先日の記事で
義妹とは同い年で同じ嫁の立場だから…と書いたけれど義妹が
「そんなの許されないよね
」
「自分だって子ども3人なのに」
…と義母に対して憤慨していたのは
実はわたしの気持ちとはかなり離れていた
わたしは義母に何と思われようが実は構わない
義母が好きで結婚したわけじゃない
義母だってわたしが疎ましかっただろう
わたしが夫の実家にご挨拶に行ったのは18歳のとき
夫は24歳で夫の妹弟は大学生だった
夫のことだってまだ子ども扱いだった
「お前はいつ帰ってくるんだ」
そう言っていた
「両親が連れてこいと言っている」
と言われて同行したけれど
今思うとアラ探しされていたんだろうなぁ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
なので
義母への怒りの気持ちは最初からなかった
ただ訳が分からなかっただけ
悲しかっただけ
わたしは夫の気持ちしか興味がなかった
だからあの時
「えっ、オカンがそんな電話してきたの
」
と驚いて
「俺から話しとくからお前は心配しないでいいからな」
そう言ってほしかったのだ
それだけで良かった
ただそれだけなのに…
現実は残酷だ
亡くなってからこんな追い打ちをかけられるとは![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
先月まで相続手続きに追われていた
現役で働いていた人が亡くなるのは本当に大変なことだ
わたしは財産関係のことは何も知らず
それでなおさら大変だった
生まれてから亡くなるまでの戸籍を集めなければならないが
それは顧問になってもらっている税理士さんにすべて任せた
隠し子がいないかを徹底的に調べるという
わたしが義弟の前で
「(隠し子)いたりして~~」(笑)
というと義弟は怒ったように
「そんなの絶対いない
」
「仕事が忙しくてそれどころじゃなかったし、そんなことわかってるでしょ
」
義弟は兄の名誉のために
そしてわたしへの慰めで言ってくれたのだと思うけれど
実はわたしはその想像を楽しんでいたのだ
あまりにも寂しかったから
夫が可哀想でならなかったから
ホントに仕事ばっかりで何か楽しいことあったのかな?
この先 年を取ったら でも仕事は少しでも続けたいなぁ…
完全にリタイアするのは考えられないなぁ…
時間ができたら旅行したいなぁ…
そんなこと言っていたよね
でも現実はがんになって
治療で苦しんで
ボニーががんで亡くなって
絶望して
血糖値が上がって
食べられないものばかりになって
マズイものばかり食べさせられて
苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで…
生きていていいことあったのかな…
何かこの世に生きて楽しいことあったのかな…
人生これで良かったの…?
隠し子って…
隠れてるのも大変だろう
もしそんな子がいたら会いたいと思った
その子とその子のお母さんと
わたしの知らないことを聞かせてほしい
だって間違いなく彼の人生を彩ってくれた大切な人たちだから…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
でも実際は誰もでてきませんでした~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
義弟の言う通りです~(笑)
わたしの思いは実際には誰にも伝わらないので
ここに書いちゃった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
考えると
90歳を過ぎて
夫の浮気が許せないと言っている義母って
わたしよりもずーっと“オンナ”ですよね…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)