対当初予算 410万円増   対前年度 370万円増

主任ケアマネージャーの配置により、特定事業所加算Ⅱの取得ができたため、当初予算を

上回ることができました。

 また、緊急困難ケースの積極的な受け入れや、地域包括との連携体制の構築により、ケアマネージャー1人当たりのプラン数が平均的に保てたことも大きな要因としてあげられます。

 

④    訪問介護事業

 対当初予算 370万円減   対前年度 40万円減

 要支援・要介護いずれの利用者においても骨折による入院が多く、サービス提供時間の減となり、当初予算を下回る結果となりました。

 

(2)人件費・・・対当初予算 370万円増  対前年度 530万円増

   人件費率 目標56.0% → 実績55.1%(約1%の経費ダウン)

   育休が多く、それにともなう引継ぎ期間を設けた職員採用により多少の増加は見られる

ものの、ほぼ当初予算通りの結果となりました。

 人件費率に関しては、収入面で大きく予算を上回ったため、目標の56%に対して55.1%

と、約1%削減することが出来ました。

 

(3)事務費・・・対当初予算 830万円減  対前年度 50万円増

         事務費率 目標9.6% → 実績8.6%(1%のコストダウン)

   事務費支出を削減できた主な要因として、以下の3点が挙げられます。

 1. 消耗品・器具什器費 500万円のコスト削減

   取引業者の集約し、単価ダウンに成功したことによる減

 2. 業務委託費 55万円のコスト削減

   ネットワーク関連委託費の削減、産業廃棄物量の減少による廃棄物回収委託費の減

 3. 印刷製本費・広報費 85万円のコスト削減

   Eメールによる情報伝達体制の整備による、紙媒体資料の減少、コピー機の印刷費を削減できたため。

  

(4)事業費・・・対当初予算 750万円減  対前年度 150万円減

   事業費率 目標11.4% → 実績10.5%(0.9%のコストダウン) 

 事業費支出を削減できた主な要因として、以下の3点が挙げられます。

1. 水道光熱費 180万円のコスト削減

   節電・節水対策により、コスト削減することができました。

2. 消耗品・器具什器費 360万円のコスト削減

   一括購入による単価ダウンに成功したことによる減。

3. 賃借料 170万円のコスト削減

   リース契約の見直しによる減。

 

(5)経常活動収支差額・・・対当初予算 3500万円増  対前年度 930万円増

   経常活動収支差額率 目標23% → 実績25.8%(2.8%増)

   収入の増、支出の減という結果にともない、経常活動収支差額も当初予算と比較し、

   3,500万円増(2.8%増)の26,900万円で2011年度を終えることが出来ました。

   2011年度は、高稼働率の維持や加算の取得、補助金や助成金の活用による収入増と

   一括購入による消耗品等のコスト削減などの支出減。これら収支両面からのアプローチ

   が機能することができました。 

 

 

 

 

 


学習療法を喫茶やテラスで

2012年05月25日 | 日記

ハピネスあだちには一階地域交流スペースに喫茶、テラスデッキがあります。

天気の良かった今日(5月25日)は学習療法を専任の稲田支援者の案内でその喫茶やテラスデッキで行ってみました。

 

風や木々も前頭前野への刺激を与えてくれたことでしょう。

 

喫茶利用中の方からも励ましの声をかけていただきました。

それも前頭前野を活性化してくれたようです。

 

また様々な形で実践してみたいと思います。

季節感

これって大切なんだということが

ご入居者の表情などをみていると、職員に分かるんですね。

すがすがしく感じた光景でした。

 

 

 


学習療法シンポジウム in 横浜に参加

2012年05月25日 | 日記

5月20日(日)横浜市のパシフィコ横浜で開催された

「学習療法シンポジウム in  横浜」に参加してきました。

 

 

 

総参加者数は約1,100名

午前中の第4分科会(施設経営の観点から経営を考える)で

施設長・小川が以下のテーマにてハピネスあだちの取り組みを発表いたしました。

「学習療法から経営価値を変える・・・生活の安定から経営への安定へ」

超高齢社会における『地域居住』への貢献

 

たくさんの施設管理職の方々が参加し、グループディスカッションも盛り上がりました。

 

香川県の「絹島荘」熊本県の「ゆうとぴあ」の施設長の発表も興味深いものでした。

 

 

 

午後はパネルディスカッション

テーマ「医療・介護・地域と学習療法」

行政の立場から;新潟県 見附市市長 久住時男様

地域医療の立場から;東京都 社会福祉法人創和会 理事長/医師 西嶋公子先生

医師の立場から;大阪府 医療法人興世会 老健石きり 理事/医師 田仲みすず先生

実践者の立場から;福岡県 社会福祉法人道海永寿会 特養永寿園 園長 山崎律美様

座長;東北大学加齢医学研究所教授/学習療法研究会会長 川島隆太先生

見附市は学習療法導入に補助金を出し素晴らしい考え方に基づいて実践をしています。

二人の医師の話は医療へのメッセージ性がとても高いものです。

学習療法発祥の地 道海永寿会の山崎さんのお話にはいつも重みがあります。

川島先生は学習療法を導入施設が地域ごとに手を取り合い広めていける段階に入ったことを示唆されました。

 

その後、

全国に広がる学習療法のネットワークの紹介が行われ、

愛媛県松山市の和光苑・重松施設長とともにハピネスあだち施設長・小川によって、エリアごとの学習療法ネットワーク化が提言されました。

 

学習療法はアメリカでも実践され、その成果がマスコミを通して日本へ報告されました。

効果や変化は確実に現れますが、それを継続させるためにはたくさんの事例を持ち寄って情報の共有をはからなければなりません。

認知症にならない、認知症になっても

住みよいまちづくり

住み慣れたまちで、そのひとらしく いつまでも

地域居住への貢献をめざして

学習療法の輪を広げていきたいと思います。

 

 

 

 

 


上海福祉視察ツアー参加報告

2012年05月25日 | 日記

5月16日~19日の4日間

高齢者住宅新聞社主催の上海福祉視察ツアーに参加してきました。

参加者はファミリー5名のうち、ハピネスあだちからは2名

施設長と事務マネージャーが参加。総参加者数は29名でした。

上海のまちをご紹介します。

経済が活性化する上海

しかし二輪車も多く、しかもヘルメットなし

交通事故は日本の24倍ということです。

 都市部は夜も交通量が減りません。

ただしメタンガスと電気自動車のようで排気ガスのにおいの不快感はありません。

 

 

市の中心部には外資系などの大きなビルがたくさん建てられています。

ナイトクルージングに出かけました。

とても混んでいて賑やかです。ものすごい勢いを感じた瞬間の一つです。

 

都市化と歴史的建物のコラボを鑑賞しました。

元はイギリス領の上海

西欧的建築物もたくさんあります。

 

経済復興を遂げ都市化の進むまちの中には

下の写真のような共同住宅もたくさんありました。

洗濯物の干し方が日本と異なります。

 

あちこちにある住宅群

 

街角のタバコ屋

 

上海のコンビニエンスストア

私たちも利用しました。

 

 

上海の失業率は高いようです。一流大学卒業でも就職率は60%程度

よって女性は50歳、男性は55歳で定年

そのリタイアメントが公園で仲間と健康を求めて踊り続けていました。

 

 

行政の管理する施設でもリタイアメント層が午前中から卓球をしています。

 

やはり女性は踊りが好きなようです。

 

一人っ子政策も緩和されてきているとのことですが、

コスモポリタンを目指す若者の裏で、こんな社会をつくりだしたのかもしれません。

 

行政から民間へ委託運営されている老人ホームの視察です。

とても歓迎され管理者の方自ら丁寧なご説明をしていただきました。

盛んに日本の同業者の目からみた改善するべき指摘事項を求められました。

まじめに高齢者へのサービス向上につとめています。

 

 

 

もと工場の再利用部分もあるようです。

 

まだ多床室が中心です。

 

 

ベッドとベッドの間にカーテンがないのが気になりました。

 

トイレ事情も少し日本と異なるようです。

 

 

お風呂はシャワー

これが上海の入浴文化という説明になかなか納得できない視察メンバーもいました。

 

老人ホームの中でのレクリエーション風景

みんなで歌をうたい、とても元気にみえました。

 

 

上海市のデイサービスも見学しました。社区という単位ごとに設置されています。

要介護者向けではなく地域の自立高齢者向けです。参加人数は決して多くはないという説明でした。

 

 

こちらは民間企業が経営する老人ホーム。

900室を超える大規模開発です。

 

広い敷地にフィットネスもあり、立派な建物です。

 

そこで暮らす高齢者は要介護者ではありませんでした。

日本的に言えば元気老人型老人ホーム

下の写真はモデルルームです。

どこの国でも家族の写真を並べるのは共通のようです。

 

 

広い敷地に置かれたベンチで語らう高齢者

 

 

上海市民生局も訪問いたしました。

 

行政の方々とも情報交換ができました。

とても歓迎していただき、有意義な情報交換ができました。

 

 

上海の高齢者福祉には認知症ケアの話が出てきません。

質問してみると

それは病院で行われているという回答でした。

 

上海市が直営する老人ホームも見学しました。

ここには要介護者の方々も住んでいます。

 

上海で行われていた福祉機器展ものぞいてきました。

日本のHCR(国際福祉機器展)ほどではありませんが、結構大きな規模で開催されていました。

 

ベッドのデモコーナー

別なブースでは日本のメーカーの知り合いと出会いました。

日本企業も進出しています。

 

 

視察中はすべて中華料理をいただきました。

食文化を知る機会です。

 

毎回出される鳥の姿が丸見えの料理、少し苦手です。

 

時間が経つにつれターンテーブルはお皿であふれてきます。

 

本音を言うと、やはり日本料理が良いと感じた次第です。

 

初めての上海

どうしても日本との比較の中でみてしまいがちです。

おそらく日本との関係性はますます深まってくるだろうと感じた視察となりました。

 

 


内部事業監査が行われました

2012年05月15日 | 日記

5月15日午後、岩渕監事による事業の内部監査が行われました。

立ち合い者は施設長、各部門マネージャー、事務リーダーです。

1.会議の開催状況

2.職員の離職状況

3.学習療法取り組み状況

4.看取り援助

5.家族会

6.社会福祉法人による軽減制度の利用状況

7.医療体制

などについてヒアリングなどを受けました。

今日の内部監査報告は昨日の会計内部監査報告とあわせて5月26日の決算理事会・評議員会へ報告されます。


法人内部会計監査が行われました

2012年05月14日 | 日記

渡部仁子監事による内部会計監査が行われました。

1.監査日時  2012年5月14日(月) 10:00~14:00

2.監査場所  特別養護老人ホームハピネスあだち 地域交流スペース

参加者は以下の通りです。 

3.監査立会者 社会福祉法人 ファミリー 理事長  佐藤 和夫

関東地区 法人本部長兼ハピネスあだち施設長   小川 利久

法人本部次長兼ハピネスあだち事務マネージャー  佐藤康一郎

ハピネスあだちセンターオフィスリーダー 山本 悦子

ハピネスあだち会計担当        友寄 沙織

ハピネス都筑事務マネージャー    高橋 秀通

ハピネス都筑事務リーダー       諸橋真由美

青森地区 法人本部次長        武石 敏昭

法人本部会計担当           澤田 康二

 

監査内容は事業監査とあわせて、5月26日開催予定の決算理事会・評議員会へ報告されます。

 

 


2012年度ユニットリーダー事業計画発表会第2回

2012年05月14日 | 日記

2012年5月14日18:15から特別養護老人ホームハピネスあだちのユニット事業計画が担当ユニットリーダーから発表されました。

ご家族様にも伝えてあげたいような計画ばかりでした。

 

 

ハピネスあだち施設全体の2012年度目標は

「地域居住」への支援

(住み慣れたまちで  その人らしく  いつまでも)

です。

 

 


2012年度ユニットリーダー事業計画発表会第1回

2012年05月11日 | 日記
ハピネスあだちではユニット毎の事業計画をユニットリーダーが作成します。そしてその内容を各部署・多職種が連携&協働するために情報共有をしていきます。


第1回目の発表会は
2012年5月10日18:15~
ハピネスあだち5階多目的ホールにて開催され6名のユニットリーダーがそれぞれ個性的なパワーポイントを駆使しながらプレゼンテーションしてくれました。







前年度の運営分析、目標達成状況から今年度の方針を打ち出します。
「季節感」、「個別ケア」、「食事の提供」、「環境づくり」、「ニーズ」
「傾聴」、「笑顔」、「行事」、「看取り」、「学習療法」、「チームワーク」
などなど、様々な用語を使っての発表でした。






第2回目は5月14日に開催されます。



東京都社会福祉協議会高齢者施設福祉部会総会で発表

2012年05月11日 | 日記
5月10日東京都社会福祉協議会高齢者施設福祉部会の総会で
ハピネスあだちにおける平成24年度(第五期介護報酬改定)のとらえ方と取り組み実践を発表する機会を与えていただきました。

まだ一ヶ月間の状況ですが、平成23年度の決算分析、4月度の運営分析を報告し、以下の様々な取り組みを紹介しました。

(1)平成23年度決算数字
(2)平成24年度4月度月次
(3)口腔介護リハビリの取り組み
(4)看取り援助の取り組み
(5)学習療法の取り組み
(6)人事管理制度
(7)組織編成
(8)予算統制


                      施設長 小川


高齢者施設福祉部会 部会総会の開催について


 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、年度計画により平成24年度第1回部会総会を下記の通り開催いたします。
 つきましては、ご多用のところ恐縮に存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席いただきますよう
よろしくお願い申し上げます。



1 日 時
   平成24年5月10日(木) 14時00分~16時30分
※ 進行により、終了時間が17時頃となる場合がございます
2 会 場
   ホテルメトロポリタン エドモント 2階 悠久
3 内 容(予定)
(1)部会役員・専門委員会委員等の選任について
 (2)平成23年度事業報告及び決算・監査報告について
 (3)第7回高齢者福祉研究大会「アクティブ福祉in東京'12」の開催について
(4)全国老施協、関ブロ老施協報告
 (5)分科会、委員会等報告
第1回 特別養護老人ホーム 介護職員賃金実態調査
 報告 施設管理検討委員会アドバイザー(株)フロインド 下田静香 氏
(6)講演1:東京都高齢者保健福祉計画について(仮題)
     講師 ルーテル学院大学 学長 市川 一宏 氏
    講演2:平成24年度介護報酬改定のとらえ方と取組み事例
講師 ハピネスあだち 施設長 小川 利久








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地域の福祉拠点をめざします